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性格の悪そうなBLOG

いちいち長いですが中身は特にないです。

大森靖子さんの「洗脳」で何か思った事を詰め込んでみたやつ。

まとめスレを読むようになって2年も経つとハム速はまとめスレなのに我が強く感じて読まなくなっていたのだけど、大森さんの歌詞に登場する人物で初めて「寄せて実現出来る」対象だったのでハム速に切り替えた程度には洗脳されています。(そういう意味では無いと人伝に聞いたけどまだ何のインタビューも読んでないので未確認。これ書き終わったら順番に読んでいこうと思います楽しみ。10万字くらいあったらどうしよう最高)
つまらないラブレターにしかならないと解っていても感想書くしかないのが大森靖子さんの「洗脳」というアルバムだと思うので全部書くぞー!と思って「絶対絶望絶好調」から聴いてみるとこうもピンクトカレフと違うかと思わされて感心する。個性を除した完璧な格好良さが全パートからバチバチ渦巻いていて、ピントカはピントカで最強バンドだと思うのだけど、この質感に仕上げた参加ミュージシャンの方々メチャクチャ凄いなと感動しました。

もうここまでで既にレビューとしては破綻してると思うので、もう、何だろ感想というか直感的に感じた事や思い出した事とか全部並べるだけのアレになるとここに記しておくことにしますね。
やること無い人なんてそんなに世の中にいないって僕は知ってますよ。知ってますから、やる事ある人はそっちをやった方が生活の質が向上しますお構いなく。

で、続けます。
「イミテーションガール」の色んな女の子によるイミテーションって歌う感覚が、凄い商品として消費されてる感覚でもあり、自己実現っていうのも根っこの自分と違えばまあイミテーションと言えなくもない訳で壮絶な歌だなーとハラハラする。「ぼく」って使われてるのが志村貴子放浪息子という漫画に被って、ああ何事も叶えたい願いとの距離感には意味不明テンションでつらい転調が伴ってしまうけど、そこから振り切られず、置いていかれずについて行く所が愛おしいなーと思いました。

どこにでも行ける、何だって出来る事を物凄い速球でど真ん中に投げ込んできた「きゅるきゅる」はシングルよりもアルバムに入ってる方が威力が凄まじい気がして、シングルの時に散々驚いたハズなのにもう目でも追えない感じでバット振る暇もなくズバンと決まってる格好良さよ。

「ノスタルジックJ-POP」の「噂とちょっと違う君」は大森さんだし、それがとても好きな僕には「本現場」だし、何だかんだ何回か泣かされたり(勝手に泣いてるだけ)するのを全部投影しちゃう親切構造。知らない有名人になっちゃうくらい沢山の人がこんな風に思ってくれる様になる日がすぐに来る気がして嬉しいけど既にノスタルジック。
それにしても「笑笑でもいいから帰りたくない 帰りたくない」って凄いフレーズ。帰りたくないって2度言う事のサラッとしている故に切々とした印象を受けるのがキュンとしてしまう。

「ナナちゃんの再生講座」のまろ味を通り越して餡掛け大盛りにした一見湯気もたってないのに実は熱を持っていて冷めない強烈さから「子供じゃないもん17」へと繋がる、この思春期最強の二面性みたいな、特にこの曲は広末さん以降出て来なかった爽やかさと可愛さを自然と両立してる上に憧れから酔いまで含めての恋愛観が乗っかっててヤバイなと思った。いたもん、こんな女の子。先生にめちゃくちゃグイグイ行くちょっと大人っぽいこと言う女の子。噂でデキ婚したと聞いたけどガセだったとの噂を聞く。全部噂でもいいわ上手く幸せでいてくれたら何でも。
「傷付いてよ」とか言われてどうにかなって犯罪者になる前に転職するわ。ややこしい人が何だかんだ好きだと悟った絶望を10年以上経て再確認させられてる。
ややこしい人が本当に好きで面倒な人が本当に好きで、でも好きなややこしさというか面倒臭さってあるから全肯定ドンと来いみたいな事言えない、そんな自分が一番ややこしい痛い痛い痛い痛い。

「呪いは水色」は「笑いに行くわよ はやくお逃げなさい」で笑いかけながら歌っている所が凄く好きで、歌詞とか世界観とかそういうのも大きいんだけど実際感情的な表現でそれが伝わってくる破壊力がとてもゾクゾクしますね。本当に失礼に当たらないか不安ではあるんだけど、2時間サスペンスのエンディングっぽい人死んだり大変な事あったけど差し入れの饅頭美味いしお局に怒られてもハッピーみたいなののバックにめちゃくちゃ合ってると思う。

