性格の悪そうなBLOG

いちいち長いですが中身は特にないです。

俺の仕事を紹介するぜ!!!

1週間ぶりの振替休日。

先週はダメダメだったので平日と同じ時間に起きて色々やるぞーと意気込んでいたのに目が覚めたら9時半だった。始まる前から終わっている。金田一少年異人館ホテル殺人事件なら佐木竜太が絞殺されてるくらいに目覚めた気分だった。それくらい意気込んでいた為に空振り感が凄まじい。

それでも気持ちを切り替え佐木の屍を越え、先週電車に乗って県境を越えたのに財布を忘れてトンボ帰りという失態故に辿り着けなかった京都の猫カフェに行く。じっちゃんの名にかけて。因みに僕は6歳までお爺ちゃんとお婆ちゃんはそれぞれお爺・お婆という名前だと思っていたぜ。高齢者が全員同じ名前なのディストピア小説感ある。

そんな事より、電車で向かいの席になった綺麗な学生の男の子がボロボロになったT.M.Revolutionスマホケースを使っていて嬉しくなった。

とても話し掛けたかったけれど居酒屋でもなし、宜しくないのでやめた。こんな御褒美があって大丈夫か、もしかして財布落としてないかと前回の財布忘れ以上の打撃を想定して思わず鞄を漁るも無事あってホッとしたし、幸せと不幸せがバランスを取っているという考え方は全く損だなと思う。あまりに期待しないのも卑下している様に見えて良くないと知りつつも、どうにも抜けない。

京都は大阪より毎度ピリッと寒くて逆に過ごしやすい気がする。寒いで!って断言してくれるタイプの冷気の方が着込んでどうとでもなる。

猫カフェは平常運転くらいの混み具合で1時間待ち。待合室で隣の付き合ってないけど仲良しみたいな大学生の先輩後輩カップルの会話をBGMに文庫本を読んだ。

誕生日にマッチョな腕枕を模したクッションと男性声優が枕元で甘く囁いてくれるというビレバン案件極まりない誕生日プレゼントを貰い処分に困っているという男性の先輩の話題が面白そうだと思ったのに、捨てたい、CDも封開けてないという詳細で聞いてるのがそもそも悪いんだけどマジつまんなくて頭の中で全部自分で声を当て直した。

「目覚めちゃったらどうしようと思ってCD聴けてないんだよね」

「どうにも寂しい時は腕枕して貰ってる」

「めっちゃオススメだから買うと良いよ、どっちのが強いかアームレスリングさせようぜ」

文句言ってごめん、僕の路線の方が絶対フラれると思うわ。

猫様は相変わらず可愛かった。

この猫カフェには漫画コーナーもあり、そのチョイスがまた自分好みで読みたい作品が多く、でも猫様が可愛いのでそれどころじゃねえ!みたいな感じで手をつけられなかったんだけれど、丁度空前絶後のお昼寝タイムに来店してしまい皆様お休み中だったのもありパラパラと中身を確認するなど出来て有意義だった。眠る猫様を視界の端に捉えながら本を読むという飼っている人たちの幸せを疑似体験出来てワンランク上のステージに進めた気になった。

そしてアルスラーン戦記は買いだ。もー面白いかよー。

お世話係さんとポツポツ猫様の話をしていると本当に人間と変わらず病気もするし性格があったりして興味深い。大変だろうけどそういう魅力もあって多頭飼いに至るんだろうなと思うなどした。

いつかお迎えしたいなーと思いつつ溜まったポイントカードで60分無料のサービスを受け、お得さに驚愕してバスに揺られて駅前に出た。

溜まりきったポイントカードの写真を撮り損ねたのが心残りではあるけれど、そんなもんまた貯めれば良いんである。ポイントなんざついでである。支配されたら終わりだよと何でもかんでもポイントやらマイルやらがくっついてくる世の中に乗り切れない自分を励ました。

 

その後、奥さんと友人と喫茶店で合流。

iPhoneの地図にとんでもなく見当違いの場所に 連れて行かれ、割と遅れる。

辿り着いた時には2人ともほぼ飲み食いを終えていたけれど空腹だったのもあり素知らぬ顔でホットケーキを注文した。

その後、地元の飲み屋的雰囲気抜群のお店で飲み会。素朴さと親しみやすさがバーストしておりラガービールが美味しかった。しっかり腰を据えてという雰囲気ではなかったので早々に退店し、解散。

変な時間にお腹が空きそうだったのと、ホットケーキを食べながらビックマックの話を聞いたのが思い出され、同業他社のバーガーキングでハッシュポテトが挟まったハンバーガーにフライドポテトがつくという驚異の芋セットを食す。正直やり過ぎたかと思わなくもなかったけれど、美味しかったので良し。

