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性格の悪そうなBLOG

いちいち長いですが中身は特にないです。

有休消化日記。

有休消化になり、平日の恩恵をフルに受けようと思い、やってみたかった事をしている。

とは言え、あまりアクティブではないので自分に疲れが出ない範囲で(例え疲れても次の日も休みなので良い気もするのだけれど)試みている。

 

退職直前の「ララランド」から始まり、「この世界の片隅に」を2回観た。

この世界の片隅に」は1度目で滅茶苦茶泣いて退席時に前に座っていたカップルが振り返ってこちらをガン見するレベルで、2回目は流れが解っているから平気だろうと思ったら、来るぞ来るぞみたいな感じで1回目よりも酷い泣き方となり、隣に座って泣いていたおばちゃんにティッシュを頂戴するレベルだった。

良い映画だったねーみたいな話をしながら歩いているとエントランス的な所でコーヒーをご馳走になってしまう。

恐縮していてしまうも、後半からシー◯ズの様な話に切り替わってしまい、解るんだけど解らない、むしろ解りたくないというか「透明な涙でも同じ色ではないのだな」と詩的に勉強になった。同じ理由で泣いてなかったというのは結構ショックだ。違って当たり前なんだけど。

それにしても「この世界の片隅で」はとても良い作品だった。1点だけどうしても疑問が残るんだけど(象徴的に取り上げられていた紅の出自と元の持ち主?の名前が誰なのか)これは原作を読めば解決出来そうと思って購入。またちゃんと読む。

 

 支店にいる同期に挨拶に行く為に東京へ。

後輩とのランチをブチ込んだら東京に行くのに観光に費やす時間があまり無くなってしまい、空き時間は映画でも観ようと思っていた。

結果としては天気が良いので靖国神社や皇居を散歩してきたらという支店の元同僚たちの総意に従う感じでブラブラした後、何故か後輩の仕事を手伝って業務をこなした。

同期との飲み会は重たい話ばかりで、わざわざ自分から送別会に出張に来たハズがそんな話は殆どなかった。別にいいけど。

 

翌日、朝から浜松の支店に行く為にまた新幹線。三連休初日ということで普通車という普通車が完売しており、自由席もこれは座れないのではと怯えてチャレンジもせずグリーン車の切符を購入した。グリーン車はガラガラだった。

浜松は駅の北側が発展し、南側はジワジワと衰退しているという話で、わざわざランチの為に出てきてくれた後輩によると駅の周辺に5件もスタバがあるというスタバ大好き市らしい。

実際随分スタバが多いなという印象ではあったけれど街の規模を考えれば過剰供給ではなかろうか。単純に甘くて華やかなコーヒーが好きな人たちなのかも知れない。

ハンバーグの有名チェーン店さわやかへはバスで10分程度。

お昼時ではあったものの1時間程度で席につけたのはラッキーだった気がする。

食べ方の作法などを教わりつつ、食べる。

ドッシリしつつもギトギトしておらず、しっかりした肉の味がするハンバーグで、250gという大ボリュームでお腹いっぱいになった。

最後まで飽きることなく美味しかった。

その後は、お茶しながら色々話を聞く。

支店が違うので実態が掴みきれていなかった後輩の悩みなどを延々と。解決してあげられる事は最早少ないけれど、聞いてあげるだけで楽になる部分もあるだろうし、微力ながらどうにかしてあげられたらと思う。

後は単純に仲の良い後輩に会えた事がとても嬉しかった。支店に行ったら休日出勤していた同僚にちょっと文句を言われる。

新幹線で帰宅。高いがやっぱり高いだけあって速い。

 

その翌日は元同期や仲の良い元同僚と大阪で飲み会。100gあたり1000円のTボーンステーキの重量は骨込みのソレとのこと。どの料理も美味しく、落ち着いたお洒落なお店であったものの、カットされて提供された700gのTボーンステーキのTボーンが御起立状態で配されており禍々しくさながら肉欲案件であり、全然お洒落じゃなくてゲラゲラ笑ってしまった。

せめて、もう少し上品に生きたい。

重たい話を3日連続で聴く。もうお腹いっぱい。僕が好きで勤めていた会社は色んなところに穏やかな地獄が横たわっている荒地だったのかも知れないとボンヤリ思う。

それでも皆大好きな事には変わりなく、これが社会生活というものかとしみじみ考えた。誰もが何かを我慢しつつ自身と相手をそれぞれのバランスで思いやりながら生きている。

我が家に泊まる元同僚と終電に揺られて帰り、ポツリポツリとそんな話を深夜までして就寝。

 

更にその翌日、恋愛に悩む元同僚を思いつきで占い屋さんにブチ込み、同席を試みるも拒否されてしまい、占って欲しいこともなかったので1人で待ちぼうけを喰らう。

お昼を食べてお土産の買い物に付き合ってお別れ。随分久し振りに会った気もするけれど懐かしさは微塵もなく、近いうちにきっとまた会うだろうからあまり寂しくもなかった。

こう思える様な元同僚がいるというのは恵まれた事なのかも知れないなーとウトウトしながら帰宅。昼寝したい。

 

