性格の悪そうなBLOG

いちいち長いですが中身は特にないです。

ヒトカラの野獣。

金曜日、降って湧いた休みなので予定は特になし(と書くと普段はアクティブであると読み手に錯覚させる事が出来る。実際には前もって発覚していた休みでも大体予定は特になしである。三角座りしてアニメを観ている)なのでいそいそと買い物。

本当は京都の猫カフェに行きたかったのだけれど、僕が休みの時は何故か毎回お休みとのことでポジティブに捉えれば波長が合うというか、運命の猫カフェなのではないかと言う気持ちになる。ネガティヴには考えないこととする。寂しいから。

推しの猫様が猫カフェ勤務の中では比較的高齢な気もするので、近いうちに会いに行きたい。

代わりにもならないけど、オープンと同時に駆け込んで仕事用のシャツを買ったらプロントのビールのタダ券を貰った。

店員さんとプロントで酒が飲めるって感覚よく解らないですよねという話をする。不慣れというか。プロントで売ってる別注のキットカットがアッサリしていて好きだ。

家に帰って二度寝し、目覚めて即ヒトカラへ。

フリータイムで終始ボンヤリしつつ、思い出したかの様にポツポツ歌う。何も考えていないし、何も覚えてない。最近、不安になるくらいボンヤリしている事がある。

前半は何故かことあるごとにMy hair is badとUVERworldを挟みながらT.M.Revolutionを2時間歌い、後半の2時間はBase Ball Bearを固め打ち。

バンドBは、新曲で何故今また青春を思い切り焼き直す必要があるのかが気になって歌いながら悶々としてしまった。仕切り直す為に立ち返っている、あるいは自分たちの一番の武器として青春を引き続き選んだのか、本人たちの意図は別としてファンとしてリスナーとして時間を掛けて意味を消化したい気持ちになった。

プロントに移動してタダ券でビールを飲むも、何も食べていなかったので結局カプレーゼとマカロニサラダを食べた。

それでも1000円超えないのだからタダ券有り難い。プロントのバータイムは初めて利用したけれど、マカロニサラダが美味しくてビックリした。もう一度、今度は普通に利用してみたいと思う。(居酒屋よりも割高感はあるけれど、お腹膨れるのは早そう)

その1時間後、とても好きなお店で夕食。お腹いっぱい。この店のコロッケだいすき!

 

締めくくりとして「美女と野獣」を観た。

アニメ版あっての今回の実写だと思うのだけれど、それにしたって完璧な再現率で冒頭のミュージカルパートでもう「勝った」と思ってしまった。何に勝ったのかは全く解らないけれど、恐らくエマ・ワトソンの覇王の風格がそうさせるのかも知れない。本当に美しい。

コミカルなパートも、ガストンの筋肉脳っぷりも、何よりルフウの人の良さと頭の悪さと可愛らしさがフルスロットルで表現されておりたまらなかった。

彼のガストンに対する感情は友情というよりも憧れ発進の片思いに近いんじゃないかと思っていたのだけれど、どうやら公式設定上そういう節があるとのことでディズニーがそういう表現をするというのは僕の中で意外だった。

でも、お陰でこんなに可愛い彼が観られたので感謝で一杯である。

映画そのものが面白いし、アニメでは描けない美しさが目の前に広がっており(アニメにはアニメの良さが間違いなくある)、もっと視野が広ければ、隅々まで見尽くせたらという悔しさを感じながらの鑑賞となった。

その他、エマ・ワトソンに拒絶されたいという浅はかな欲求を抱いたり、意外とキャストの数が少な目でベルが置かれる「小さな村の狭い世界」のスケールが最初から最後までキチンと表現されていて嬉しかった。

 

最近は何の映画を観ても面白いポイントを見出せるモードの様で、基本的に劇場で流れる予告編で次に観たい作品を選んでいる。

いつまで続くか解らぬマイブームではあるけれど、続く限りは楽しんで鑑賞していきたい。

 

またー。

蒸れ知らず!スリッパくんが行く!!!