 

ハンバーガーで気を良くしてしまい、その足でヒトカラへ行く。

平日なので空いていた。

そもそも自分の歌声があまり好きではないので音源が盛り立ててくれて目立たないカラオケがとても好きなのだけれど、いざカラオケで歌ってエコー補正をかけてもらうと「俺の歌がこんなに良い感じな訳がない、騙されている、風呂場かここは」となりエコー全切りで歌ってしまうという天邪鬼である。

提供してあげたのに過剰サービスで訴えられたていのかわいそうなカラオケ。ホントに申し訳ない。

初めてゲスの極み乙女。の「戦ってしまうよ」を歌うなどする。全パート全然うまくいかないという撃墜(される側)王と化す。覇王道。

ちょっと久々なのもあって早々に喉が痛くなったのでダラダラしてから退店。

これまた久々にツイキャスを視聴して風呂に入って寝た。ダラダラが祟って遅くなってしまったけれど寝落ちせずお風呂に入れたのは本当に偉いと自画自賛である。

 

働き過ぎで総務部から勧告が届いたんだけどお前のせいだろ感が凄い。

僕の主な仕事は古代文明の文字で書かれた文献を月9の脚本に書き直してキムタクに「ちょ待てよ」と言わせる様なものなので時間が掛かり、キムタクの意向であれこれパターン違いも作成するので数が多く、その癖人手が最も足りてないので多部署よりも労働時間が長い模様。残業代貰えるからいいけど、これが管理職になって残業代出なくなったらブチ切れて毎日がお祭りになるかも知れない。それでも前職より全然楽なんだけど。

元々休みとの付き合い方が下手くそなのもあるけれど休みは大好きなのでもっとさっさと帰るなりして下手なりに楽しむよう心掛けたいところ。これ以上効率もそうそう上がらんので、キムタクに「これでやってくれ、あとはアドリブで好きにして」と言う姿勢を身に付けたい。

 

またー。

ジムで聞こえてきた悶々としてしまった会話。

ジムで聞こえてきた話にちょっと悶々としてしまったので書きたいんですけど大丈夫ですか?

大丈夫じゃなかったらここでお別れしましょう。別々の道を歩んでも、きっとまたどこかで会えるんで。多分、知らんけど。

もしまだ大丈夫じゃねえよって人がいたらその人がまず大丈夫ですか?大丈夫じゃねえのにまだ読んでるって本当に大丈夫ですか?怒りたいんですね、お疲れ様です。僕は怒られたくないです。僕だって、お疲れなのでね。

 

その話を聞いた現場はジムのサウナから出たとこにある休憩所、まあ木製のベンチなんですけど、僕はそこでミストサウナと水風呂の交代浴した身体を休ませてたんですよ。健康に良さそうな事してる自分に酔いしれながら。健康に酔うって死亡フラグですよねふふふ。

そしたらそこにジムで知り合いました!みたいな男性二人組がやってきて話し始めたんですよ。

因みにジムにはエクササイズのスタジオプログラムに参加して楽しく運動しつつ交流も深めてしまう開かれた人種と、恥ずかしいか全く興味がないかマシンで筋トレを黙々とする閉ざされた人種の二種類がいるんですね。

で、彼らは完全にスタジオプログラム型の人間で、僕はもう誰からしても丸分かりだと思うんですけど後者なんですよ。俺たちの間には、目に見えないものの冷たい川が流れている。

そう言うのってお互い何となく肌で感じるので言葉を交わす事がないんですけれど、聞こえてくるもんは仕方無いのでボンヤリ黙って聞いていた訳です。4文字にまとめると「盗み聞き」です。良くないねえ。

 

で、プログラマー(略し方が誤解を招きそうなのはご愛嬌で)の2人はジムの近くにある豚骨ラーメン屋の話をしてて、ジム帰りに豚骨スープの匂いがして寄りたくなってしまうという微笑ましい話を展開していて、閉ざされた人間なので「めっちゃわかるー」と思っていても無表情で聞いてないよアピールをしていたんですね。ちょっと待って、書きながら自分の描写に泣きたくなってきた。あああああああ。

 

「そう言えば俺、学生の頃ルームシェアしてて、同居人にしつこく誘われて博多行ったことあるんですよ」とプログラマーの1人が思い出した様に言ったんですよ。

「博多=豚骨ラーメン」というのは「博多=殺し屋が多い街(出展:博多豚骨ラーメンズ)」くらいポピュラーな公式なので、その同居人が旅行に誘うほど豚骨ラーメンが好きだったのかなと予想していて、プログラマーの片割れの方も僕と同じ予想で「同居人さん、豚骨ラーメン好きだったの?」と返していたんですよ。他愛ない会話です。僕はそれにすら参加してないけどな。他愛ないのにも関わらず、な。