またー。

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2017.02.24 大森靖子・DAOKO(@BIG CAT)、02.25 大森靖子の出張実験室を観てきました(@ロフトプラスワンウエスト)

ユーリオンアイスというアニメを後輩がオススメしてくれて観たらどハマりしてしまい、家でやたらフィギュアスケートごっこをする様になった。

個人的にはユリオという愛称がつく男の子が本当に好きで、彼の強さ、弱さ、愛らしさ、寂しさが詰まった第2話を3回立て続けに観た。

勇利とヴィクトルのイチャイチャみたいな所もハイライトなんだろうけど、作品のサラッとした感覚というか、必要以上にバックボーンを競技中にカットインしてこない構成とかこっちに妄想の余地をほぼ白紙で投げてくれてる感覚がとても好きでグイグイ観た。競技に挑む姿勢や言動がどいつもこいつも可愛くて良かった。最終話ちょっと詰め込みすぎだろと思ったんだけど、派手で楽しかったし、何よりユリオ素晴らし過ぎて最終話も3度観た。

 

休日出勤が続いて気持ちが荒み、肌もボロボロに荒れ、やりたい事だけする日が欲しいと思って有給休暇を取得。

会社に行くのと同じ時間に家を出て、普段と同じ電車に私服で乗り、梅田に出てきて映画を観た。

同じ車両に乗る固定メンバーってあると思うんだけど、その人たちの中で一人普段と違う装いをしていると不思議な気持ちになる。いつも絶妙に柄がでかいネクタイをしているサラリーマンのおじさんと目があったけれど、向こうは景色の一部としてしか見てない感じでちょっと悔しかった。

最初は一家惨殺のサスペンスを観ようと思ったんだけど、朝の9時から一家惨殺とか流石に重たくて胃もたれしそうだったので全然違う映画を観た。

サクセスストーリーではあるものの、夢を叶える為には犠牲を払う必要があると笑顔で述べてくる親切設計(ただしグーで殴る、みたいな)の作品だった。面白かった。

 

夢と現実についてボンヤリ考えながら、人生で初めて占いに行った。

仕事運を診てもらう為に。ネットで調べて極力オープンな雰囲気の、怪しくなさそうな店を選ぶと20分で2000円ちょっと。思ったより安い。

店員さんが選んでくれたのは四柱推命とタロット占いを得意とする占い師の方で、なんて言うか若くて美人だった。

もしかして若い男は全員この人を紹介されるんじゃないだろうか、キャバクラかよという気もしないでは無かったのだけれど、こちとら初心者なので占って貰えるなら誰でも大変有り難いし、美人ならまあそれはそれで更にお得感がある。ちゃんと年相応におっさんだった。安心した。

最初に「壺とか買わせないから安心してくださいね」と言われ、占い開始。

生年月日がガチガチの理系らしく、仕事の傾向、性格、体調などバリバリ当てられる。まあ顔や言動を観察してかなり補正を掛けて寄せて来てるんだろうけど、それはそれで技術として信頼出来る気がするので「あ、この人を紹介してくれたのは本当に当たりだからなんだ」と2000円が一気に安く感じた。

肝心の内容としては、仕事に対するスタンスを肯定され、10年単位で仕事運を教えて貰い(鵜呑みにするならば80歳くらいまで上り調子の超晩成型らしい。そんなに生きたくないんですけど)、先何年かでかなり強めのモテ期が到来するので職場の女の人に気をつける様に忠告を受けた。「かなり強めのモテ期」としてどうしても矢吹健太郎赤松健の漫画が脳裏をよぎる。僕の中のオタクはまだ死んでいないのだと思い知る。

あとブログのブの字も出しておらず、理系という情報でもって話が進んでいたのに唐突に「文章書くの得意ですよね?ブログ書いてませんか?」と聞かれてギョッとした。真逆のことを当たりやすい表現で聞くというテクニックの気もするけれど、ビックリしたし、「お金になるから続けて下さい」と言われ、この中身のない文章が金になる見込みが占いの上ではあるとの事なので、我こそは金にしてやろうという方は大きな声でもって挙手をお願いしたい。お金はとても好きですので大歓迎です。何卒。

当たるも八卦当たらぬも八卦ってこういう時に使うのかなーと思いながら相談してるだけで充分気持ちが軽くなった気がする。良い所と、あと気をつける所だけ活かしていこうと思った。

帰りがけ、名刺に出勤日を書き込んだものを渡されたんだけど、裏面に可愛いイラストが印刷されており遥か彼方に飛ばしたハズなキャバクラ感が蘇る。それくらい気軽に来てねって事なのかも知れないけど、こちとらキャバクラに行ったことの無い人生を送っている為に片付け忘れたハードルに足を引っ掛けられた気分。

 

行列の出来るハンバーグ屋さんに並んで遅めのランチを食べる。普段一人だと並ぶ=死を意味しているかの如く何でも良いから空いてる店を探すタイプなので新鮮な気持ちになったのと、皆が並んでいるだけあってとても美味しかった。

 