誰もスリッパに履き替えないのは何故だ。

これが新しい職場に1ヶ月勤めた僕の、最大の疑問点だ。

実務の疑問点を軽く超えてくるレベルで同僚達の足が蒸れないのかが気になる。

慣れてくるとそういう体質になれるんだろうか。どれくらい頑張れば慣れるんだろうか。

革靴を一日中履いて働くなんてマジで無理。シンデレラの靴を無理やり履いて、自分のものだと証明する為に24時間耐久に努める義理の姉の様な気分になってしまう。玉の輿に乗れるなら頑張れるかも知れないが、こちとら30代前半のサラリーマンだ。我慢したところでロクな未来が待っていない。

そんな必死になりながら仕事のパフォーマンスを維持するのは並大抵の事ではないっていうか僕には無理。無理です!無理!パス!パスです!!パー!スー!です!!!

なので、男性社員が軒並み革靴のまま仕事をしている中、僕だけが出社早々サンダルに履き替えている。

しかし朝礼や会議にはしっかり革靴に履き替えて出席している。一度だけ社長室に行く時にスリッパ突入を果たした以外は失敗らしい失敗もしていない。社長ちょっとビックリしてたけどお咎めなしだったし、特にサンダル履きが禁止されている訳ではなさそうである。

ただし陰で「サンダルくん」とあだ名をつけられている可能性は大いにある。サンダルくん、大いに結構である。こちとらあらゆる界隈で他にメガネキャラがいるにも関わらず「メガネくん」というあだ名を勝ち取って(というより個性がなさ過ぎてそれしか形容出来ないという悲しい可能性も高い)きた僕としては、装備品をアイデンティティー扱いされる事は慣れっこであるし、メガネ以外となれば新鮮そのものである。

ドンと来いと言ったところか。書きながら普通に涙腺にくる。何かが込み上げてくるけどこの際気にしないことにしたい。

そんな事より、同僚たちは足が蒸れないのだろうか。それとも寧ろ昼食や完食に備えて小籠包でも蒸しているんだろうか。正直想像したくないレベルで気持ち悪いなこの日本語。なんて事を書いてしまったんだよ僕は。何かごめんな。

革靴蒸れない派の人たちには悪いんだけれど、ここからは完全に異文化ゆえに邪推の域に堕ちた僕の推理を聞いて欲しい。

電車の中やCMで水虫の薬が執拗にプッシュされるのは、もしかして革靴で蒸れないという才能に恵まれなかった皆が強がって革靴を履いたまま仕事をしているからではないだろうか。

そしてそいつらはさも革靴蒸れない派を装いながら水虫の薬を売る製薬会社の株を買い込み経済を掻き回し、更に水虫を飼い慣らし革靴蒸れない派へ伝染すチャンスを眈々と狙っているのではないだろうか。

これは最早経済的テロ及びバイオテロ真保裕一が原作を執筆し、ハードカバーから文庫化を経た頃に藤原竜也を主演に据えて映画化するレベルの壮大さではないだろうか。痒みに絶叫し、雨の中崩れ落ちる藤原竜也が眼に浮かぶ。

前売り券には特典として水虫治療用の軟膏がついてくるだろう。

そうなってくると水虫がトレンドになってしまい、サンダル派への迫害運動が起こる可能性も捨てきれない。

社会の目に晒され、ダサいというレッテルをライブハウスのトイレの鏡ばりに貼りまくられ(どうでもいいんですけどアレやめてくれません?鏡がだっさいオブジェと化して何も映らないんで)て尚、サンダル派でいられる程自分が強くいられる自信が全くない。強くありたい、とは思っているが、僕にも社会人としての生活があるのでいつまでも持ち堪えられるとは到底思えないのだ。

そして遂に折れた僕は、痒みに絶叫しながら雨の中崩れ落ち、製薬会社の株を買うんだろう。顔が藤原竜也になるなら満更でも無いかも知れないが、そうでなければ絵に描いたような地獄だ。どうか流行らないで欲しいし、何を書いているんだ僕は。

あまりに急に、凄い勢いで醒めてしまったのでこの辺でなるべく遠くにポーンと投げ出したい。いっけー!(真顔で

 

