性格の悪そうなBLOG

いちいち長いですが中身は特にないです。

着回し的なのを書きたい。

ファッション誌の着回し特集が好きなのでやってみようかと。

〜寒さに負けるな!精神的アウターミュージック7days〜

主人公
邦楽 聴美(25)
輸入家具の卸会社 事務
大学卒業後、憧れの東京で就職!最初は人の多さに戸惑ったけど、3年してようやく「ここが私の街なんだ」と思える様になった。同期入社の営業職タカシとは付き合い始めて2年、そろそろご両親に紹介して欲しいな...?

(fri)
仕事帰りにタカシとデート!待ち合わせはいつものタワレコ新宿店。試聴中にタカシに声をかけられても聴こえないふりして驚くワタシを演出する為にヘッドフォンには必ず両手を添えて...聴いているのはモーモールルギャバン「POP!烏龍ハイ」。そういえば最近タカシに連れていかれるお店いつもの笑笑だし、ちょっとつまんないー!

(sat)
デートをドタキャンされてタカシと連絡がつかない...一週間の疲れが出て寝坊してるのかな?夕方になっても連絡がつかないから仕方なく一人で寂しくフランス映画を観る事に。今にも雨が降りそうな空の色みたいな映画で、ワタシの心境とシンクロして泣けちゃった...。帰りはスタバでソイラテをテイクアウトして並木道をART-SCHOOL「スカーレット」
聴きながらトボトボ歩いてたら、また泣きそうになっちゃった。タカシのバカ!

(sun)
「昨日は折角の休みなのにごめん!寝てた!」ってタカシから電話。今日は渋谷にライブを観に行くって言ったら珍しくついて来てくれるって!普段は洋楽史上主義なのに、やっぱり昨日の事を反省してるのかな?日曜日だしYUKIちゃんの「joy」でも聴いて可愛い彼女になってやりますか!

(mon)
昨日はライブも楽しかったし、ワタシの好きなバンドのメンバーとタカシとで喋り過ぎちゃった!本当にステージ降りるとロクな事言わないんだから(笑)
月曜日は憂鬱になりがちだけど、楽しんだ余韻とテンション高めのアイドルソングで乗り切るぞ☆
一週間の始まりはももいろクローバーchai maxxで決まり!推せる〜↑↑

(tue)
たまたま書類を届けに外出したら、公園でタカシが営業の後輩アケミちゃんと楽しそうに話してるのを目撃!ちょっと待って!?近くない?呆然としているワタシに気付いたタカシから逃げる様に帰ってそのまま早退してきちゃった...大好きなナツミ先輩に相談したら「実は言えなかったんだけど、2ヶ月くらい前から怪しくて...」だって。タカシからの着信は全部無視!少しでも気分をアゲる為にキュウソネコカミ「ファントムバイブレーション」にお願いシェンロン!!!

(wed)
もぅマヂ無理。 
タカシとゎかれよぅかな。 
ちょぉ大好きだったのに 
ゥチのことゎもぅどぉでもぃぃみたぃ。 
ゥチゎ遊ばれてたってコト?
手首切ろぅかな?
否、我はファッションメンヘラとは一線を画す存在。消えるならタカシ、貴様だ。せめて最後の情けであの世に送ってやろう...我の左手でな!

聴け!阿弥陀「極楽浄土」!!!

(thu)
タカシが有休取って朝からうちに来て、アケミにはちゃんと彼女がいるって告白断ったって言ってくれて、食事に行こうと連れて行ってくれた先はフレンチレストランでお店に入ると仕事で出て来ていたタカシのお父様がいて、何か親公認のカップルになって帰りに二人で乗ったタクシーでタカシが指輪をくれて「結婚しよう」ってワタシ焦り過ぎてタカシとタクシーが混ざってタカシーとか言っちゃって二人で大笑いしてタカシは本当にワタシの事を考えてくれていたんだなって思うと胸がいっぱいになって涙が溢れてきた。週末ゼクシィ買いにいこうな、だって。
ゥチらマジEternal Love。。。


ーendー

思いつきだけで書いたけど本当難しいな。雑誌編集してる人たちをマジで尊敬する。
あの茶番がいかに計算し尽くされているかが身に染みた。
いつか必ずこのリベンジを果たす。
以下、気付いたポイント。

・就職先は家具屋でも旅行社でも花屋でも必ず最先端かもしくは海外の日本支店
・彼氏は仕事が出来、流行りの趣味をもっており、モテる
・自分の仕事ぶりを評価される
・何なら自分もイケメンに言い寄られる
・必ず一悶着あって飲み会で飲み過ぎる
・(プロポーズまで書いたけど)結婚なんてゴールで締める事はほぼない。彼氏の存在の大きさや優しさに気付く、もしくは親に会わせて貰う等の絆を深める等のスルーパス通すまでを描く。フィニッシャーがゴールに蹴り込んでしまうと恐らく読者が醒める。
・一ヶ月着回しより一週間着回しの方がストーリーのコマが少ないので難しい。女性誌ですら敬遠してストーリーを付けない事がザラにある。
・特別ファンでなくとも何故かyukiはちゃん付け。aikoは呼び捨て。

これらを踏まえて、次回はもっと良いものを書きたい。
と、一週間かけて通勤しながらここまで書いたのだけれど、真顔でひたすらこれを合計1時間半くらい費やして社会人が書いた、という事実が怖い。