通りすがりにいつも満席で入ったことの無いカフェが平日という事もあり空いていたので思いつきで入店。コーヒーを飲みながらタルトをのんびりつついていると会社から出勤要請が入る。どうにも無視出来そうもない内容だったのでケーキを追加オーダーして食べて気持ちを鎮めつつ奮い立たせるというG難度をキメ、出勤。

「有給休暇って言葉の意味知ってます?」と上司を煽りながらの作業は2時間を突破する超大作。僕は僕の上司じゃなくて本当に良かったと思う。

 

本来休みだったので開場に間に合う予定が、開演時刻の2分前に到着してしまう。

間に合って良かったとは思うけど悔しい。

 

2017.02.24@BIG CAT

大森靖子 

大森さんを関西で観られるのはそもそもとても嬉しいのだけれど、それが段々と、っていうかどんどん好きになっている気がする。

直前にウッとなってしまう事も含めて、バーンと解放される様なライブで(とは言えぶつけるというより「聞いて、昨日こんな事があってね」という感覚で)、個人的にも全く別の所でウッとなってた分だけバーンと解放しながら(こちらも「最近マジ最低なんですよね」みたいにポツポツ愚痴る感じで)観ていた。

何故かELLEGARDENのSalamanderを思い出していた。There ain't no...There ain't no...There ain't no...

SHINPINだけはただ純粋に「はーカッコイイ・・・」となりながら観た。

あんまり書ける事がない。

 

DAOKO

フェスでしか観た事がなかったので、格好良さにブン殴られた。

ゴリラズみたいにステージと客席の間にスクリーンがあって、そこに歌詞とかMVのカットを流したりしてて、その映像がすごく綺麗なのに向こう側のDAOKOさんもキッチリ見えて技術スゲーとなった。

トラックが思ってたよりどれもこれもソリッドで、深く沈む様な曲だったりバッキバキの曲が大好きなimaiさんと近い気質の音の印象だったり間合いで親近感が湧くというか一気に好きになってしまった。

大森さんの都会は新宿で、DAOKOさんの都会は渋谷なのかなーと曲的にも思うんだけど、都会に種類があるっていうのは自覚があって(僕は大阪出身なんだけど、神戸や河原町は全然別物だと思う)、でも東京という括りの中に幾つも別の色した都会があるのは本当に慣れない。東京駅や品川駅に降りる時、いつもFF5ネオエクスデスを思い出す。2回セーブデータが消えて、ようやく倒したラスボス。

ラップの様なリーディングの様なDAOKOさんの歌を聴きながらそんな事をボンヤリ考えた。

 

さっさと帰ってさっさと寝て早起き。

 

2017.02.25 大森靖子の出張実験室@ラストプラスワンウエスト

ファンの質問に答えてくれたりミニライブがあったり。

東京の雰囲気は知らないけど、大阪には大阪の好きの空気があるんだろうなと思った。

ライブも前日と全然違う、映画の頃の楽曲に寄せるセットリストで嬉しかった。

書きたい事が沢山ある割に書ける事が少なくて語彙力死んでくのを感じる。

 

またー。

脱毛体験にいっただけの日記。

こんな個人情報は誰も欲しくないだろうけれど、肌が弱い為に剃刀負けが頻発しており、特に財力が備わった訳でも無いのだけれどいい加減頭打ちも良い所なので諦めも付き、思い切ってずっと気になっていたヒゲ脱毛の体験コースを申し込んだ。

どれだけ剃刀負けするのかと言うと、悪戯盛りのガキ大将ばりに生傷が絶えない。ごめん解りにくくて。

さて、脱毛にも色々種類があるものの、こちとら先述の事情でもって美容というよりマジ剃刀負け一択みたいな所があり、弱めの光魔法もとい光脱毛では埒がHEART OF SWORD〜夜明け前〜なので永久脱毛を選択した。

この永久脱毛が電撃で毛の生産工場を爆破するというポケモンの様な内容で、どれだけの痛みを伴うのかハラハラし、何度か予約をキャンセルしようとしてその度に思い留まるという行程を経た。

あと何故か収録曲が全9曲なのにバージョン違いのHEART OF SWORD〜夜明け前〜が2枠を占めるT.M.Revolutionの「restoration LEVEL→3」は非常にコンセプチュアルで格好良いので皆聴いたらいいと思いますよ。インストかな?くらい歌が始まらない曲もあってボリューム半端ない濃密な40分程度を味わえる親切設計。

 

訪れた脱毛屋は某有名エステチェーンで、お客さんが美意識の権化ことF4みたいな人ばかりだったらどうしよう赤紙が発動して天パのイケメンとどうこうなってしまう、と早く到着してしまった為に10分程度テナントビルの周りをグルグルと歩き回る。どうせ店内で待たされるだけなんだからさっさと行けよと自分を鼓舞するもウダウダと予約時刻ピッタリまでウォーキングは続いた。まったく健康志向で嫌になる。

覚悟を決めたと言うより予約した癖に気持ち的にはもう諦めの境地で震えつつ入店し、さあ来いF4どうとでもなれという気分で待合い室に座るものの、僕を包んだのは意外にも妙な親近感だった。