またー。

運転技術がMSパイロット級なので平次は最早ディアッカ。

退社即映画を2週間ぶりに。

雨であった事と、レディースデイという事で平日とは思えない程に映画館は混雑していた。

そして作品故にかも知れないけれど客層が殆ど女性。

名探偵コナンから紅の恋歌(ラブレター)〜」を観てきた。

劇場版コナンと言えばトリック度外視!動機もイマイチ!遠藤とカズのアフレコが究極の棒読み!で僕の中でお馴染みだったのだけれど、今作は百人一首がドンとテーマに鎮座しているので、こう知的な匂いがプンプンするというバカならではの狂った嗅覚と発想で鑑賞。

ハッキリ言って、面白かったし胸がキュンキュンしたけど、トリックというよりもトラックに近いんじゃないですかね!ブーン!キキーッ!馬鹿野郎、死にてえのか!!という(そもそもコナンにそれを求めるのがまずバカの発想なのだけれど、バカはバカなりに犯人考えたいじゃないですか)ソレだった。あと人めっちゃ死んでたし、終盤どう考えても名前すらないモブキャラが殆どの観客に覚えて貰えないタイミングでコッソリ死んでてちょっとやり過ぎじゃないかという気持ちになった。

とにかく平次と和葉という関西弁カップルがデレとツンで常に殴り合っていて、背景の花火と言わんばかりにバンバンと爆破シーンがカットインという基本形態を繰り返し見せられた挙句、最後の最後で圧巻のかっさらい方をするもんだから家だったらフローリングをゴロゴロ転がりながら「平次〜平次〜」と呻き、バンバン叩きまくって下階の住人に叱られるレベルで穏やかじゃなかった。

一瞬もう、その爆破でいっそ死んどけと思ってしまうくらい見せつけられた気がする。

もっかいクライマックスのシーンが観たい。

正直クライマックスのせいで前半の記憶が吹き飛んでしまって困っている。800円くらい返して欲しい。そしたら1000円上乗せしてもう一度観る。

あと全然関係ないんだけど、コナンって常人の数めっちゃ少なくない?皆基本的にスペック神に愛され系(努力も込みだけど)じゃない?何物与える訳?平次の運転技術とか本当にもうガンダム乗ってたくらいじゃないと言い訳通用しない領域だし。もう、生きてる奴も死んでる奴も劇場版となれば凄い経歴の奴ばっかだぜ。封神演義かよ。

そして倉木麻衣って定期的に姿を見せる割に「倉木麻衣ってこんなだっけ?」と思ってるうちに曲が終わる。

高校生の頃、倉木麻衣好きの友達とガーネットクロウ愛内里菜倉木麻衣が出演するバレンタインコンサート的なものに行った際、明治の板チョコにメッセージが添えられたものを来場者特典として貰った。

翌日、その友人が「俺は倉木麻衣からチョコレート貰った」と豪語していたのを思い出した。

明治の板チョコでこんなにも人は強くなれるのかと感心すると共に、こいつの思い込む力はその内警察のお世話になりそうだなとボンヤリ感じた。消息は不明だけど、名前で検索した所特にヒットしなかったので少なくとも世間を騒がせてはいない模様なので安心した。

 

前日(木曜日の夕方、つまり今)まで知らなかったのだけれど、翌日が休みだった。

会社のカレンダーに見たことない色ついてんなー、重役の会議かなーくらいに思っていたら全社有休取得日の色だった。

全員が全員、説明するのを忘れていた模様でひとりだけ休日出勤する所だったし、来たとしても会社は開いていないので不安に苛まれながら上司に電話をし、上司は休日モード全開で着信に気付かないで結局昼まで待ちぼうけみたいな展開になっていたのではと睨んでいる。

ちなみに会長も知らされて居なかった様で「知ってたら予定入れたのに!」と大学生みたいなノリで悔しがっていた。会長大丈夫かよ。ノリ的にはユナイテッドアローズグリーンレーベルのセールで本気出すタイプの大学生みたいだったけど。

降って湧いた平日の休日、買い物とヒトカラに費やしたいし、ゆっくり読書もしたい。

けれど、これだけ意気込んでいる(ように見えないかも知れないけど並々ならぬ意欲がある)と中々寝付けず、結局目覚めるのは昼で何も出来ずにプライムビデオでアニメを観て寝落ちするという事になりかねない。

