性格の悪そうなBLOG

いちいち長いですが中身は特にないです。

大森靖子&THEピンクトカレフ 2013.12.31@南池袋ミュージックオルグ+2014.1.1@新宿ロフトを観てきました。

明けましておめでとうございます。
今年も移動中の車内で書く、というスタイルで飽きるまではかこうとよろしくお願いします。
早速帰省の道中暇で書いてた。
奥さん?奥さんなら俺の隣で寝てるよ。

時間を少し巻き戻して大晦日。
生まれて初めて池袋に行った所、想像の8倍都会で衝撃。オタクとDQNが入り混じる雑多な雰囲気。
彼らは互いを認め合って共存しているのだろうか、それとも交わらぬ様に互いに避けながら暮らしているのか、はたまたアフリカを生き抜く野生の本能の如く、狩る側とそれから身を守る術を身に付けた者とが水面下で激しい生命の火花を散らしているのだろうか。
漫画みたいにお互いの勢力が特殊能力でバトルXメン的な感じだと個人的には尚良い。
ていうか、お前ら全員広がって歩き過ぎだわもー。◯人◯脚の練習でもしてんのかよ、もしかしてDQNとオタク勢の争いってエアギア的な感じで◯人◯脚で白黒付けてんのかってレベルで皆広がって歩いていた。ステッカーの上張りで勃発する◯人◯脚抗争。繰り出される高度なトリックに流される血と涙、いつまでも終わらない運動会。

南池袋ミュージックオルグというカッコイイ名前のライブハウスに行くために近くのはなまるうどんで夕食。池袋という土地は都会でありながら大晦日にうどん喰ってる奴とか!と言われ石でも投げられる原始性を持ってるのかと疑ってしまうレベルで客がいなくて寂しかったけど一日分の野菜のサラダうどんというメニューが美味しかった。カボチャだけ揚げてあって肉なくても何となくどっしりしててお勧めします。

そんな訳で2013.12.31、僕が今年の年越しに選んだのは大森靖子&THE ピンクトカレフのピントカウントダウン...だった気がする。ピントカのメンバーが各々OAとしてアクトをこなしてピンクトカで年越しをする、というファン感謝祭としか形容出来ないイベントで、正直僕のようなピントカぺーぺーが参加して良いものか悩んだんだけど、好きなのは間違いないし、大晦日に既婚者が独りで年越すとかどんだけ〜(IKKOさんってまたあのテンションのまま活躍されてるんだろうか。)1人で賑やかな百貨店をうろつき、ブックオフで「本気!」まとめ買いしてワンカップ飲み、11:30くらいにベランダに出て大きい声出してからふて寝してしまいそうなくらい寂しいしで参加させて貰った。
結果として大森さんのソロは普段よりも一体感があって優しくて楽しかったし、二宮さんのグダグダなのにかなり重要な試みのお陰でピントカについての理解度が深まり、大内ライダーさんの来年使えるライダー名言集は使い所が見出せず、小森さんは一人でも真っ直ぐなロックスターで、高野さんのソロは本人がどうしたいか知らんがやって欲しいな、カッコイイんだからもっと卑下せずガツンとやって欲しいなと思える素敵さであったし、牛さんは視点が人間を超越しており神かなんかなんじゃないですかね?と思う。だってイカだぜ?イカ。でも好きだったな、イカ。

そんなピントカを一年応援し続けたファンの皆さんへの感謝還元を経てのピントカのライブはこれまた素晴らしくピースフル。
いつか書いた様に感情を揺り動かされる瞬間もあったものの、楽しくって凄い笑った。

終演後、早々に新宿に移動して2014.01.01の新宿ロフトへ。
ここでもピントカが出演するとの事で、東京の方々に寄生する形で何とか辿り着く。帰りは余裕ぶっこいてたら寒空とネオンの下で20分以上迷った。
ロフトって大学生がやたら好きなLOFTの中に入ってるお洒落なハコなんだと随分長い間勘違いしていたので実際ホストクラブの看板に塗れた白い巨塔の地下にあると知り衝撃を受けた。現実はそんなに甘くない。
それはさて置き、東京の方々のスマートな移動により、水中それは苦しいを一部観る事が出来た。
いつ観ても独特のエネルギーを放出しているなぁ。
骨を砕く音みたいなドカッバキッワタシは死んだみたいなスタイリッシュかつアガるDJ(東西でDJそのものの考え方が違う気がする。どっちが良いとかじゃなくそう思った。)を経て、ピントカ。

全部客を喰ってやる、という気合いが渦を巻き息苦しい程に攻めるライブだった。
大森さんの観る者を釘付けにする圧倒的な歌を中心に二本のギターが言葉がない程良くて一人でちょっと泣いてた。
DVDで感じたソレが幻想でも何でもなく目の前にあって、もうそれだけで良かった。今日はこれ以上言葉が無い。聞かれてる訳でもないけれど、内緒にしたい。
思わずツアーファイナルのチケットを購入した。行けるかも解らないけど、このチケットがあれば、一先ずそこまでは頑張れるかな、と思えるチケットがまた一枚増えた。僕は僕のやり方で今年も自分を鼓舞して引きずってでも進みたい。
そう思えるライブだった。

終演後、大森さんのファンの人達と少し話した。
色んな人がいて、皆優しくて面白い方々だった。
僕なんかは基本的にそういう繋がりが、あまり得意ではないんだけど、ここまでボケっとしていられるのは中々ない。素直に嬉しいしありがとうございます。
アイドル現場の方々の本気を目の当たりにして感心するばかりでどうして良いのか解らなかった。
混じりっけない純粋さの前には無防備。真っ直ぐ応援出来る姿勢が素敵。
一方、今後沢山彼女達に気付いてくれる人が出てくるハズで、そういう人からどう見えるのかという不安も微かにある。
皆さんウェルカムだよ!という気持ちで一杯ではあるだろうけど、それをどう受け取るかは本人次第。
どうなっていくのか新参者故に興味がある。

帰り道歩いた夜明けを待つ新宿という街は本当にゴミだらけ。この街で何かを捨てる事で次に行けるんだろうか、なんて事を迷った事実を誤魔化す為に考えながら歩く。
あれだけ良いライブを持たされて2014年に送り出された身としては、この日新宿に捨てるものなど無かったと思いたい。

またー。