周りの客はスクールカーストでいうと中の下から来ましたみたいに大人しく、肌だけでなくメンタル的にも剃刀負けしてそうな雰囲気の人ばかりだったのである。

中学時代の昼休みを思い出す空気感に戸惑う僕。どこにもいない道明寺。それはそれで寂しい。

皆一様に俯くようにスマホを覗き込んでゲームに没頭しており、誰も僕の視線にも全く気付かない。もしかしてメンタル方面のクリニック的なところに来てしまったのかと疑ってしまう程に覇気がない。何かに魅入られてエナジーを吸われているのかも知れない、悪魔くんを呼ばなければエロイムエッサイムエロイムエッサイム我は求め訴えたりしても残念ながら悪魔くんは人間なので召喚出来ませーん!何だこのテンションいい加減辛くなってきたわ。

そしてスタッフの方々は男女ともに異常に声のキーが高い。フォーリミとヒステリックブルーといった感じで、漏れなくマスクを着用しているので全員が腹話術で喋っている可能性を見出してしまう。

つられてこちらの返答も基本キー高めである。出し慣れない音域の為に声が掠れてしまう。修行が足りぬ。

 

まずは脱毛についての印象やら疑問点をヒアリングされたので「高そうだし時間かかりそうだし痛そうだしで毛が無くなる以外は全て不安」と馬鹿正直に申告したらちょっと対応してくれたお兄さん言葉に詰まってた。突然本気出してごめん。

しかし流石プロ、何故時間が掛かってしまうのか、痛みはどの程度なのかなど懇切丁寧に説明してくれる。時間については毛の生える周期と一気にやるとスゲーパンパンに腫れるという事などを知識として得る。

唯一コストについてはそれにしても高いって感覚が覆らなかったので割愛するけれど、まー出せない額でもないなと歩み寄りはみせた気がする。

 

その後、体験で100本から150本のヒゲを処理して貰う。

客層及びスタッフの声のキーの高さにそぐわぬ重低音のドスの利いた、10曲中7曲で人が死んでそうな洋楽ラップを何故かBGMにし、歯医者にある椅子を三段階くらいかっこ悪くした様な椅子とベッドの間の子みたいなのに寝かされ、アイマスクを装着された上で他愛ない世間話をしながら地味に痛い電撃を喰らう羽目になった。

痛い!って程でもなく、どっちかというとピリっとした?ちょっと熱かった?くらいのインパクトでフェイスラインからアゴの脱毛を体験する。鼻下はゴムでパチン!とやられる様な類の痛みがあるものの、痛いかどうかと言われると微妙なレベルで済んだ。肌質や体質によっても左右されるのだろうか、そんな事よりも口下のヒゲを処理している最中にもスタッフの人が平然と会話を続ける為、話してもいいのかジッとしとかないといけないのか判断が出来ずモゴモゴと出来るだけ口を動かさずに喋ってしまう。

非常に間抜けな光景だったと思うし、目隠しされてヒゲ抜かれるなんてちょっと性癖の域に片足突っ込んじゃいないか、もしかして待合室で他のお客さんが個々の世界に没頭していたのは無意識にその手のお店と同じ互いに不干渉を徹底するスタンスを取る為だったのだろうか、だとすればキョロキョロしていて申し訳ない。視線が痛かったろうに。

そんな事を考えているうちに30分程度で終了。冷却ジェルを顔に分厚く塗りたくられ、暫く放置された後に拭き取って貰って終了。

 

感想としては「思った程痛くない」「めっちゃ早い」「喋っていいのか判断がつかない」というもので、最後の感想は綺麗にスルーされた。拾う素ぶりくらい見せてくれてもいいんじゃないでしょうか。

どこのヒゲをどれくらい減らしたいかを告げ、見積を出して貰うと、まー当たり前だけど高い。保護を名目に生えて来てくれたモノをわざわざ金払って死滅させるという背徳感が値段を釣り上げているんだろうか。

ただ、この金額で随分楽になれるのならばそこまで高いとも思えず、悩む。

僕の場合、コンプレックスではなく手間と生傷回避というつもりなので余計に高く感じるのだと思われる。コンプレックス発進だったら即決していた気がする、というレベルの金額だった。

ただ、やっぱり施術だけでなくケア用品も多少必要っぽいのが面倒ではある。

 

後日談として、若干腫れて輪郭が若干丸くなって健康優良児っぽくなったものの、赤くなったり痛みがあったり痺れたりはしなかった。

これは体質によるので僕は楽な方だったのかも知れないけれど、不自由なく過ごしている。

 

で、契約したのか、そしてそれは幾らのコースでどの程度の効果を目指すものなのか、それについては書く気にならないので割愛する。

とりあえず体験してみたら良いんじゃないでしょうか。口コミ読んでも結局体感しないと分からないなっていうのが1番の感想でしたとさ。

あとスタッフの人に「どちらかと言うと童顔」と微妙過ぎる評価を頂いたので脳内で「童顔=ヒゲ似合わないから抜けという圧力なのだとしたら、童顔と断言出来ない時点で別にヒゲが似合わない人種という訳でもなさそう」と前向きに(店からすると後ろ向きに)受け止めて店を後にしたのであった。

 

またー。

iPhoneを手に入れた母は現代っ子の仲間入りを果たせるのか!?