こうして文字にしている今は虚しい気持ちだけど、その時は本当にボンヤリと正解発表を待っていたんです。待っていた、というよりもう当然コレだろ過ぎて全く予想を立てたとも思ってなかった。相方さんもそうだったと思う。

「いや、どうだろ?でも、ベランダでバジル育ててたなー」

もの凄い不正解だった。没シュート。問題の難易度が高過ぎて黒柳さんですら絶対に当てられないやつ。

いや、そもそも不正解っていうか豚骨ラーメン、博多の流れでバジル育ててたって情報の挟み込み方凄くない?新聞の折り込みにピンクチラシみたいな挟み込み方だよ?え?ボケだよね?さも当然の様なトーンで言ってるけど、それが実話だろうが完全にネタとしてサーブしてるよね?待ちの状態だよね?と焦っていたら相方さんが言ってくれたんですよね。

「へー、バジルってベランダで育てられるんだ!」ってね。

 

それを聞いて僕は思いました。

「嘘だろ?」と。

 

ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええいやいやいやいやいやいやいや、ある!他にある!確かにバジルってベランダで育てられるんだーってのはあるよ?疑問としてはあるよね、まあ出来るよ、ベランダで育てられるんだよ、僕もよくわかんないけど、詳しくはインターネットとか参考にしたら良いと思う、一緒にホームセンターに買いに行こっかー、だけど!だけど!!そこじゃないよね?今は、今この瞬間はそこじゃないと思うなー僕は。一杯ある。もっと先に言うべき事が一杯あるだろ!?ちょっと列挙するから待ってて!

ホラ!御一読下さい!!!

 

・豚骨ラーメンの話じゃなかったの?

・博多に行った感想は?

・「でも、ベランダでバジル育ててたなー」の「でも」が「同居人さん、豚骨ラーメン好きだったの?」という質問のどこにフックとして掛かると踏んで披露したの?

・同居人は何故そんなに博多に行きたかったの?

・担ぎ出されて唐突に梯子を外された豚骨ラーメンと博多の気持ちになって考えたことある?

・普通に関係なくない?

・普通に豚骨ラーメンとバジル関係なくない?

・いっそ嘘でもいいから乗せると意外と合う、くらいのエピソードが欲しくない?

サッポロ一番塩ラーメンにバジル合いそうじゃない?

 

なんかさー盗み聞きしててこんだけ異議申し立てるの本当に卑屈だなって思うんだけど、でも伝えたい想い兼でも伝えられない言葉が西野カナの様に湧いてきてしまって悶々としてしまった。ホラ、偽カナやんだよ!

その会話はそこでもう別の話題に移ってしまい(その会話がサラリと別の話題に切り替わるのも度し難いんですが)、僕は悶々としたままその場を立ち去りました。

僕が居て良い場所ではないと思ったからです。

彼らはネタではなく、ただコミュニケーションとして会話自体を楽しんでいたのです。ボケだのツッコミだの、そんなんじゃなくて、ただお互い言葉を交わすことを楽しんでいたのです。

とても楽しそうな笑顔で会話していました。

僕はそれを目の当たりにし、閉じた人間程、笑いに飢え、全てのものにネタ性を求めるし、オチを求めてしまうのだと思い知らされました。これじゃあまるで無い物ねだりというやつだなと思いました。

そんなものがなくても、人と人は繋がっていけるのにそれすら不得手で(という設定に逃げて)閉じることを良しとする自分がどんだけ疎かにしているんだろうと打ちのめされ、甘えてんじゃねえよという気持ちであれ?何か暗くない?何これ?夜が来るからこの辺でやめとこ!元気だニャン!

 

またー。

振替休日は見逃し三振。

「細眉にしてセミロングにして美白したらウチのお母さんに似てる」と言われてどんな顔を、どんな言葉を返せば良かったのか解らなくて夢にまでみた。つくづく損な性格をしている。そこまでオプションを要してようやくお母さんに似るなら、それはもう僕じゃなくても良くね?