「ロックンロールパラダイス」はアリーナへの呼び掛け方が完全に浜崎あゆみで爆笑した。大森さんはっていうか、最近ラジオとか聴いてるとテレビに張り付いてJ-POP観てた頃のリスナー層がアーティストになってるせいか「あの頃感」を思い起こさせる音になっていて巡るものなんだなと改めて思う。
ライブでこれ歌ってくれたら凄く楽しいなーと妄想が捗る。松山とかで聴けたら最高だろうな。行けないけど。

「私は面白い絶対面白いたぶん」で最初に感じたのは音程の取り方メチャクチャ凄い人なんだな、大森さんはという事で、それでいて曲もメチャクチャ面白い人を射止めたエイベックス様は何としても大森さんの表現の総実現に2年頑張って欲しいなーとよく解らない事を感じた。
「きすみぃきるみぃ」もそうなんだけど何でも出来るという器用さと「ああいうの?出来ますよ、しかももっと良いのが観せれます」となっているのが痛快でもあり、何て人のファンになってしまったんだという恐怖もある。どこに連れて行って貰えるんだろ。
小室っぽいワクワクする躍動感に「うずくまる女の子の絵ばかり描いて友達が増えた気がしてたの」って歌ってくれるとそういう思春期見ないフリしてTSUTAYAでCD借りてた自分が全肯定されてる気がして「焼肉デート」ふふふ。最後ユーロビートっぽくなって駆け上がっていく所にユーロビートばっか聴いてノートにメチャクチャ細かい字でレビュー書いてた友達を思い出す。今何聴いてるんだろ。

今回の多彩なアルバムで唯一弾き語り全開の曲が「デートはやめよう」なのって、それってもう、最高じゃないですか?デートって2人じゃないですか?弾き語りじゃないですか?微妙に掠れた様な部分とか息使いが入ってる所とかマジで凄く無いですか?ね?これは、もう、狙ってる!狙ってる!と興奮していました。あーあ。

僕はこのアルバムで一番好きなのが「おまけ♥︎〜スーパーフリーポップ〜」なんだけど、何が好きなのかと言われるとマジで全部過ぎて説明出来ない。鍵盤の入り方とか、歌詞の「恋はいじめっ子」とか、全部もうto me to me。おまけが欲しい、自分だけの、で3000円払って一瞬で剥がされたりする訳で、健全なんだか解らないけど直向きさが健気で美しいんだけど結局自己承認欲求的なのあるしどんどんドロドロ増幅していく後半のおどろおどろしい展開、でも確実に不安定ながらも階段上がり続ける様なピアノがそのへんの葛藤を経て列に並んで順番が来て何か言わなきゃと吃ってしまって「え?」って聞き返されてそれすら嬉しい自分がもう洗脳マジ完了してて可愛い、みたいな愛おしさあるあるある。
何だこれやっぱり説明つかない。無理。

最近、大森さんのこのアルバムを聴きながらムー大陸再浮上っていうフレーズをスマホで読んでて、大森さんってムー大陸みたいなものだなって思った話を何かここまで恥ずかしげもなく書いたのだから書いておきたい。
大森さんってこのアルバムで狙ってたのかどうか知らないけど、J-POPをガツンと再浮上させたと思うんですよ。年間ランキングでミリオンばっか、しかもアーティストバラバラみたいな頃の天下無敵のJ-POPを2014年に再浮上させた!くらいの完全無欠のアルバムだと僕は思っていて、それでいてまあ例えばミスiDとかもそうだけど、大森さんって周りを一緒に浮上させる、連れていく感じ、周囲も呼応して大きい声出してく感じが凄いなと思って、もう大陸浮き上がってるわみたいな風に思って、あ、これムー大陸だ。大森さんはムー大陸で色んな人の中のJ-POPも、音楽界も、受け手も全部引き連れて再浮上してるんだって思いました。
何言ってんだコイツとか思うだろうし、自分でもよく解らないからもう、今日は早く寝ますしコレを読み返す事も暫くないと思います。
身近に頭おかしいと思わざるを得ないくらい長い手紙書く人がいるんだけど、全然遠い存在じゃないことを思い知って結構ショックでもあるので、何年後かまとめて読み返して恥ずかしくて死ぬわ。
来世でもきっと会おうぜ。

またー。