変わらずバタバタした日々。

物理的にスッキリすれば気分もスッキリするのでは!という短絡的な発想で、そんなに伸びてないけど美容室を予約した。

美容業界の会報誌みたいなものが置いてあり、尾崎世界観がヘアスタイルの話をしていたのがとても面白かった。

尾崎世界観が坊主頭の頃、自分はどんな髪型だったんだろうと考えながら最近の出来事などをバーっと喋り倒しながらカットして貰った。

普段はそこまで喋る方ではないので担当さんがビックリしてなきゃいいけど、タクシーで運転手に話したい時が稀にある様に、そういうタイミングだったんだろうな。

そのあと、ブラブラと何駅分か散歩しながら気付いたらカラオケに吸い込まれていた。

とりあえず1時間、ではあるけど何を歌いたいとか無かったので履歴から歌える曲を探していたら水樹奈々に次ぐ水樹奈々でスゲー人が僕の前にこの個室に、曲数的に2〜3時間くらい滞在していたのだなと衝撃を受ける。

ようやく見つけた知ってる曲はback numberのハッピーエンドで、1回歌って、他に思い浮かばずでもう1回ハッピーエンド歌ってを繰り返していたら7回立て続けにハッピーエンドを歌うことになった。

このハッピーエンドという曲にはまるで思い入れがないので上手くなりたいという意欲もなく、テイク1と7でクオリティーが全く変わらないという出来栄えで笑ってしまった。

どこがどうハッピーエンドなんだろうと思いつつ、両思いだけがハッピーエンドではないという感覚も解る(ものの言葉に出来ないので理解度は低そう)ので妙にサバサバした気分になる。

残りの時間は何故か泣いてしまうアジカンソラニンを延々歌って退店した。600円も払ったのに2曲しか歌ってないのはちょっと勿体無い気もしたし全然楽しくなかった。

 

母親がガラケーからiPhoneに機種変更するというので実家に呼び出された。

今日日、機種変更如きで店が得る利益など大したこともなく、クレーム等のリスクの方が圧倒的であるからしてかなり丁寧に対応してくれるだろうに機械に疎い=騙されるという構図でもって(まあそんなニュースもありましたけども)怯える高齢者の為に大人しく護衛を勤めた。

知識が豊富な奥さんが主に対応してくれた為、僕はほぼ言葉を発さずに「空気さん」とあだ名がついてもおかしくないくらいの存在感であった。

その癖、帰り道にお腹が減ったのでマクドナルドのドライブスルーでビッグマックのセットを購入して貰い、モリモリと食べた。

親の車でドライブスルーに行くのも、親の金でビッグマックを食べるのも15年ぶりくらいな気がして感傷的な気分になった。そもそもビッグマック自体も15年ぶりくらいに食べた気がする。別に好きじゃないのに何で選んだんだろう。謎。

でもまあ、この歳になっても親の金で貪るカロリーは最高。そして己の不甲斐なさ。

 

奥さんが実家のネット環境及びiPhoneの老人設定(フォントサイズやアプリ導入など)をバリバリこなしてくれるので、僕も何かせねばと思い文字の入力方法やLINEの送り方を母に教えた。

とりあえずフリック入力ではなく、ガラケーと同じように連打で入力する方法で教えているのに文字が打てないという現象に衝撃を受ける。実際のボタンがないと戸惑う様子は動物奇想天外の実験コーナーの様であったが、頑なにらくらくホン的な、「THE 老人の為のスマホ」は持ちたくないという気持ちも理解出来なくはないので根気強く指導。

老人と自分で認めて選択するときっと一気に老人街道を突き進むんでしまうだろうに、まー気持ちを若く保とうという姿勢は尊敬出来るし子として嬉しくもある。

最終的に戸惑いながらも友人とのLINEのやり取りが出来るまでに成長したので、LINE虐めの標的にならなきゃいいなと物騒なことを考えながら見守る。

自分の母のLINE虐めを危惧する2017年、時代はこっちがボケーっとしてようが淡々と、刻々と進んでいくのであるという実感。

 

日曜日は休日出勤。

またかよという気持ちではあるものの、遊びに行く予定など特に入っていなかったので仕方なく出勤した。

支援したTHE NOVEMBERSクラウドファンディングから小林王子名義のメールが届いて手汗ダラダラに緊張しながら返事を書いた。

内容的にどう考えても王子が僕の書いた文章を読まないと成立しないリターン(支援に対する謝礼のことをリターンというらしい)なので、確実に彼の目に触れる訳で、そんなとんでもないことが許されるのか、恥ずかしくて消えてしまいたい、光栄過ぎて涙が出る、など誰もオフィスにいないのを良いことにバンバン机を叩きながら身悶えつつ返信した。

支援額に対して見返りがもう既に過剰。落ち着いてくれTHE NOVEMBERS、ありがとうTHE NOVEMBERS。落ち着くのは他の誰でもない、僕だよねTHE NOVEMBERS