 

それはそうと振替休日だった。

振替休日だったので勤務先は当然営業しており、必要に応じて電話が掛かってくることもあるんだけれど「休日は夕方まで寝ている」という嘘を職場に周知徹底しているので取りたくなければ放っておいてもお叱りを受ける事がないという状況を形成することに成功している。

後で「すいません、寝てました!」とSMSを送れば良い。そんな死ぬ程大切な用事ならば何度もかけてくるだろう、それに応じて何度目かで受ければどうとでもなるんである。

なので普段通りの時間に起き、休みの日に行うタラタラしたペースのジョギングをこなした。6km程度を恐ろしく遅いペースで走る。速度としてはBiSHというマジカッケーパンクアイドルランキングナンバーワンアルバム「THE GUERRiLLA BiSH」を1周するまで延々と公園のジョギングコースを走り続けるというものである。まだこの曲かー終わりはまだまだ先だなーとならないのはこのアルバムが良い作品であることに尽きる。似た様な尺の同じくらい好きなアルバムで試したりしたのだけど、どうにもこのアルバムが一番適している気がして結局戻ってくる。

結論としてはBiSHは健康に良いのかも知れない。ファンの公式飲料はストロングゼロみたいな勝手なイメージがあるんだけど、そのイメージを上回る健康さである。可愛いしな。

その後、シャワーを浴び、食器を洗い、大好きな猫カフェに行こうと家を出て電車に乗り、桂の手前で財布を忘れた事に気付いた。控え目に言って最悪である。

何故か桂で下車し、改札を出て辛うじて持っていた小銭入れを用いコンビニで温かいお茶を買った。普段カロリーのない飲み物は水以外買わないんであるが、ショックにより身体に優しく温もりのあるものを欲していたのかも知れない。再び改札をくぐり、ベンチに腰掛け、このICカードと小銭入れの800円があれば贅沢は出来ないし猫カフェにも行けないものの京都で遊んで帰ってこれるかも知れない、インターネットを駆使すれば思わぬものがICカードで購入出来てライフハックみたいな日記が書けるのではないかなどと考えもしたけれど、別にしたいかと自問したところ全然したくなかったので大人しく帰る事にした。

遠ざかっていく猫カフェの方向を車窓から延々と眺めていた。悲しさって日本語を300回書き取りした気分である。

せめてランチでも食べて帰れば良いものの、そんな食べたいかなー?を繰り返しているうちに何も食わず、買いもせず家に戻ってきてしまい、のりっこチキンを食べた。

のりっこチキンとはうっすら醤油風味のナゲットの冷凍食品である。スーパーやドラッグストアで冷凍食品半額セールをやっている際にエビ寄せフライと併せてよく購入している。自然解凍でも食べられるのでお弁当に入れると保冷剤代わりにもなる優れものではあるが、大体休日のお昼ご飯のおかずに食べてしまうので僕の中では本領発揮した事がない、備えあれば憂いなしというよりは備えあれば嬉しいねレベルに甘んじている美味しい食べ物である。

その後はカラオケに行こうかとコートを着てマフラーを巻いたものの気乗りせず、結局洗濯機を回して干し、アマゾンプライムビデオでドキュメンタルのシーズン2と3を一気に鑑賞し、その間に怖いもの見たさで小野不由美原作の鬼談百景を選ぶも2つめのエピソード「影男」の影男の影が出てくる前にもう怖くなってしまい早々にドキュメンタルに戻るなどした。

今日は本当にダメな日だなという思いが拭えないでいるのは、いつかの自分が頑張って休日働いた振替で休んでいる為にその日の自分への申し訳なさの様なものがあるからだと思う。顔向け出来ねえと思いきや鏡を見れば即御対面を果たしてしまうのでバツの悪さ極まりない、バツの悪さ突キ破レル〜Time to SMASH!〜である。

長く生きているとこんな日もあるよなと思いつつ、今日は2/14なので会社のかなり積極的なバレンタインに巻き込まれず済んだだけでも良かったと気持ちを切り替えたい。

転職してもうすぐ1年、バレンタインが猛威を振るうタイプの職場であることがストレートに面倒過ぎて嫌である。来年も振替休日だの有給休暇だのを駆使して回避したい。

消化不良ではあるものの、さっさと寝て翌日に備えたい。

 

またー。

血管と筋肉が何だかんだの話。

採血や献血で血管上の問題により看護師さんに苦労を掛け、同時に自分自身も痛い思いをするという歩く不幸錬成機こと僕なんですが、この度も会社を訪ねてきた血に飢えた献血カーにてその特殊能力を遺憾無く発揮しましたことをこの場を借りて御報告致します。

血管が見えない、取りにくいを通り越して「あるハズ」と生物としてどうなんだという評価を貰った事があるので何が来てもショックを受けないつもりだったんだけど、今回は「血管が柔らかくて刺さらない」と「刺さったけど全然血が出ない」の2連発でクレームを頂戴して普通に凹んだ。「あるハズ」が半ば大雑把な医療行為ギャグだとすれば問題点をマジレスしている今回は確実にクレーム。明確に指摘する笑顔の裏に要改善の札が貼られている気がしてならない。血を求める相手に対して善意でもって差し出しているのにな、と思うものの自分もお腹を極限まで空かせて入ったマクドナルドで列に並びバンズを受け取り、また別の列に並びパテを挟んでもらうみたいなスタイルだったら不満を口にしてしまうと思うので真摯に受け止めたい。例えが弱い?血が足りなくて頭回ってないんだよ大目に見てくれ、ちなみにトマトジュースは有塩でも良いから甘ったるくて薄いやつはNGだ。

