性格の悪そうなBLOG

いちいち長いですが中身は特にないです。

トリプルファイヤーも好きだけど。

AVを買うかCDを買うかで高校時代の友達が悩んでた。
サイゼリアの窓の外から強い日差しが射しており、テーブルを挟んで向かいに座る友達の顔は良く見えない。
そろそろ行くかと店を出て向かった先は銀杏BOYZのライブ。皆が絶唱する為に峯田さんの声は聞こえなかった。でも幸せだった。
と言う、初夢をみた。
 
ライブと言えば、先日TWITTER上で毒舌とdisの中間を常に漂う様な紳士がかの様な発言をしていた。
 
一理ある様な気もするし、そこまでの問題かと思ったりもする。
皆そこまで考えてんのかなぁ、とも思う。
「意識の高い」と頭に付くと何となく頭にくるけれど、出演時間を書くのは親切だし意欲的であるし実際意識が高い。
一方、ハコ側や主催者側としたらせっかく組んだブッキングなのだから是非堪能して欲しいという気持ちがあるハズだし、出演者だってそうな気もする。
美しく組んだ遊戯王デッキなのにデュエル開始の瞬間からブルーアイズドラゴンを求められている様な物だろう。
お前の中の城ノ内は登場せずに死んだままなのか。
勿論、お目当てが観れないと気落ちしてしまうので時間を発表してくれる分には大歓迎ではある。
時代は変わった、で片付けて良い問題でもなければ正解がある問題でもない。アーティストがどうしたいかに任せるに限る気がする。
携帯カメラでバシバシ写真を撮る人も目障りであるものの日常風景になってきた。
同列で語って良いものでは無いけれど(こちらはルールの領域に入ってくる議題)、時代が変わったら色々変わるのだろうな。
便利になったら不便が増える、的な。
ライブが楽しかったらどっちでも良いや。
 
そんな事より、服装の事で常々悩む。
着回し特集とか好きな癖にそれは女性誌だしという言い訳を差し引いても学習して然るべきな量を通り過ぎて来たハズなのに全然解らない。

例えばマフラーの巻き方がそうなんだけど、世の中洒落てるのとアクロバティックなのの背中合わせ、「へ、お前に背中預ける日が来るとはな」「何言ってんだ、この世で一番安全だって解ってんだろ」みたいな背中合わせ感の巻き方とかあるじゃないですか。あれ?もしかして新種の中尾彬かな?くらいの。
あれが出来ない。巻き方が現状三種類(内2種はグルグル巻きかグルグル巻きを縛っただけ)しかなく、毎シーズン試着と称して巻き方を習う事でバリエーションは確実に増えているんだけど、それがどうにも似合わない気がして即お蔵入り。
店員さんは本気で似合ってると思って伝授してくれているんだろうか。それとも俺の私の巻き方どう?スタイリッシュだろう?と半ばこちらを試す感じで来ているんだろうか。
そういう後向きな思考の結果、ここ数年大体の服を特定の店で買っており、店員さんともそれなりの信頼関係を培い、僕という人間に似合う巻き方が間違い無く教えて貰える場を築く途方もない遠回りの上で教えて貰った巻き方がよく観ている某バンドのメンバーお得意の巻き方で「あっしには恐れ多くて真似できやせん」と言う他無し。数年の努力も本当に我ながらお前は何がしたいんだ状態。遠慮が勝ってしまう。
万が一それを本人に見られたら僕の精神が崩壊しかねない。
好きな人を見続けていると服装についてもそちらに徐々に引き寄せられるタイプで年々シャツのチョイスも複数のバンドマンに近付いており、年末の大森靖子&THEピンクトカレフでも高野さんっぽいシャツと好評なんだか解らんが御指摘を多数頂き変な汗凄い出た。彼を好きなる前に買ったシャツなのに変な汗出た。テロテロした素材のそのシャツは汗全く吸ってくれなかったくそう。
世の中、方言がすぐ伝染するタイプっていると思うんだけど、正に僕はそれで大阪生まれ大阪育ちの癖に関西弁が下手と言われ、標準語もそこそこに広島弁や九州の方言にどんどん乗っ取られており最早どこ生まれどこ育ちなのか解らない状態になりつつある。言葉と全く同じ現象が服装でも起こっている。

服装における重要な点は「お洒落だろ!と思って着ているか」と「自分に似合っていると思っているか」の2点だと思う。
前者は堂本剛から、後者は精神科の病棟に体験学習に行った際に学んだ。
堂本剛はどんなにぶっ飛んだ格好もお洒落だと自認しているからあそこまで違和感無く着れており、精神科の病棟で生活している方々は「これが似合ってる」と何食わぬ顔でとんでもない配色を着こなしていた。
顔面とかヘアスタイルとか骨格とか色々あるけど、気の持ち様がデカいという事を知った。

知った、のだけど全く活かす勇気もないまま人生を歩んでいた僕に先日とある人が「凡人のお洒落なぞ雑誌や芸能人の模倣なんだから失敗しても元ネタのせいにすればいいじゃん」とアドバイスをくれた。
責任をなすりつけるのは違う気がするけれど、好きな人たちを見渡してもその傾向は強い。
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ジム・モリソンだったり。
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カート・コバーンだったりする訳で。
模倣から始めても良いのだな!と普通の人なら中学生で気付いている領域にようやく立てた気がする。ここまで何度もそう思いながら読み進めたボランティア精神溢れる人の優しさに応える意味でも何かを始めるのに遅過ぎることはないぜ、の姿勢で頑張ろうと思う。
好きな感じなら真似して失敗すりゃ良い、という前向きな感じ。僕でも前向きな事を考えるんだ、と自分でも忘れがちだけど、前向きイエー。

で、いい加減長ったらしいからここから5000字続く好きなバンドマンのファッション考察は500字くらい書いたものの省略して(意外とエゴサーチをするバンドマンは多く、万が一好きなバンドマンがこれを読んでいると申し訳ない為)、そのへんをちょいちょいっと真似しながら経験値を積み、そいつらが全く持っていない要素のみで構成されているゴールではあるけれど、最終的にこうなりたい。
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トリプルファイヤーちゃうぞ。
次やったら殴る、よ。

とりあえず冒頭のマフラーの巻き方はボリューム出そうとすると身長低いと大体似合わない。身長伸びたい。どんとこい成長期。
明日、何着て、生きていく?
宮崎あおいばりのアースミュージックアンドエコロジーでお送りしました。

携帯で見ると途中からフォントサイズ違うんだけど、宮崎あおいパワーです。凡人には打つ手がない。

またー。

本日のBGM
トリプルファイヤー/エキサイティングフラッシュ
社会生活における嫌な事の大半は帰り道にこのアルバムを聴く事でなんとか折り合いつく。
情け容赦ない情けなさと究極的にシンプル故に奥深くアグレッシブな、アレ、何だっけ?えーと、まぁ。ね。
次やったら殴る!