あまり気持ちが舞い上がってしまわないように、自分をうまく騙しつつ真の敵は己の中にの姿勢で明日に備えたい。

と、仕事のぽっかり空いた待機時間にこれを書いている。とりあえず早く帰りたい。そこから始めたい。

 

出勤日もあるけど、それでも立派な連休だし日記いっぱい書いて読者登録してくれている人たちをゲンナリさせたい。

 

またー。

新宿2丁目でデュエルスタンバイ。

攻撃表示の承認欲求と守備表示の承認欲求があって、攻撃表示は自分を知ってくれと自分から強くアピールしていくタイプ、守備表示は自分の様な存在がいる事を認めてと訴えるタイプ。

SNS界隈は守備表示にとても好意的で共感が集まるイメージがあるのだけれど、発信側に立つと攻撃表示になりがちなのは何でだろうなとボンヤリ考える。

攻撃表示だの守備表示だのカードゲーム感半端ないんだけど、こちとら土曜日朝のテレビ大阪遊戯王の再放送及びヴァンガードを立て続けに観ていた時期が唯一のカードゲームの経験値なので付け焼き刃も完全に生焼けでヘナヘナであり気温が上がり多湿となる季節柄、食中毒も懸念されるので気を付けていきたい。

まあアシタカばりに押し通ろうとする大体の承認欲求は食中毒というよりも胃もたれを自他共に引き起こしがちなので、キラキラテロリズム思想に染まらない様にTwitterFacebookも用法容量を守って云々したい。Facebookについては引き続き使わずに済む人生を送りたい。

半年に一度くらいそんな事を考える。

 

アイドルのリリースイベントに行った。

2017.04.23@MILULARI

二丁ハロ

二丁ハロの存在を知ったのは、東京でたまたまライブを観てあまりに感動した奥さんの熱烈なプッシュがキッカケだった。

物販でCDを買って来ていたのでそれを聴いて、YOUTUBEで動画を観て、あっという間に僕自身も二丁ハロにハマっていた。

今回はリリース記念の昼イベントで30分のライブと特典会という内容だった。

二丁ハロを聴いて、三人から自由という感覚を貰えば貰う程、逆に二丁ハロが、及び自分たちがどれだけのものに縛られて、受け入れ様としながら生きて来たかがよく解る気がした。

色んなことに怯えながら、色んなものの下敷きになりながら、抗いたいと思いながら生活している。

でも、何というか、実際ライブが始まってしまうと本当にただ可愛いアイドルが目の前に居て、楽しそうにカッコイイ曲をブチかましてくれていて、自分って本当に浅いんだなと思い知ったし、何より単純に楽しいライブでたまんなかった。

生まれて初めて1人で囲みチェキにも並んで、ガチガチに緊張しながらチェキを撮って貰った。

推しが決められないくらい三人とも可愛くてキラキラしていて、また観に行きますと伝えるのが精一杯だった。

チェキ童貞に相応しいとんでもなく新宿2丁目感のある刺激的な構図で、あまりの展開に震えて「震えてる…」と心配されるに至る。

でも楽しかった。

 

自分の後を追った訳ではないのだろうけど、随分長いこと一緒に仕事をしてきた直属の後輩が退職し、無職になったので平日に呼び出して飲みに行った。

ニートになっても相変わらず私服の趣味が合わないので「趣味悪いなー」と言いながらお酒を飲んだ。

向こうは向こうで好き勝手言ってくるので楽だけれど、傍から見るとドライな関係というか、本当に仲が良いのか判別が付かないとよく言われる。本人たち的にはかなり仲良しのつもりではあるものの、休みに集まって何処かに遊びにいくとか買い物に行くとかはお互いにマジ勘弁と思っている程に趣味が合わない。

じゃあ何故仲が良いとお互い思っているかというと、何の気兼ねもなく、正直に全部言えるからだと思う。基本グーパンチ、小石を握りしめている。刃牙かな。

彼の転職に対しては、彼が絶対に何でも自分で決めちゃうタイプだと知っているので自分からアドバイスは一切しなかったし、彼もまた僕の転職を引き止めも相談に乗ってくれるとも言わなかった。お互いがお互いの性格を理解しているから、それでもお互いが親身である事を疑わないのだと思う。