地獄だろうが何だろうが、取り敢えず目先に楽しみがあればそこまで辿り着くだけの根性を僕は手放したくない。良い日々を過ごすって言うのは、多分そうやって足掻くのをやめないって事なんじゃないかとふと思った。

 

またー。

超カラオケ大会(予選13日目)

連勤に次ぐ連勤で鋼の連勤術師-13日目を逝く者-と正に劇場版の様相を呈してきていた年度末のドタバタにようやく無理やり終止符を打って、鎮火はしてないんだけど炎上しているビルを眺めながら優雅に日曜日を過ごすというスタイル。実に煙いが暖かい。煙を吸い込まぬ様に身を低くして飲むミルクティーは特別甘い気がする。

 

莫大な借金と引き換えに手に入れたマンションの設備の変更をやってくれるらしく、その合同説明会みたいなのに出席し、自分が世間的に大人であるのだという衝撃を受ける。30過ぎても未だにこういう衝撃を年に50回くらい受ける。いい加減慣れろよ。

ニュースに取り上げられる住民説明会は大体が大荒れなので、ヘルメット及び安全靴を持たずに参加してしまう自分がジャングルに丸腰で放り込まれた人の様に思えて不安に駆られた。

更に到着が早過ぎたせいで最前に座らされた際には住民と施工会社の板挟みにて揉みくちゃにされ、最終的に圧死するのではとハラハラする未来を予見していたものの、両者非常に穏やかを通り越してえ?大丈夫?コミュ障同士のお見合いですか?くらい淡々と、何の盛り上がりもなく終了。お互いの利害が完全に一致している圧倒的な一体感が漂っていた気さえする。

無事に帰れるなら何でも良い。ニュースのバトルドームばりに超エキサイティングな住民説明会はフィクションではないだろうかという気分になる。プリキュアと同じ枠くらいのフィクションであって欲しい。あいつらも大義名分でもって比較的気性荒めに殴る蹴るするから。

それにしても、これ以上住み良くなるとか住民を甘やかし過ぎな気もするのだけれど、まーやってくれるってんならこちとら甘いものは別腹なのでお願いしますって感じだった。ついでに近所にコンビニと図書館を建てて下さい。あと行きつけの美容室とスタバ。

 

あとは怒涛の連勤のストレスを発散する為に奥さんに付き合って貰ってカラオケ。

僕がT.M.Revolutionを、奥さんがポルノグラフィティを只管歌い続ける狂気の宴となった。

セットリストとしては、ハートオブソード→レベル4→蒼い霹靂→ワイルドラッシュ→ホットリミット→ホワイトブレス→バーニンクリスマス。何かもう一曲歌った気がする。

初期曲ばっかなのは思い入れの差としか。

ホワイトブレスはキーを標準より1つ下げないと上手く歌えないので普段はもっぱら聴く専門なのだけれど、この季節はホラ、やっぱ歌っとかないとみたいな気持ちになってしまい挑戦。後も軒並み標準キーで歌っており、原曲キーで歌えるものは1つもない。

お世辞にも上手いとは言えないものの、大きな声を腹から出してスッキリした。カラオケは楽しい。

別に上手くないT.M.Revolutionばかり歌う可能性を考慮した上で一緒に行ってくれる人を随時募集中です。ご応募お待ちしております。

残りの時間はあれでもないこれでもないと適当に歌う。UVERworldのエンドスケープは散々言っているもののやはり1番の壮大さに対して2番の歌詞の庶民派っぷりがヤバイスターウォーズがドカドカやってる横に鳥貴族がオープンしている様な気持ちになる。フォース覚醒した?じゃあキャベツおかわりお願いします。

 

g.u.のセーターがお気に入りで着倒していたら1シーズン持たずにヘロヘロになって来たので悔しいけれどUNIQLOでニットを追加購入した。

酷使し過ぎなければ1シーズン保つハズなので、今後もg.u.を時々は使っていきたい。

2万円のシャツと800円のセーターを着ると2万円が完全に800円に引っ張られる印象がある。

完全に自分の気品の無さに依るところであるので、大人のマナー教室みたいな所に通って茶室で作法を云々し最終的に芸者遊びを経てのど自慢大会に到達したい。あれ予選2000組くらい応募あるらしいですよ。凄くね?全国中継のカラオケだぜ?