400mlを人の倍くらいの時間をかけて抜いて貰ったので気分は給食を食べ終わらないまま昼休みが終わりそうな小学生である。この類の辛さを大人になってするとは思わなかったぜ。

改善策が思いつかないのも辛いところである。医療の更なる発展に期待したいしか言うことがないしやる事もない。日本のお医者さん頑張れー!(極めて頭の悪い日本語)

 

 

それはそうと相変わらずジム通いしてるんですけど、結構自分でもマジ続いてんのウケるってレベルなんだけど、いつだったか書いた通り「自分の腹筋どう割れるのか気になる」というモチベーションだけで通ってるんだけど、中々割れない。だけどばかりの人生でした。

そんな短期間で割れるなら誰も苦労せんわって言われるとまあそうなんだけど、ジム通い史以前にも長らく腹筋してたので腹筋スレとか多少耐えられるくらいの回数はこなせる領域でジムに通い始めるという、身体硬いから長いことストレッチして初めてヨガ通い始めた菅野美穂みたいな奥ゆかしい可愛らしさがあると思うんですよね。

おっと、文章として滅茶苦茶なのは自覚あるんで放っておいてくれよな、菅野美穂と同じジャンルに自分を投げ込むにはこれくらい話が通じなさそう感を出さなきゃやってらんないじゃないですか。獅子は我が子を千尋の谷に突き落とすんですよ。並みの思い切りじゃあ出来ない所業だぜ。菅野美穂と同類って余りに思い切り良過ぎるから、もう危ねえ奴だ触れないでおこうくらいのキャラをプロデュースしとかないと保険にすらならない訳です。

獅子と言えば獅子歌歌をずーっとテイルズの技だと覚え間違えていたんだけどあれはワンピースに登場する技で、僕が獅子歌歌と勘違いしていたのは虎牙破斬だったって話しましたっけ?獅子戦吼ですらねえのかよネコ科以外全外しだニャンて!あれ?何の話でしたっけ?

そうそう、ジムに通って腹筋割りたいって話なんだけど、折角ジムにいるのでプロの助言を仰ごうと思って、あおげあおげあおぐぞあおぐぞの附子テンションでスタッフの人にこなしてるトレーニングメニューとか食生活とか洗いざらい吐いた訳です。附子、面白いですよねーって。

そこから打ち出された結論が「米の大食いを辞めれば今のメニューならすぐ割れる」で目の前が真っ暗になった。リアル貧血かと思った。

申し遅れました私、1日に2.5合米を食べるんですが、スタッフさんが冷静に分析した結果、要するに炭水化物の大量摂取を控えて体脂肪率を落とせという事らしいんですね。お前は体脂肪率が邪魔して割れるものが割れてないのであるという話らしいんですけど、米を2.5合食べる事で人間の体を保っている自分に米を減らせというのは半妖になれという宣告であり、半妖の生き辛さは楊戩ですら封神演義であんだけ苦労した代物ですよ。それが僕に出来るだなんて、買い被りも甚だしい。夢小説じゃねえんだぞ現実は。

あまりにマジかよと思ってしまい、反射的に「絶対無理!!!」とプロの助言に口答えしてしまった。アドバイス求めといて口答えって客として最悪だと思うんだけど、スタッフの方は本当に優しくて「炭水化物減らすのが一番の近道だけど有酸素運動を増やすというのも有効ですね」と角度を変えてアドバイスを下さったので、僕の返答としては「おこめいっぱいしゅきだからいっぱいはしりゅ」となりまして、今後当社比で1.5倍は走って体脂肪率を落とそうと思います。

スタッフさんは最後まで「賭けても良いですよ、絶対炭水化物減らす方が早いって」と仰ってましたが、そうだとしても今の所米を減らすのはメンタル的に自殺行為に近いから極力回避したいところ。

興味の為だけに運動量増やそうとしている自分に落ち着けよと思わなくもないけれど、確実に今が人生で一番身体が健康でもあると思うのでこのまま興味本位で動かしとこうと思う。

それにしてもスタッフさんもまさか最短距離にて最善策を爽やかにアドバイスしただけなのに客に喉元噛み付かれるとは思わなかったろう。心を痛めておられたら労災を申請して頂きたい。なんかもらえるといいね!

