「ゴジラVSビオランテ」と「ラドン」を立て続けに鑑賞した。
ビオランテは何というか見覚えある大阪ビジネスパークが壊滅させられる様が壮観だった。
ビオランテが生まれた経緯について切ないというか、世の中の闇が渦巻き過ぎだろうと思ったりしたんだけど、割と根源である人が飄々としており悶々。
子供の頃一度観たハズが全く記憶に無いのは何故だと思ったけれど、理由は簡単だった。話が難しすぎるのだ。
おかげで29歳になって観て、大変楽しめた。ゴジラは20歳を過ぎてから。
ビオランテ~スペースゴジラは壮大なバトンが引き継がれているんだな!とビオランテを観ただけで思った。
スペースゴジラも早く観たい。
「ラドン」はこれまた既視感ある風景が大変な事になっていて驚嘆。
こちらは完全に人類対ラドンなので観ていて兎に角切ない。
最後のシーンは半泣きになって観ていた。こんなの絶対おかしいよ。
畏怖と言うか、畏敬と言うか、特撮で描かれる怪獣において個人的にはそこらへんが好きだったのだけれど、漏れなくセットになってくる人間の浅はかさとか業の深さによる痛みが反面教師的な意味合いでとても好きになった。
そこから何故か、子供の頃の玩具に対する記憶が呼び起され、寝落ちするまで色々思い出していた。
悪魔くんのオカリナの玩具がボタン1つで1フレーズ演奏するのが気に食わなくて電池を抜いて自分で歌っていた事。
熱血最強ゴウザウラーのキングゴウザウラーを買って貰ったその日にロケットパンチで右手を失くした事。
爆走兄弟烈&豪に倣って公道でミニ四駆を走らせたら、全員をぶっちぎってやりたいと企んで充電池を積ませた友人リョウ君のブロッケンGがあまりに速過ぎ、ミニ四駆どころか全員をぶっちぎって行方不明になった事とか。
同じマンションに住んでいたオガワ君が、ビーダマンの凄いギアを装着して思いっきり押したら、何がどうなってか小指の骨が折れてビーダマン禁止になった事とか。
理科の授業で作ったソーラーカーにBB戦士乗せて走らせてたら近所の犬にBB戦士だけ持って行かれた事。
なんていうかロクな記憶が無さ過ぎて、自分の人生に対する自己評価の低さが垣間見えた。良い思い出を起き忘れて来た記憶なんて間違いなく悪夢だ。
せめて今後は楽しい思い出を一つでも多く連れていこうと思ってライブに行った。
2014.05.06@十三ファンダンゴ
QLIP
<セットリスト>
メリーリターニー(新曲)→スーパーネコパンチ→ヘイ!→強いられてる→都革命→ライトアップ
新曲メリーリターニーは何と無くUS感あるポップチューン。歌詞は完全に対アメリカで
andymori的な捉え方じゃなくて生活感溢れる感じの捉え方。ゆったりしつつ合唱要求というQLIP的には新手のアプローチ。頭から温めるのに、または転換点に使いやすそう。ライトアップの立体アレンジにメンバー固定出来ぬ内から飽き足らず新曲投入の頼もしさ。
鍵盤才女西村さんは音の経験値をこれからガンガン積んでいく状態なのでボリュームはまだまだだけど、安心感ある演奏で期待高まる。ヘイ!〜ライトアップの流れ、というかこの四曲の際立った破壊力。
3月から観るとまだまだ物足りないけど、二ヶ月もしない内に射程に捉える距離まで来ている現実にドキドキ。でも初見の人には関係ないから、問答無用でカッコイイライブをガンガン繰り返していって欲しいなーと思った。
エキセントリックダイバーメン
名前をチラホラ観てて、
ワッツーシゾンビや河内REDSの流れかと思ってたけど全然違う。
キュウソやQLIP方面のエキセントリックレコードっぽさがあって、確かに本人たちが自称する様に「エキセントリックレコードっぽいバンド」だった気がする。
随所にコントを織り込んで曲の緩急高める様はキュウソに通じるんだけど、感触としてはMIRRAZに近い痛快さがあって、笑ってばっかで上手く音聴けてない気がするけど、感想としては
ストロークスみたいな音の感じもあって面白かったと同時に気持ちよかった。
また観たいなー、というのとCDではどうエンタメかましてきてるのか気になってCD購入。
ギャーギャーズ
久しぶりに観たら人数減ってる?
でも勢いは増してる!
あっという間に始まってあっという間に走り去っていった。
気持ちよかった!
GENSHO-現象-
恐竜の鳴き声みたいな轟音と全曲猛烈なベース筆頭に目にも止まらぬ勢いで終わらない祭囃子。陽に振り切れた攻撃性でドッカンドッカン突き上げる様は相変わらず壮観。
観る度に新しい発見があるのと、観る度に
オワリカラと対バンして欲しいなぁ、と思ってやまない。
終演後、フライヤーを配らせて貰う。
ここ数回の機会は、フライヤー配るなんて何年ぶりだろ、と毎回ちょっと緊張してる。
何書いて良いか解らなくなって、何がしたいのか考えた所「とにかくどこでも良いから好きな人たちのライブ観て欲しい」というのしか結局残らなかったから、出演アーティストの関西ライブ全部載せて配った。
知り合いには「集客分散させるかも知れない事してどうすんの?」とアドバイス頂くも、観て欲しいアーティストのライブに足を運んでくれる機会を一回増やせたらそれで良いんじゃないかなーとか思っている。
沢山あるライブの中で、どれにも負けない楽しさだよ!とは勿論思っているけど、お金払って時間取って来てくれるのはあくまでお客さんだからなー。
そんなんじゃダメかも知れない。
と、とにかく楽しさは120%保証ですよ!の勢いで魅力を伝えていけるように頑張ります。
追加アーティストもワクワクワクワク。お楽しみに!(読んでる人がいれば)
またー。