性格の悪そうなBLOG

いちいち長いですが中身は特にないです。

2014.07.10 QLIPを観てきました(@南堀江knave)

平日の自分は世を忍ぶ仮の姿、週末だけは本当のワタシ!みたいな感覚になりがちな時期と別にそうでもなく平日も仕事がノッてて充実している時期とがあって、週末ヒロイン的なスーパーヒーロータイム的な週末の期間は90分の為に一週間仕上げるJリーガーみたいなものでサラリーマンもアスリートみたいなものかと思えば皆柿谷みたいなもんでしょ?セレ女!セレ女!セレ女に「セレ女が可愛いんじゃなくてお前が可愛いんやで」みたいな事を言ってる人を御堂筋線で見かけていいぞ!そのまま中百舌鳥まで行ってまえと思った僕の中でまだ非モテ根腐れは全然現役!傾き続けるピサの斜塔!(意味不明)

あ、ライブに行ってきました。

2014.07.10@南堀江knave
会社から近い割に遠く感じるのは電車乗って乗り換えてる時間より長堀橋の駅を歩いてる時間の方が長いからだろうか。

ヤバイTシャツ屋さん
大阪ローカルから青春までコンプレックスを鈍行に乗せてやってきた炸裂具合。
妙なコントを挟んで一本丸々エンタメスタイルはキュウソ的なイメージだったけど、曲はより無邪気でストレートだったし、比べればコンプレックスだけど実は大変楽しいみたいな地方元気っぷりを南堀江にいながら感じるバンドでした。
全然ライブしてないらしくそれが残念ではあるものの、全然ライブしてないバンドが出せる雰囲気じゃなくて笑ってしまった。

QLIP
<セットリスト>
ヘイ!→強いられている→クアトロ→ライトアップ→スピード→スーパーネコパンチ→都革命
出だし微妙なズレを繰り返してハラハラしていたけどちゃんと組み立て直せてホッ。
本当に久々に聴いた気がするクアトロはまろやかというか、ボワっという膜張った重量感があって面白かった。置き所が違うとこんなにアレンジや聴こえ方は変わるんだなーと思った。
新曲スピードは趣味に突っ走った早めな暴走チューン。フジファブリックの「夜明けのBEAT」の様な怪しげな勢いがあって今後どうなっていくのか楽しみな曲。リリース以降の曲のポップ側でもJロック側でもない、質感としては洋楽に近い曲だった。
スーパーネコパンチの玉岡くんのラスサビ前のギターソロが強靭でまだまだ違う弾き方出来るんだろうな、とニヤリ。都革命はオグラップの相性がハコと合うらしく粘っこくて良いオグラップであった。
サポートベースがシャムキャッツから来た?的なナードでギークな大学生風になっており、音は指弾きで柔らかく真摯な弾き方が印象的。西村さんのシンセでクラシカルとあいまってそこの音だけ聴くと別バンドの様な存在感が面白かった。特に玉岡くんのピロピロギターと西村さんのクラシカル鍵盤は互いに際立つので観てて気持ち良い、という話を見ず知らずのQLIPファンの方とさせて貰った。非常に玉岡くんのギターの解釈の仕方が僕と同じで凄く嬉しかった。しかしどなただったのだろう。
パートごとの考察が出来る程にお客さんに認知され始めている、というのはバンドとして嬉しいんだろうか。解らないけど僕は楽しかったです。
中々ベースの正規メンバーが見つからないなど大変な所もあるだろうし、前任者の藤井さんが完璧にQLIP仕様にブラッシュアップされていた凄さもあってハードルも高いけど、それも含めて糧になってると回数だけは観てる人間は思うよ。

帰りの電車で心斎橋駅に降りたら等間隔でバンドマンが電車を待っていて皆俯いてiPhone触ってて笑った。
根暗か!

またー。