この関係がいつまで続くのか解らないけれど、ふてぶてしい関係性の方がダラダラ続く気がする。大事にする、とは少し毛色が異なるけれどそうなれば楽しいなと思った。

月曜日から飲むと一週間が長く感じそうだけど、飲まなくてもそこそこ長いので気にしない大雑把さが自分の中にある気がする。

まさかそんな大らかな感覚が自分にもあるなんてと素直に嬉しい。

 

またー。

THE NOVEMBERSのクラウドファンディングが楽しかったという日記。

THE NOVEMBERSが2016年11月11日に行った11周年&「Hallelujah」リリースライブの為のクラウドファンディングに参加した。

金額にすると3万円の枠で参加した。結果としてDVDリリースツアーよりも一足早くブルーレイ仕様のものを支援のリターンとして入手して鑑賞した。(物販で販売されるのはDVDらしいので、いっそこれも入手してどれ程違うのか確認するのも楽しく、また美しいのではないかと思う)

タイトルは「美しい日」である。

 

雑感はネタバレするので曖昧にボカしつつ後述する事として、3万円の支援のリターン内容としてはTシャツ、布バッグ、写真集、ライブ音源CD2公演分、小林氏の日記(文庫サイズ)、シークレットライブ、小林氏手描きのアイコン(まだ届いておらず。ツアー始まるけど大丈夫なのかな、腱鞘炎になるくらいならもう描かずにいてくれてもいい)、そして直筆のお手紙とブルーレイディスク

残念ながら気力体力財力そして時の運にもあまり恵まれない及び勝ち得なかった為にライブに参加するのは断念したけれど、リクエスト曲を支援者から募集していたので素晴らしいセットリストになったのではと邪推している。

全然関係ないのだけれど、今この瞬間に「支援者」と入力した際の予測変換に「私怨車」と出て来ており、地獄先生ぬ〜べ〜のクソ安い中古車に霊が取り憑いているというエピソードを思い出してしまった。バリバリ最強No.1である。怖かったなーテケテケとか赤いチャンチャンコとか。

 

さて、話を戻すと3万円分の福袋(実際には漆黒の段ボールで届いた)の到着は4月の第3週だった。

頼んでもいないZOZOTOWNが届いたのかと思った。2ヶ月のツケ払いに対する世間の風当たりの強さたるや凄まじく、こちとら磯野家で吹き荒れる嵐なぞ露知らず「磯野〜野球やろうぜ〜」と呑気にやってくる中島くんの気分だ。

多少の抜け感はあるものの、そんなに怒る事なんだろうかというのが中島くんたる僕の印象だ。磯野の姉さんおっかねぇよな〜。

ていうか単純に頼んでもないZOZOTOWNが届いたという勘違いで一瞬焦った。

マジでシューゲイザーの様な闇からボッと煙立つ様な美麗な写真集、Tシャツ(手刷りらしい)のシックかつコッソリ華やかなデザインなどを眺めていると、本当に日本のバンドなのだろうか、北欧のバンドじゃないんだろうか、北関東辺りは東京からするの北欧みたいなものなんだろうか、そんな意味のない若干失礼な事を考えてしまう。

ハッキリ言って、個人的には3万円でここまでお返しを貰うというのは貰い過ぎなんじゃないかという気持ちになってくる。いや、欲しくてその額を支援したので貰えるなら是非是非是非欲しい。辞退などしないんだけれど。

兎に角盛り沢山と言った内容だった。

肝心のブルーレイの方は、本当に「美しい日」に相応しい内容で、もしかしたらこの照明が、このレーザーが使用されるのに僕の支援したお金が遣われているのかも知れないという気持ちで観る、そんな余裕は一切無く、あまりの迫力と美しさに5曲目で普通に泣いていた。