 

またー。

アメリカンコーヒーが薄いという皮肉の唐揚げ。

バグダッド・カフェ(ディレクターズカット版)」が映画館で観たいと奥さんに誘われたので行った。

「今更過ぎて観た事ないって言い難いのとそれをもって己がサブカル特有のその価値観を抱いてしまっていたことに激しく動揺する映画枠」のベスト10に堂々ランクインし、燦然と輝きまくって目がチカチカして何色だかもうわかんねーなという認識である。

未来世紀ブラジルニューシネマパラダイスで「ディレクターズカット版?よせ、何故公開当時カットされるに至ったかよく考えるんだ!」という内から湧き出た警鐘を既読スルーした挙句に見事「掴まされた…」と直感を無視した自分をなかった事にして映画自体を批難してしまった経験からして、この度のバグダッド・カフェに関してもディレクターズカット版の洗礼を思っくそ浴びてしまうんじゃないかという危機感を抱いていたけれど、その二作と比べれば非常にスリムで良かった。

喜びも悲しみも淡々と、でも感情に沿ってどんどん穏やかな画になっていくのが素敵だったし、コンプレックス克服からの自己実現みたいな出発点人に非ず的な視点の映画でないところも素敵で(そうなりそうな要素はいくらでもあるのにまるっとお互いを受け入れていく作品だと思う)良かった。

ピアノで度々演奏される曲が気持ちに応じて全く別の表情を見せるのと、会話に生じる妙な間がいちいち感情豊かで素敵だった。黙ってるけど疎通できてるというか。

とても面白かった。

それにしてもディレクターズカット版で痛い目をみた人は「ここがカットされたんじゃないか」という目が異常に発達してしまう気がする。そんな目で終盤を見た。

そもそもディレクターズカット版は公開版を観たり、映画がとても好きな人が観るものだなと思うので自分がイレギュラーなんである。その自覚だけは忘れてはならぬと思う。

その後、売店でパシフィックリムの続編とblank13の前売り券を購入した。blank13のフライヤーは売店で1人2枚までという人気っぷり(その癖動員に繋がらなさそうな雰囲気がプンプンする高橋一生バブル)でビックリした。blank13の方はムビチケじゃなくて普通の前売り券で、ムビチケしか利用したことがないので滞りなく予約出来るか非常に不安がある。

どちらも面白そうなのでとても楽しみ。

 

百貨店のバレンタインフェアで生のカカオ豆を初めて触る。ヌルヌルした、ライチの様な質感の果肉に青い匂いがする中にも微かに慣れ親しんだチョコレートの匂いがして面白かった。

こんなものを色々行程を経てチョコレートにすることを最初に見出した人は頭がぶっ飛んでいると思った。ありがとう頭ぶっ飛んでる人。あなたのお陰でチョコレートが食べられる。

その後、昼食に以前から気になっていたイスラエル料理屋さんへ行く。

ハーブが尋常じゃないくらい使われているのにクセがない、スパイシーで美味しい料理だった。その上、800円代で破壊的なボリュームで出て来て嬉しかった。

水煙草も楽しめるお店で、夜はバー営業とのこと。自身は喫煙しないのだけれど、水煙草のビジュアルが好きなので誰か吸っているのを延々と眺めたいと思った。

腹ごなしに歩いている際に「クリーンスタッフルーム」という従業員用の部屋の表示を見かけ、本気で「汚れてない人しか入れないのは何でだろう」と考えていたんだけど、清掃スタッフの人たち用の事務所だと言われて静かに、本気で恥ずかくて死にたくなった。我ながらバカ過ぎる。

「俺の手、汚れちまってるから」と儚げな表情を見せる斎藤工風のイケメンでその不条理はを妄想していた自分を脳ドックにぶち込みたい。

その道中、大阪弁護士会の特設ブースが梅田の地下に出現しており、そこで「勝訴」と書かれた勝訴タオルを500円で購入した。

勢いとノリが良かったのと、単純にジムで使うタオルとして新しいものが欲しかったのもあり丁度良かった。

大阪弁護士会名義の500円の領収証を貰ったのが一番面白かった。

弁護士の先生との無料相談に大挙する老人を見て、大事な事はちゃんと金払って相談した方が良いぞと思った。

 

夜は飲み会。

穏やかに鋭い人たちと美味しいものを食べて美味しいお酒を飲んだ。

話について行くのに頭をギュンギュン使うパートもそこそこあったけど、皆漏れなく話が解りやすいのでとても楽しかった。

帰ってさっさと寝た。

 

日曜日は殆ど寝て過ごした。

猫か。

 

