このところ、夢の中で映画「プロメア」をやたらと観るので、起きてプロメアの受注生産のTシャツを二着予約した。何度も夢にみるくらい強いインパクトを自分の中に残した作品なのだろう。リスペクトを込めてポチった。ブルーレイもこの調子で買う気しかしない。
夢の中で見聞きしたものを現実に生み出すという流れから、ポール・マッカートニー氏がyesterdayを夢の中で作り、それにジョン・レノン氏が歌詞をつけたという話を思い出した。
そこと並べるには構造的に差異があり過ぎて浅はかではあると思うんだけど思い至ったのだから仕方がない。
僕はこの文体からも察して貰える様にビジュアルもまあオタクっぽさというか芋っぽさがあるので購入したTシャツを着るとステージがひとつランクアップしてしまう訳で中々外には着ていけない事が予想される。ジム通いのユニフォームとして活用したい。
ジムに通ってる人は服を通り越して視界に入った対象の筋肉しか見てないので最悪上半身くらいは裸でも全然気付かないと思うのでアニメTを着ていたとしても問題ないのである。
唯一、仕事としてジムに来ているスタッフだけが気付く可能性があるが、それはあくまで上裸であった場合であり、服さえ着ておけば「服を着ている筋肉信者がいるなぁ。筋肉ポイント2000、まあランク的にはCか」としか思わないので服の柄まではやはり視界に入らないんである。
ちなみに筋肉ポイントというのは言うなれば戦闘力みたいなものであり、「筋力」と表記すれば良いものを何故だかそう書いてしまっただけなのだけれど、国際協会が国際基準を定めている厳格や評価軸なのだという事にしておきたい。
筋肉ポイントが高い者がランクが高いかと言えばそんな単純な話ではなく、鍛えた筋肉を上手く使った動きを出来る者だけがランクを上げることが出来る。見てくれだけでなく使いこなしてこそ真の覇者となれるんである。
僕がジムのスタッフに値踏みされた筋肉ポイント2000でランクCというのはマッスルワールド(ジム内にのみ存在する仮想空間。オンラインで全世界と繫がっている)では下の上といったところ。まだまだ鍛錬を積み、精進しなければならないのだけれどあまり意欲的でないので本気の目とやらが大好きなジムのスタッフには少し煙たがられている。月会費払ってるのにね。
ちなみにマッスルワールドでは相手から「凄い」とか「◯◯筋がいいね」と思われるとその褒めの大きさに比例して仮想通貨マッスルペソが振り込まれる訳で、マッスルペソはマッスルワールドでしか利用出来ないんだけど自分の身体ひとつで稼げて、それをプロテイン(仮想なので飲んでも効果はない)とかウェアー(仮想なので現実世界では着れない)などと交換出来るので大人気だし、ランクSやそれ以上となるとランクとマッスルペソの所持額により天空フロア(特別なスペースに見えるけど仮想なので実際は周りの人と同じフロアにいる)でトレーニングをすることが許されたりと盛り沢山なのである。どっかで聞いた設定だと僕も思う。
これはやる気のなかった僕が、ひょんなことから村を天空フロアに君臨するボスに焼かれ、相手の土俵でぶっ倒してやらんとする地味めの冒険譚ではなくアニメTシャツを着るにはジムが最適という話であった。何なの。
あとなアレしたよね。アレ。増税。
何だかんだで増税を実感する買い物をしていないせいでそんな気がしないんだけど、増税なんてものは、したらしただけ悶々としてしまうものであるからして、増税に対して批難の声が挙がるのも当たり前であるので、当たり前なリアクションであるなぁ…と感慨深く世の中を眺めている。日本語難しいね。
何故そんな冷静でいられるのかと言うと、先に述べた様に何だかんだで増税を実感する買い物をしていないからである。ドンと構えているというよりはキョトンと立ち尽くしている感覚。
恐らく今後、買い物をしてレシートを貰った際にマジか…これが噂の…とジワジワきて、そして本気で落ち込んだりするのだと思う。
いや、上がることは知ってたし、身構えてなかった訳でもないんだけど、キャッシュレス決済すると何故か割引になるとかもあるし、あと選挙にもちゃんと行って意思表示してるから何かこう、賛成してようが反対してようが「いや僕は意思表示したんでね」って気持ちでいられる。この世の中の騒ぎっぷり、投票率を鑑みた結果、意思表示をしないで決まってしまった事に対してギャーギャーいってる人がそこそこ潜んでいる気がしてゾッとする。
普通に色々思うところはあるけど、別にそういう人たちに対してどうこうして欲しいって言うよりは、それを眺めてて感じる漠然とした悔しさみたいなものを忘れないでおこうって思う。
悔しさは忘れない方が良いって最近バカみたいに見続けてるアニメ版ハイキュー!!から学んだ気がしている。
特に推しはいないものの、ハイキューのキャラクターは皆可愛いからホッとする。
バレーはレシーブだけやたら得意で、他がとても下手だったので学校の体育の授業だというのに消去法でリベロをやらされた記憶がある。ハイキューを観てリベロもトスをあげて良いことを知った。僕をリベロに任命したバレー部の真中(仮名)は、僕のトスの下手さから敢えてそのルールを僕に教えなかったのだと思い至って今更凄く悔しい気持ちになりながら観ている。
時間が経つことで見えるものもある。
税金に対しても同じ様に見張り続けることで自分の主張の置き所がきちんと見つかるんではないか、と良いことを言っている様で中身のない話に無理くりつなげて終わりたい。
某大臣により注目されている「良いことを言っている様で中身のない話」に関しては僕もこのブログでずっとやってきているので多少ね、出来るんだぞ、と珍しく胸を張っている。
別に誇らしくはない。
またー。