別に泣きたくて観てる訳じゃなく、ドが付く程ストレートに、ダイレクトに光景としてライブが投げ掛けられたものを何とか受け止めようと試みた結果泣いていたという事だ。

Mr.フルスイングなんかのSF野球漫画でスパロボに出てませんか?みたいなスペックの投手の放つ球を捕手が受け切れず吹っ飛ぶ描写を思い浮かべて欲しい。そんな感じだ。

正直に言ってしまうと、僕は音源こそリリース毎に手に入れていたけれど、ライブにはもう数年足を運んでいなかった。

これは優先順位と本人の余裕の無さから来るので仕方ない。

なので、こんなに強いバンドになっていたのか、という衝撃も凄まじく、想像の遥か上から一撃が来てしまったのだと思う。

昔からある曲も、比較的新しい曲も全部が素晴らしくてあっという間だった。

どの曲がどう、とかはやっぱりネタバレになるので書けないけれど、これは本当に良い作品だし、これに加担出来た事を嬉しく思っている。

 

そもそも、クラウドファンディングという仕組みについては賛否両論あるだろうし、僕もやっぱり内容によっては首を傾げてしまうものもあるのは事実。 

なので、好きな人と嫌いな人が居ていいと思うし、居なきゃおかしいものだと思うんだけど、何も考えなく賛同する事も頭ごなしに否定するのもどっちも等しくダサいとも感じていて、折角備わっており尚且つ培った感性なのだから考えてからどっちかすればいいのになーと思っている。

それが単に「面白そう」や「リターン欲しい」や「やっぱり良くないと思う」でも自分の意見なら先行投資というか受注生産というか、「こういうメニューで作りますんで!」みたいな御節の通販が一番感覚的に近いのかな、何か、そんな感じでいいのではないだろうかと思っている。自分で作る人、買うにしても確実に目で見て選ぶ人、店を信じて通販を予約する人、みたいな。 

美しい日に « THE NOVEMBERS

余談ではあるけれど、ここに記されている小林さんの「我々もあなたもお人好しのボランティアじゃない」に僕は励まされたし、働く事やお金を遣う事へのイメージが少し変わったりもしたし、多分死ぬまで忘れないと思う。

色んな人が触って来て、巡り巡って手元に来たお札がどうしたって僕には綺麗なものには思えなかったけれど(まあ衛生的な話だけれど)、大変な事も辛い事も嬉しい事も地続きに自分が頑張って働いて手に入れたお金が美しいものである、又は美しいものを手に入れる為に遣えると解った今、お金って本当に素敵なものだし、遣う為にもっとお金を稼げる様になりたいと素直に感じられる様になった。

何にも恥ずかしい事ではないのだなと。

大層な書き方ではあるけれど、世の中の人たちが普通に持ってるこの視点を今まであまり考えて来なかっただけで、そのキッカケ(はこれまでも沢山あったけど)になったのだと、そういう話でしたとさ。

 

あんまりに長い。140字で書ける内容をここまでのボリュームに仕立て上げる癖をどうにかしたいけど、どうにか出来たらブログである必要ないよなー。

何にしてもDVDリリースツアーが楽しみ。

記録されない地元での美しい日を今度こそ見逃したくない。

いこうよ!

 

またー。

千尋の谷に架かる虹のはじまりに煽りスタンプ既読無視。

雨の日の帰宅途中、「赤ちゃん乗ってます」的な標示を掲げたワゴン車に背後から思い切り水をぶっ掛けられて思わず「わー!!!」って声が出てしまった。

最近率先してその手の標示を掲げている車を見かけない気がしていたのだけれど、赤ちゃんが乗っているという自己申告をしながら雨の中完全に速度超過し、ついでに地元のヤンキーが如く水溜りに群れていた水を夜回り先生ばりにコチラへ散り散りにぶっ飛ばしてくるというのはどう言う了見だろうか。

子供に罪はないのだけれど、子供の存在を声高にアピールしてくる大人はどうしても子供を盾にしている印象しかない。ドラクエかよ。ここで装備していくかい?