またー。

羊の木はメガネかけてる登場人物が比較的少ない映画でした。(タイトルでネタバレしてごめん)

ドラッグストアでレジにいたら、幼児が足元に駆け寄ってきて「パパ?」と話しかけるので咄嗟に「違うんだよなぁ〜」と何故かノリノリで答えてしまい、幼児から困惑とお父様から笑いを頂戴する。何故ノリノリになるスイッチが入ったのか微塵も解らないのだけれど、ブレーキが利かずお父様がメガネをお召しなのを見て自然と「メガネで見分けてるのかなー?」というセリフが口から出ていた。

お父様が笑ってくれて何よりだったし幼児は可愛かったけど、急に陽キャへ転じた自分が後から果てし無く恥ずかしくなってきて憂鬱な気持ちになった。

レジの男性店員が品物を受け取ってレジに通してお金を預かってお釣りをくれて品物を差し出してくれるまでに4回も「かしこまりました」と言っていたんだけど、ドラッグストアの買い物でそんなに了解して貰う工程も無いだろうし、丁寧過ぎて申し訳ない気持ちになった。

住宅街だから変に厳しい暇な老人とか住んでるんだろうか。だとしたら彼に良いことがあるといいなと思う。

 

映画「羊の木」を鑑賞しに、ついでにそんなに混んでない中でウィンドーショッピングがしたいと思ってエキスポシティに行った。

狙い通りそんなに混み合っていないショッピングモールをウロウロし、特に欲しいものもなかったのでノースフェイスやらデサントやらリーボックやらカッコイイなーと思いながら通り過ぎ、ユニクロで790円に値下げされていたロンTの欲しい色の欲しいサイズだけが売り切れており結局本屋で3冊本を買っただけで終わった。

あとは無印良品の服を眺めて「意外と高いなゲーム」をした。例えばジャケットを眺め、値札を見ずに金額を予想してみると大体思ったよりちょっと高いので「うわー意外と高いなー!でも良品だからな!」となる遊びである。結構楽しいし、本当に何度やっても微妙に予想よりも少し高い(けど世間の相場からすると安いという絶妙なライン)ので病み付きになっている。そんなゲームをしていても普通に気に入って無印良品で買い物をよくするので本当に恐ろしい店だと思う。中学生の頃から一番お金を定期的に遣わされるお店で、全年齢の購買意欲を落ち着いた表情で違和感なく刺激するとんでもない店である。大好き。

普段は何も欲しいものがないと出歩かないんだけど、映画というキッカケがあってそこそこブラブラした気がする。

肝心のエキスポシティーの映画館は綺麗で大きく、そしてガラガラであった。公開2日目の話題作がこんなにガラガラってある?というくらいの空席っぷりで、20人いたかどうかというレベルであった。微妙に遠いからだろうか。アニメの限定上映などでは売り切れまくってる様なので、そういう企画やライブビューイングなんかの独自性を維持して是非とも残って欲しい。

長い映画を観る際にいつも売店のコーヒーやカフェラテがノンカフェインだと有難いのにな、と思う。温かい飲み物は基本的にカフェインが入ったものが多いので長い映画となるとトイレに行きたくなってしまう。飲まなきゃ良いんだけど、折角映画に来たのだから何か飲みたくなってしまう。スポーツ観戦でビール飲みたくなる気持ちと同じである。

肝心の映画「羊の木」は元々原作が興味深くって、でも絵が受け付けなくて1巻で頓挫していたものなので楽しみだった。

以下、ネタバレになる可能性があるので観る予定のある方はこの辺でお疲れ様でしたということにして欲しい。

スクロール見え防止の為、全く関係ない文章を挟んで感想に移りたい。

2018年のアニメについては「ポプテピピック」と「博多豚骨ラーメンズ」と「宇宙よりも遠い場所」を鑑賞している。ポプテピピックは毎回パロディーとしての面白さとショートアニメを超えるファストさの小気味良さが気に入っていて、完全にハマってしまっている。博多豚骨ラーメンズは探偵の失敗した普賢ちゃんみたいな肩幅と登場人物全員の中途半端さに若干イライラするものの普通に楽しみに観ている。宇宙よりも遠い場所は、全く期待してなかったんだけど面白くて、とても平和な世界かと思いきや突然妬み嫉みが出て来てビックリしてしまった。え?嘘でしょ?そういうエピソードやる感じじゃないよね?プリキュアにパチンカスが出て来たくらいの衝撃を受けた。急過ぎ。進撃の巨人でもタイトルで身構えさせるくらいの親切さはあったぞという気分であるが、出来事的には平和で穏やかなので今後も楽しく鑑賞したいと思っている。

