性格の悪そうなBLOG

いちいち長いですが中身は特にないです。

思いついた事を思いついた順に書く。

何となく、別に好きでもないのに選んでしまうものってある気がする。
僕の中だとローストビーフがその最たるもので、噛み切れないしいつまでも口の中に残るのであまり好きではないのに、何故か定期的に選んで食べてしまう。
他に食べたいものが無い、と言う状況でもないのに選んでしまうこの心理が我ながら謎なのだけれど。
漫画でも何となくここに来たらこれ読まなきゃみたいな感じで趣向と関係なく読んでいたりする。
床屋に行けば読んでも無い少年サンデーを読むし、美容室でも出不精な自分に全く参考にならないレジャー情報誌を読んだりする。
行きつけの美容室に置かれているジパングボーイと言う中々ぶっ飛んだタイトルの漫画を一時期奥さんが狂った様に読んでいたけれど、読み終わるなり「別に全然面白くない」と報告してくるので彼女もまた同じパターンなのだと思う。
ジパングボーイは尾崎豊的な反体制漫画から始まってペルーだかチリだかに飛んで何か壊滅したりするトンデモ系の漫画で、根拠の無い衝動にある種大らかだった時代ならではの漫画だった。確かに面白くなかった。
っていうか少年サンデーのグラビア部分って他の漫画雑誌より「見ちゃいけない感」というか照れくささがある気がする。
掲載されている漫画の対象年齢が何となくジャンプと同じかそれより低い気がしていて、その誌面に3次元美少女が載っている所が何とも照れくさい。
マガジンまで行くとまぁそんなもんでお盛んねで済むのだけれど、未だにサンデーだけはグラビアに警戒心を抱いてしまう。しっかりしろよ。
年端もいかぬ少年が熱で学校を休んだ際、謎の優しさを見せる母親がジャンプ買ってきたよって言って出してくる漫画がサンデーだと思っていて、と言うか実体験としてあって。
熱のせいだか、グラビアの背徳感がそうさせるのか定かではないけど、ドキドキしながら読んだ記憶がある。
もしかしてサンデーのグラビアは子供が「これジャンプじゃないよ」と言えないその悶々とした感情につけ込む為にあるのではないだろうか。なんてことを密かに疑っている。
この前飲みに行った時に隣の席のおじさんが「ロリ顔で巨乳が好き」と言っていて、漫画雑誌で例えると掲載作品に対してグラビアが刺激的と言う意味でサンデーがそれにあたるのでは、と思ったのでこんな事を書いている。
ちなみに僕の周囲のロリ巨乳好きは大体「問題児になる事無く程々の毎日、でも恋愛だけは特に無かった」と言うタイプに多い気がする。
ロリ巨乳好きの皆、サンデーを読もう!
※あくまで僕の周囲を独断と偏見なので鵜呑みにしない様お願いしたい。

さて、ロリ巨乳もそうなのだけれど、世の中ギャップ萌えと言う言葉もあるくらいギャップは2次元3次元問わずキャラ付けに大きく影響が出る気がする。
僕の場合は「メガネなのに賢くない」と言うのび太くんが生み出したギャップに振り回された人生なのであまりギャップが好きではない。
メガネと成績に因果関係など無いというのに、何故メガネなのに賢くないとガッカリされるのだろう。
かといってのび太くんを恨んだことなど無い。頭が悪いのは自分の責任なのだから。
ギャップと言えば最近読んだ「カモメに飛ぶ事を教えた猫」と言う本がとても面白かった。
猫には自由なイメージが先行していたのだけれど、気高く優しい描かれていて素敵だった。
日本だったら多分犬で描かれていただろうな、と言うくらい僕の中では猫っぽくない雰囲気があって、でも素敵だったので今後はこちらのイメージでいこうと思う。
児童小説の翻訳版なので誰でもすんなり読めると思うし、読書感想文を書く必要がある人なんかは2時間くらいで読めるのでオススメしたい。
そんな肩書の人がこんなブログ読んでる訳も無いのだけれど。

読んでる訳も無いと言えば、そもそも好きな人の分母が少ないのだけれど洋楽バンドって邦楽以上に気付いたら解散しているパターンが多くて知った時には既に解散から半年~1年とか経っていて最早凹みようも無い感じ。
洋楽趣味がバッチリ合う友人が居ないのが最大の原因かと言いたかったけどそもそもアンテナの感度が悪いのでそっちがまず問題。
そしてドハマリするのが大体大手サイトであまりニュースとして扱って貰えないタイプのバンドばかりなのも追い打ちをかけている。
例えば最近知ったのがlate of the pierとElle Milanoの2バンド。
late of the pierのたった1枚のアルバムはハドーケン!とかその辺の界隈の中で突出してて面白いだけじゃなくて完璧にカッコイイ所が大好きだった。
人生でも洋楽部門なら10枚に入るくらい聴きまくった作品だったので寂しい。
暗黒王子様っぷりが鳴らすプログレでもなくサイケでもなくレイブでもなく全部ごちゃまぜになってるのに緩い感じが素晴らしくってずっと次のアルバムを待っていたんだけど。
Elle Milanoは初期Panic! at the discoの雰囲気に近いバンドでロマンチックでダーク。壮大な曲もあったりして器用だなーと思ったのがきっかけ。
彼らも1枚だけアルバムを出して解散してしまっていたけど、1つの舞台を観てるみたいに地続きなんだけどめまぐるしくて大好きな作品。
艶っぽいボーカルに多彩な楽曲、しかも美男美女と揃いまくっていても1枚で解散するのか、と愕然とした。
どちらも1作品しかアルバムが出てないんだけど、寂しいは寂しいけど偶然出会えた事に感謝しないとな、と改めて思った。
アーティストが活動して音源リリースするのって凄い事なんだな、と。
好きなアーティストは大事にせねば、とかそんな事を思った。

またー。