 

またー。

沈黙してもいいし沈黙しないでもいい。

最近、考える事が多過ぎてこめかみに鈍痛が常駐。

眠る寸前まで雪の重みにミシミシいってる感じで自分のモノじゃないみたいに気怠い。うぜー。

大阪第3ビルだか第2ビルだかに有名な占い屋さんがあるらしくって、縋るっていうか頼るっていうかどんなもんじゃいって斜に構えつつ行ってみようかなと思って、休日出勤した帰りに会社から歩いていったんだけど余りに寒過ぎて途中でローソンでLチキ喰って、風邪のひきはじめっぽかったので葛根湯を飲んで帰った。

この日最初の食事は16時だった。悪い油が沁みて涙が出た。

それにしても気持ちが沈んでいると体感温度もグッと冷え込むんだろうか。ガタガタいいながら地下道を歩いた。

半袖半ズボンで歩いてる外人がいて少しその結び目が緩んだ。

オー、サンキュー、サンキューベリーマッチョ。

この、目の前に「ホイッスル!」の間宮茂が100人並んで醤油垂らしたプリンをグッチャグチャにかき混ぜている様な状態は少しずつ終わっていくと解っているので、まあ無事に全部納得いったらいいな。

流石にLチキ1つで1日の食事を終える訳にはいけないのでスーパーに立ち寄った。

ルフレジで財布の小銭と格闘していたら、その間にレジのおばちゃんが僕の買ったものを綺麗に全部袋詰めしてくれた。

暇だったんだろうけど、とっても有難かった。こんなに優しくされるべき上客なんかじゃないのに、と思いつつ退店したものの、脳裏に苦い記憶が蘇る。

何故だか解らないが、小学生の頃に壮絶なババモテ期を迎えたことがあった。

可愛い上に品行方正な子供ではあったものの、それでは説明がつかないくらいあらゆるクラスメイトの母親から可愛がられ、お菓子を与えられるという時期が続いた。

それ全てに素直に感謝し、バクバク食べてしまったが為に太り、劣化すると次第にモテ期は終焉を迎えた。

この、芸能人を持ち上げてから叩く構図に近い経験から僕は与えられるもの全てに感謝はすれど根拠が曖昧であれば断っても良いという事を学んだ。

なんの話なんだろう。よく分からない。

バモテ期の再来だったらどうしようと危惧していたけれど、その後特に何もないので杞憂であった。

 

休日出勤の為に奥さんとお昼に梅田で待ち合わせてカラオケにいった。デートっぽくてドキドキしたものの、言うても休日出勤のせいなので言えず。

T.M.Rの突キ破レルを歌ってみるものの全然突キ破レズ、彼の偉大さを思い知るだけで終わる。そして喉は呆気なく死亡。

あと黒い靴を二足買った。

一足は僕が決め切れず、延々待たせていた奥さんから僕へのクリスマスプレゼントとして買って貰い、もう一足は仕事用の靴でこちらは入店10秒でこれでいいやと自腹購入した。

靴など普段買わないもの程何故か同日複数買いしてしまう傾向にある。

その靴を持って映画「沈黙」を観にいく。

上映時間は3時間。

長え、が、素晴らしい作品で、観終わって体重が落ちたんじゃないかと思うほどグッタリした。

考えさせられるを通り越して考えずにはいられないというか、出来事全てが一本の糸なのにその一本がグチャグチャに折り重なっててどこが端っこなのか解らないで途方に暮れてしまう。

正解って何だろう。

とりあえず日本人キャストの凄まじさに対してエンドロールに突如現れるEXILEの文字の膝カックン以外は兎に角ズドンとくる映画だった。

もう一度観たいけれど、色々自分なりに消化して見返すと思わぬ一撃を喰らってしまいそうで本当に怖い。

 

月曜日、有休が半休に成り下がった上に飲み会。同僚は皆大好きだけど、どうしても最近目が死んでしまう。

半休の残り少ない時間をこの日記を書くことに費やしている。貴重な文字がこんなに暗いのマジどうかしてるぜ。

それにしても沢山考えることがある。

頑張りたい。

 

またー。

時効を迎えた秘密の話。

秘密にしても意味なんかないから書く。

これは、大森靖子さんがいつだったか「秘密を教えて」とTwitterで募集していた時に送った出来事で、ずっと、音楽リスナーとしてあるまじき行為だと恥じて言えなかったクソエピソードで、奥さんにも言えずに過ごしていた。

だけど、実際一度話してしまうと全然大した内容ではないのではないかと感じられる様になった。

懺悔という気持ちはもう今は無くて(そもそも懺悔すべきは僕ではない)、ただの思い出として書く。

 

それは大学1年生の6月だった。

僕は本とCDを取り扱う店でアルバイトをしていた。時給は安いけれど、社割で本やCDを買える事に利点を見出し、仕事も体力勝負な所がある(CDは大した事ないけど本を満載した段ボールを持ち上げるのは体力と腰痛への対策が必要)けれど楽しく勤めていた。

大学デビューを早々に諦め、高校時代と似た様なコミュニティー(仲良い人から順に中退していく地獄の集団)に所属していた僕は友達との夏休みの予定も無く、年上の攻撃力に特化したDV彼女とも別れて何の楽しみも無かったので、どうしてもロックインジャパンフェスティバルに行きたかったのだけれどお金が無くて途方に暮れていた。

チケットは雑誌の先行販売で手に入れていたものの、旅費が圧倒的に不足しており、親に借金するという発想に何故か至らず、半ば諦めていた。

その年のロックインジャパンELLEGARDENアジカンが初登場するという事で、どちらも好きだった僕は絶望しつつレジでずっとベルセルクを読んでいた。

 

