性格の悪そうなBLOG

いちいち長いですが中身は特にないです。

オワリカラとAmia Calvaを観てきました。(2014.1.13@京都nano)

会社の近所につるとんたんがあり、平日は混み合って行く気にもならないし値段もなかなかうどんとは思えないレベルなのだけれど、休日出勤した時だけは自分を慰めたり励ましたりするつもりで食べに行く。
ビジネス街だから休日は割と空いている。器がデカすぎて筋肉付きそう。もうバイトしたい。
「うどん」と言うより「おうどん」と人で言うところの敬称付ける感覚の食べ物で微かな緊張を伴う。アメトークで打ち上げに使われる店として有名らしく、注文が済むとアメトークの話が始まる。視聴していないのでつらたん。つるとんたんつらたん。財布にもつらたん。でもやはり美味しいし器がバカでかいので一躍セレブになれた様な感覚を味わえるのうれたん(つらたんの嬉しいバージョンのつもり)
芸人さんの話芸について語る時の無遠慮さと親しみ感のなんとも言えない融合具合って凄いな、と思ってその度に芸人という職業で生活出来る人を尊敬してしまう。本人が預かり知らぬ所で親しまれ笑わせているって何か凄い。僕の高校時代の体育の先生のモノマネはウケた事がないから、その体育の先生よりよっぽど凄いと思う。僕の腕が無い訳ではないハズだ。
つるとんたんに行くと、いつもそんな事を考えながらチマチマ食べている。
いつか成り上がって一番高いメニューを躊躇なく頼めるようになりたい。
f:id:oka_p:20140113154925j:plain


そう言えば岩本ナオ先生の「町でうわさの天狗の子」の最終巻が発売になり、ついでに「ジャイキリ読んで◯◯してきました」も発売という岩本ナオ月間とも呼べる仕事っぷり。早速買ってきた。
f:id:oka_p:20140113155155j:plain
写真の向きが...(字を打つより画像編集が面倒な昭和生まれ)
ネタバレに配慮して内容は伏せるけれど、ここ二冊で急激に加速した本編がちゃんと収まってとてもホッとした。面白かった。瞬ちゃんが二人いる仕組みはどういう事なのかだけが分からない。何回か読めば解る様になるのかも知れない。
登場キャラが総じて緩くキャッチーなのが良かった。それだけにシリアスな展開に優しく立ち向かう姿が良かった。巻数も程よいボリュームで、暫くしたらまた読み返そうと思う。
ジャイキリムックに掲載されていたというもう一冊は漫画コラム。初めてサッカー観戦に行く所から緩い感じで、サッカー初心者目線で魅力を綴っている。カラー漫画の為に値段は高い。サッカーファンというよりは岩本ファン以外だと満足いくものではないだろうけど、岩本さんのビクビクっぷりはかなり推せる。
彼女の地元岡山のファジアーノについて書かれている感想は、僕がペパーランドに遊びに行く度にスタジアム周りの温かさから感じるものと完全に一致で微笑ましく読んだ。今年は試合観に行きたいな。

そのペパーランドという曲を作る程にペパーランドを愛しているオワリカラを観に岡山ではなく京都nanoに行ってきた。
ペパーランド演る時に限って岡山行けないパターンばかりで、己の運のなさに辟易するけれど、うんとこどっこいしょ気を取り直してnano大好きなの。

ザ・シックスブリッツ
過剰なまでの熱量で前へ前へ前へ。
物語を突き抜けるポジティブ。
元気だなぁ。

<セットリスト>
swing→マッチメイカー→踊るロールシャッハ→L→マーキュリー→サイハテソング→黒歴史にOK→ガイガン(多分。自信あんまりない)

転換からツダくんがヒーローのお面を3個つけてアシュラマン状態。
タカハシくんがスーパーファミコンギタリストが光るウニを着けている所にプリキュアのヨーヨーを付けているという美学が斜め上に向けて走り出した演出。冬が寒くって本当に良かった。
f:id:oka_p:20140113223522j:plain
ライブは出だしと締め以外は全てサイハテソングスから。
前半はカメダくんが機材トラブルと戦いながらの展開でハラハラ。それでもしっかり収めるんだから、当たり前なんだけど凄いよなぁと素人故に感心してしまう。
L以降は抜群に安定。Lの鍵盤がサイケかつ荘厳で素晴らしく良いのでしっかり聴けて良かった。マーキュリーはコーラスが追っかけにアレンジが変わっており宇宙を飛ぶメッセージの様。
サイハテソングは歴代ベストアクトなんじゃなかろうか。これまでで一番しっくり来た。荒野を爆走。
ガイガンではカメダくんがEVA初号機暴走実写化ばりの死ぬ気モード。機材薙ぎ倒すんじゃないかと思った。
総じて楽しかった。勝手に通ってるだけなんだけど、今年も宜しくお願いしますという感じだった。

Amia Calva
初めて観た。観れて良かったとしか言いようがない。こういう出逢いは本当に対バンというシステムに感謝せねばならない。対バン初めてやった人たちサンキュー。
古い京都のアパートの夕日が射す部屋、壁に向かって青白い言葉を投げ掛け続ける青年小説家の作品みたいな音楽だった。
花泥棒のギターの人がとても格好良いギターを弾いており、それに絞り出すような、喉から感情が絡まった言葉を吐き出す様な歌がとても好き。
詳しい事は何も知らないけれど、レコ発企画なのにレコ間に合わずとのこと。
大人の事情って大変だなぁ。
次の週末に大阪でライブがあるらしいので、行ってこようかな、と思っている。

夕方から帰り道にかけて、成人式帰りの男女のアニバーサリー感炸裂してプチパニックになっている所に久々に会ったが為に発生する駆け引きになってない駆け引きが多発しており、その弾が飛び交う中を進む。
君たちの大人は今、始まったばかり。臆せば死ぬぞ、の精神で撃ち合いをすべきだと思う。他人事だし。

明日からまた一週間頑張ろ。

またー。