漫画の様に水をかぶってしまっても犯人はとっくに遠くまで走り去っているのがまた何とも腹立たしい。ぶつからない様に自動制御出来るなら人に水を掛けた瞬間アラームが鳴り響き走行不能になる技術だって誰かが開発しているハズだ。どうした。早く標準装備してくれ。

こんな時、それこそ漫画ならイケメンか美少女が笑ってくれるんだろうけども、こちとらアラサーからもそろそろ外されアラフォーとの谷間世代に突き落とされんという妙齢である。

所属欲がかなり重要な昨今、千尋の谷はここにあるのだと全国津々浦々の獅子の皆さんにお伝えしたい。我が子突き落とすなら30代半ばから!晩婚も進んでますしねぇ!急に何だこの口調。

 

SuiseiNoboAzの「liquid rainbow」を繰り返し聴いて、頭の中で東京に漠然と憧れる都外の高校生の気分になっている。

リキッドレインボウは本当にやって来るのか、リキッドレインボウは本当に助けてくれるのか、リキッドレインボウはカルトなのではないか。

リキッドレインボウはノアの箱舟で東京で生きることがその乗船チケットならば生まれが才能というのが単なる事実になってしまう。

上京に夢があると可視化されてしまう。

犇いて、蠢いて、群れて、擦り減らしている満員電車の様な都市。

それが出て行けなかった者の僻みからくる妄想で、結局、選択肢で溢れたテレビの中の様な街で暮らすことに憧れているという答え合わせになってしまう。

だけど、東京に住む人たちは下から見上げるしか出来ない。

リキッドレインボウの全貌が見られるのは遠く離れた場所に住む、才能が無い自分たちなのだ。どこから始まって終わるのかは、東京に住まない自分たちだけが見られるのだ。

「リキッドレインボウがやってきて俺たちみんなを助けてくれる」

ねぇ、助けて貰えるのはどっちなんだろうね?

本当に、本当は。

とにかく、聴く人の中での東京の位置付けがどんなものであるかで全然違う映画が一本出来上がりそうなリード曲で、アルバムだと思う。

東京生まれ東京育ちの中にあるリキッドレインボウは僕には想像が出来ないし、同時に僕の中にあるリキッドレインボウもまた、彼らには決して理解出来ないはずで、それはとても素晴らしい事だと思った。

尺的にも丁度良い長さで、ボンヤリと都市部に出て行く時などに聴くのが特に好きだ。

まだまだ聴いていきたい。

 

それはさて置き、LINEのスタンプを全然使わないというのにストレス発散という名目で3件購入してしまって途方に暮れた。

どれもこれも煽り用として効力を発揮しそうなものばかりで、送る相手が非常に限られる。

僕がこれまで購入したスタンプはアーティスト公式の半グッズの様なスタンプか煽り用に用途が大いに傾斜がついたものの二択で、世間で使われる可愛らしさと敬語を両立した作品は一切持ち合わせていない。

そういうスタンプを購入出来る人は素敵だと思う。金出して敬語買うんだぜ?どんだけ育ちがいい&コミュニケーションに労力を掛けているんだって感じだ。悪意なく心底尊敬しているし、尊敬しているなら倣わねばならないというのに一切真似出来ないで暮らしている。

買う気になれない。

その為、スタンプがあるのに送る訳にもいかない内容ばかりなので控え、結果的に常に能面の様なメッセージで人とやり取りする事になる。

そう言えば能面女子の花子さんという漫画があるらしく、読んでみたい。読んでみたいだけなので言及したものの掘り下げる余地が一切無い。何でこの状態でトピック扱いして書いちゃったんだろう。もう少し冷静になりたい。

まあそんなに人とやり取りもしないのだけれど、使えもしないスタンプを買ってしまうのは何故なんだろう。

ムシャクシャした気分の時に購買意欲が最高潮になるのがそもそもの間違いなのだと思うけれど、この購買意欲を他に向けても同じ様に使い道のないものを手に入れそうで、ならば小銭程度で済むLINEスタンプはかなり優秀なのではなかろうか。

そう思い込む事で自分を慰めている。

 

またー。

小柄な豚のソテーただしLサイズのみ、みたいな!