そんなある日、バイト中に財布をロッカーに入れっぱなしなのに気付いた僕は先輩に断りを入れ、事務所に取りにいった。

そのバイト先のロッカーは共用で鍵もなく、貴重品は各自で管理することが求められていたのでさっさと回収して作業に戻ろうと思いながら事務所のドアを勢いよく開けた。

いつもはノックをするのだけれど、頭は慣れないながらも楽しく感じていた商品発注の手順の復習で一杯だった為、忘れていきなりドアを開けてしまった。

 

そしたら、対面してしまった。

驚いた顔で抱き合ったまま此方を振り返る店長とパートのおばさんと。

「失礼します」

と後付けで慌てて付け足し、そちらを見ない様にしながらさっさとロッカーから財布を引き揚げて持ち場に逃げ帰った。

二人とも既婚者だったよな、パートさんの娘さんにバンプのCD貸したよな、事務所で不倫すんなよ、安月給だと外で会うって発想にならないのかな、ていうかこれから僕虐められたりすんのかな、居場所なくなって辞めることになるのかな、気に入ってたのにな、発注作業をしながらそんな事を考えてその日のバイトは終わった。

帰り掛け、店長に声を掛けさせる隙を与えず他のスタッフと一緒に逃げる様に帰ったので、翌日のシフトが本当に憂鬱だった。

 

バックれようかな、と思いながら眠りについたものの、目が覚めてみると不思議と「何もしてない自分が居辛くなって辞めなきゃいけないんだよ!いざとなったら社長に全部ブチ撒けて最悪でも道連れにしてやる!」とよく分からない怒りに思考が振り切れており、普段より早くバイト先に入るというキレある動きを披露するに至った。

不思議な事に店長にもパートさんにも何も言われず、勿論嫌がらせも受けずにバイトを終えた。店長と二人きりになったタイミングでもB'zのベストアルバムが何枚目だの、それであんだけ売れるの意味わかんないよねみたいな話をしただけだった。

無かった事にしようとしているなら、それで良かった。別のバイトを探すのも面倒なので僕としても好都合だった。

不倫してるとは言え、店長もパートさんも嫌いでは無かった。このまま黙認して済むならそれで良いと思っていた。

家に帰って、レポート課題をしようとリュックに手を突っ込んだ時、固い紙袋の様なものが手に触れた。そんなものを入れた覚えが無かったのでリュックを全開にして覗き込んでみると、本当に見覚えの無い紙袋が入っていた。

得体の知れない紙袋の中にはG-SHOCK音楽ギフトカードが1万円分入っていた。

それとメモが1枚。

「これでどうか内密に」

店長の上半分がやたら狭く、下半分が長いモデルの股下の様な癖字で書かれていた。

これは買収というものだろうか。不意打ちとも言えるプレゼント攻撃に対して気味が悪いのと気持ちが悪いのでクラクラした。それ以上に、こんな事をしないと黙ってないと思われた事があまりにショックで震えが走った。今すぐ捨てたい。

もう今晩はレポート書けないな、どうにかして寝ようと不安定なメンタルのまま席を立とうとした時に、壁に画鋲で留めてあるロックインジャパンフェスティバルのチケット代払い込み済みの半券が視界に入ってきた。

プレゼントされたものを使うのは死んでも嫌だという気持ちがあり、ただ突き返すとバイトを辞めないといけない展開になりかねないという面倒さもやっぱり根強くあった。

だからこれを売り飛ばして旅費にしようと思った。

 

翌日、学校帰りに梅田まで足を伸ばしてG-SHOCK音楽ギフトカードを売った。合計で2万円くらいになった。

僕はそのお金で東京を経由して茨城県ひたちなかに行って、エルレアジカンを観た。

エルレは観たことがあるものの、アジカンは初めてだったので、ライブが終わった途端に初めてのアジカンを何だか汚いお金で観てしまった様な気がして無性に泣きたくなった。

待ち望んでいたアジカンとの対面を自分の手で歪めてしまったのだという後悔が凄まじく、そこでようやく親に借金すれば良かった、あんなもの勢いに任せて捨ててしまえば良かったと思った。

バイトを頑張って遠征した、と純粋には言えない自分が恥ずかしくなり、結局適当なタイミングで会場を出てホテルに帰ってしまった。

その場で初めて聴いた新曲のタイトルが「リライト」だったのはちょっと変に出来過ぎていた。

 

翌朝、大阪に帰る為に立ち寄った水戸駅バイト先にお土産を買った。売り飛ばして得たお金の残りをお前たちにも食わせてやる、という気持ちで残っていた2000円でお菓子を買った。

僕は、それ以降も秘密を口外することなくバイトを大学卒業まで続け、その間店長もパートさんも在籍し続けていた。関係が続いていたかは知らないけれど、仲は変わらず良さそうだった。

そこから最初にいなくなったのは就職に合わせて辞めた僕で、その後は何も知らない。辞めてからは一度も店に顔を出さなかった。

 

これを書きながら、まだ店はあるのかなと調べてみたら閉店したという情報を見つけた。

面白くも何ともないけど、これでもう本当に終わりだから、こんな日記があってもいいかと思ってこれを書いた。

それだけです。

 

またー。