性格の悪そうなBLOG

いちいち長いですが中身は特にないです。

2014.09.17 QLIPを観てきました。(@十三ファンダンゴ)

大きなイベントが終わって、出し切った感もあってヘロヘロしていたので身近なバンドに癒されたいと思って仕事片付けてライブハウスへ。

QLIP
<セットリスト>
スピード→スーパーネコパンチ→ライトアップ→強いられている→ヘイ!→リプレイ→都革命→(en.)ゲームボーイ

3本飛ばして久々のQLIP。
最近とんでもないものばかり観てきた分、日常に戻って来た感もあってそれも新鮮で嬉しかった。
カメラクルーが二人入る謎仕様で、次の何かに使うのか何なのか知らないけどレーベルが本気になってくれてたら嬉しい。
スピードは曲としてガッチリまとまっていて、どこに行く気なのか見えなかった面白さ先行の時期をあっという間に抜けただなーと聴いていて感心した。
スーパーネコパンチで硬質な指弾きをするサポートベースが活きた。指なのに随分硬い音が弾ける面白い人だなー斉藤和義みたいな格好してるし。
ライトアップは安定感。中盤に鳴らすと色合いが全然違う。
長い長い謎のMCを経て、強いられている。強いられているは久々に観てもやっぱりめちゃくちゃカッコイイ展開で最高だった。元気出し過ぎたのかヘイ!は導入を完全にとちった祝24歳バースデー小椋くんをバンド全体でフォローして勢いを立て直す。玉岡くんのギターは無事今日も綺麗にノッた。
またまた長いMCを経てのリプレイは不思議な多重コーラスなど経てUS泣メロみたいな展開に繋がる珍しく好きをテーマにした音楽好きだぜナンバー。まだまだこれから磨いていくのだろうけど、これが仕上がったらライトアップくらい泣けて勢いのある曲になってくれるんじゃないかと期待してる。
またまたまた長いMCを経た都革命は切れ味抜群。ファンダンゴの環境にも遂に対応したな、と思える鋭いバランスのハイライト的な演奏だった。
アンコールはゲームボーイ
QLIPギャルがバースデーソングを歌って呼び込むという斬新なスタイルのアンコール。
ドラムの組み立てがガラっと変わっていて前に出てきてメインを張っていて、その周りを鍵盤が巡る様になっていた。引き出し全開のゴチャゴチャした面白さは初見の人には絶対に伝わらないだけに、こうしてドラムが強く主張して流れを作る方が良いと聴きながら思った。

社会に対する憤りだの承認欲求だの構ってちゃん精神をTwitterに書いて慣れあってる場合ではない、という一寸の狂いもなくお前の心臓に返ってくるブーメラン発言だぞというMCを嬉々として披露、しかも全然話がまとまっていなくてめちゃくちゃ長い、というのはファンなら笑えるけど普通に課題でしかないよなーと聞いていた。懸命に話す姿は可愛かったけども長いMCはライブを殺す。
もっと沢山の人に聴いて貰える様になれば上手くなっていくんだろうし、段々ファンも増えて来た様子なので期待しつつて眺めていたい。

帰ろうと思って外に出たらファンのコメントを撮っていて、ライブ動画もさることながら、コメントめちゃくちゃ観たいなーと楽しみにしながら家路についた。公開が待たれる。

またー。