小柄でパワフルな人が好きなのではないか、とふと思った。

T.M.Revolution大森靖子さん、バカリズム、ユーリ・プリセツキーなどなど。

バカリズム氏がパワフルな芸風かどうかはそもそも2次元が混ざっている事に目がいって不問とされるハズだ。

因みにユリオことユーリ・プリセツキーはフィギュアスケートアニメ「ユーリ!!!on ICE」の登場人物で、最終話の最終滑走でプログラム中ずっと主人公に対するツンデレモード全開なのが最高過ぎてiPodに音声だけ入れて持ち歩きたいレベルの可愛さとなっている。たまらん。

「小柄でパワフル」という主題がユリオ萌えに乗っ取られたのでこれについてはまた気が向いた時にキチンと書きたい。

色々そういう趣向となった要因に心当たりがあるのだ。

あとユリオがどれ程可愛いかも機会があれば書きたい。

 

さてさて、新しい職場が入社した途端に過去最高額の仕事に突入してしまい、それもまた前職の技能が変に活かせてしまう為に右も左も解らぬままかなり広域をカバーする大役を務めさせて頂くに至る。

これは自分が凄いとかじゃなく、マジで前職と同じ様な仕事が舞い込んでしまった為のポジションであり、前の週などは教育係が多忙だった為に大半の時間を社内で誰も導入していない新システムの検証に充てていた。

本当に自分の部署の人以外とコミュニケーションを取る事がない。

そんなこんなで大型案件(史上最高額)に巻き込まれバタバタして入社二週間で休日出勤に駆り出され(史上初)、ド新人なのに多忙極まり猫の手も借りたいとの事でその代休を延期される(史上初)など、全く目立てていないのに記録づくしの生活を送っている。猫、猫、猫飼いたい。

一応バリバリに気を張っているので疲れもピークである。

その中、代休が取得日の前日の帰りがけに延期された際には「意味わかりません」の「い」がマジで口から出ていた。危ねえ。気をつけないと。

「いいですよ、別に」と繋げたのは我ながら良かったと思う。ファインプレーである。

とは言え勤務時間はそれでも前職よりかなり恵まれている。

懸念は全くお弁当を作れていない為に弁当屋で買う事が増え、コンディションがかなり悪いという事だろうか。アスリート的な意味ではなく油物が多く胃にもたれるという意味でかなり深刻ではあるものの、食べないとお腹が空いて話にならない状況でこれがかの有名な前門の虎 後門の狼、要するにけものフレンズである。知らんけど。

概ね満足ではあるが、生きるのはそれでも結構難しいのだなという感想。

 

そんな中の貴重な日曜日、万博記念公園で奥さんと友人が花見がてら散歩するというので合流させて貰う。

そもそも上記の通りな新生活に疲れて出歩けないと思って断っていた催しではあるのでどのツラ下げて感もあったのだけれど、案外元気だし時間もあったので一行に加えて頂く。

桜は散りはじめていたものの十分過ぎる程の綺麗さだったし、何より存在すら知らなかったチューリップ畑が満開で滅茶苦茶色鮮やかだった。チューリップに沢山品種があることを初めて知った。

その他、スワンボートは大行列だったので断念したり、ソフトクリームを求めて彷徨ったり、谷町線くらいの頻度で公園内を行き交う汽車型のアトラクションに手を振ったら見知らぬお婆さんがまるで皇族の様に滑らかかつ朗らかに手を振り返してくれたり、じゃがりこにはLサイズがある事を教わったり、ジャガビーはじゃがいも過ぎて刺激が足りないのでスナック菓子のファーストチョイスではないということや平日の夜はどうして過ごすのかなどの話を聞き、ぬいぐるみと如何に写真を撮るのか現場を見せて貰ったりと中々有意義だった。

僕はポケモンの中ではゼニガメフシギダネが好きなのだけれど、アニメのゼニガメの声が何故だか好きになれなくて辛く、その旨を相談したら「ゼニガメフシギダネも似た様な鳴き声じゃん」と言われて違うそうじゃない状態に陥り人間という生き物は仲良くは出来るが解り合う事は出来ない様に出来ているので期待しない方が良いのではないか、という考えに至った。思い詰め方の初速がそれなりに速い思春期だったので、大人になった今、よくこんな能天気な方向に戻ってこれたなと感心してしまう。自分を褒める方向で片付けたい。

 

あとは何か焼肉行ったのだけれど、最近良い焼肉を食べ過ぎているのか食べ放題に魅力をあまり感じなかった。

とても有り難いハズなのに贅沢な話である。

Base Ball Bearの新譜を買って帰宅。

チラッと発表されてた曲があまり好みで無かったのだけれどフルでちゃんと聴くとスゲー良かったので、しっかりと、たくさん聴きたい。

 

またー。