あとは餃子の王将に行ったら隣の男性客が祖父母が金持ちでよくわかんねー拘りがあるって話をしていて、餃子の王将で聞こえてくる話としては草野球の話と上司の悪口の話の次くらいに丁度良かった気がする。チェーン店じゃない喫茶店なんかに行くと金持ちなおばさんが3人くらいで集まって、その中で一番金持ちのおばさんが行ったニッチな行き先の海外旅行列伝を残り2人が本当にそう思ってる?くらいのテンションで褒め称えるみたいなマウントのオーバーワークでパラマウント直行便みたいな史上最低な5.1chサラウンド、何故前からだけでなく背後からも音声が来る、そうか、あいつらのボリュームがおかしいから反響して来ているんだ!みたいなのに年に3回くらい遭遇するからフェスみたいなもんなんだなアレはと思っている。フェスが乱立して久しい昨今、そろそろ淘汰が始まるので奴らの活動におきましても徐々に縮小傾向になって欲しいマジで。ただし海外旅行でも何でも良いのでお金は引き続き楽しく使って頂きたい。詐欺などに引っかからない様に、生前贈与もしっかり検討しつつ、折角持ってるお金なのだからどんな人間でも楽しく使って欲しいんである。

で、松田龍平がクソヤバかった。あ、羊の木の感想ですね。忘れてましたか?しっかりして下さいよ本当、何のためによく解らない文章を読まされて「よく解らないことが書いてあるなー」って思ってたんですか?もー意外と抜けてるとこありますよね、そういうとこ嫌いじゃないっていうか、まあ、す…あらすじとしては仮釈放された殺人犯を自治体として身元引受けし、定住することで更生と過疎化の一石二鳥みたいなプロジェクトの試験運用の話なんだけど、松田龍平がクソヤバかったのでとりあえずそう書いておきたい。

元殺人犯(仮釈放されているので殺人犯呼ばわりするのもおかしな話なんだけど解りにくいので便宜上こう書く。フィクションなので多めにみて欲しい)が抱く不安や恐怖や疑いが受け入れる側の主人公のソレと同等に重たく、ギシギシとのし掛かってくる感覚が淡々としつつも不穏なBGMと地域に根付いたお祭というか風習や民話に滅茶苦茶に煽られて怖かった。

元殺人犯の償うとは別の、逃げ切れないという感覚が一番痛々しかった。許されたいを諦めていて、せめて逃げ切りたい、という感覚がとても切なかった。

松田龍平はその中で本当にヤバくて、友情に飢えているのが瞬間的にフッと顔を出して、でも普通に元に戻ってしまう姿がマジで悲しくって心底恐ろしかった。クライマックスで本当に欲しかった友情を手に入れたのに結局元に戻ってしまったのか、はたまた手にした友情を失う前に終わらせてしまいたかったのか、でももしかしたらようやく受け入れられる人を見つけた結果がアレだったのかなど、考えれば考えるだけ的が絞れない描かれっぷりで、それがもうキャラクターに似合い過ぎていてスゲーなと思った。錦戸くんの演技もとことんハマっていた様に思う。あんな優しい市役所の職員いて欲しいな。

あとは優香さんがめっっっっっちゃ可愛かった。思春期の頃に登場して来た方なのに当時は全然興味もなかった。だけど今の優香さんはマジでヤバい。今が最強じゃねえかくらい可愛い。ヤバい。松田龍平と優香さんがヤバい映画だった。面白かった。

映画館に行くと次々観たい作品が出てくるので予告編コーナーって意味あるんだなーと思いつつ、次は「blank 13」が観たいなと考えつつ帰った。

 

またー。

///20180113-20180203///

///結び目が固くて忘れるのを諦めた記憶の数が増える度に少しずつ沈んでいく/幸せは風船で不幸はダンベルじゃ割れるし萎むで幸せばかりが儚い/妙にリアルだ、だってリアルだ、なんてリアルだ///

 

///あまりの密度で息苦しい希望が/生まれた時に泣きながら/立てたその爪は何色に塗られていたんだっけ///

 

///ずっと飼っていた違和感に今更手を噛まれて/夕飯を作り忘れた/世間との時差ボケを埋める為に飲む薬が/保険適用外なのは優しさだと思った///

 

///田舎の呪縛をイオンが解いて、次の呪いが素面で始まる///

 

///明るく染まる空を見ながら何か違うな/百均と電子レンジで生活の綻びを繕う/疲れた団地の寝息を聞いて/切ないだけでいいならどうとでもなるのに///

 

///悲しみが普段使いで絶望は逃げていく/表情は作れるけれど意味はなくなった/虚しさを育て過ぎて不幸は溶けていく/表情は作れるけれど意味はなくなった///

 

またー。