性格の悪そうなBLOG

いちいち長いですが中身は特にないです。

2015.01.10 Emu sickS、ペロペロしてやりたいわズ。を観てきました。(@心斎橋FANJ)

土曜日!ライブ!

2015.01.10@心斎橋FANJ

FANJは2015年になって既に3回目。ていうか今年入ってからFANJしか行ってない。
そもそも2015年はライブ減る予定で、何するとか決まってないけどお金を貯めて、貯めてから何か考えようとか思ってたくらいなのに結局何の為に貯めるのか決まってないと無理だなと思い知る。
3月には大森さんのツアーもあるし、まぁ最初から無理な話だったのかも知れない。春から頑張る、春から頑張るからという死亡フラグ
FANJの客入れや転換はアルバム一枚流しっぱなしというパターンが多くてそれが中学生とか高校生の頃聴いてた洋楽のパターンが多く、同年代の店長さんの趣味なんだろうかと思って微笑ましいやら照れくさいやらでいつもボンヤリ聴いている。
ライブハウスの転換BGMってマニアックなバンドマンがほくそ笑む感じの、特に年代を遡ったりしないリスナーには難しくてよく解らないけどカッコイイやつ!みたいなのを流してるのが常だと思っていたのでFANJは友達の家みたいな選曲でふふふ。そこそこ広いのにステージでジャンプすると振動がフロアの一番後ろまで伝わる家感も、そこそこの広さなのに照明が凄い数でキャパに対する照明の重装備っぷりから勝手にライブハウス界のガンダムヘビーアームズと呼んでいる。記録者名・・・トロワとでも名乗っておこう。

今回はweezerが流れていたのだけれど、どのアルバムか解らなくてとてもショックだった。Twitterにこのアルバムかあのアルバム?みたいな事を書いてしまって後に引けなくなってとても恥ずかしかった。ここから長々と全て言い訳を書く。
weezerファンとして許されないかも知れないけど、weezerってアルバムの後半くらいでどのアルバム聴いてるか解らなくなりませんか?僕の認識で3rd以降は前半の世界観が割とコンセプチュアルで後半いつものweezerに戻っていく様な感覚になる事が多くて、聴き手として集中力が要求されるというか。
結局どれ聴いても大体好きだからどのアルバムでも良いっちゃ良いんだけど、何かビートルズ好きとかになるとリマスターの音の処理違う所をノートにまとめたりする訳で、そういう高尚な集中力が世に存在すると考えると甘えた事を言ってんなーと自分でも思うんだけど、weezerはマジで曲を入れ替えても4th以降は割と違和感なく聞ける気がする。赤いやつはちょっと浮くかも知れないけど。
結果的にFANJで流れていたweezerは3rdやら4thが混ざったもので、僕が己の中のあやふやな部分に振り回されてしまっていた事が発覚したのだけれど、恥ずかしかった。折角の3連休だからweezer沢山聴く。
あとはweezerって5枚くらいアルバム聴けば脳内で勝手にニューアルバム捏造出来る気がする。それくらい結局どこまで行ってもweezerweezerだから、おいおいと思うけどだからこそこんなに長く好きなんだろうな、まーどの作品か解らなかった身ですが。
weezerフリークからしたら鈍器で殴ってやりたい内容でしょうな。申し訳なさ。
ライブの感想書く前に一件分の日記を書いてしまった。恥の上塗り感もあって最悪ですね。

Emu sickS
<セットリスト>
ピオニー→Disappear→Screw Driver→待ちぼうけ→また明日→16ビートはやお氏がヤバイ事になってる新曲→Black Out
ピオニー始まりでベースが重たく前に出ていて今日は強いな!と思った。前半でDisappear、Screw Driverを投入するので後半どうなるかと思ったら久々に聴いた待ちぼうけとまた明日。怪しげに妙な明るさがある待ちぼうけから、じわじわ明るくなっていくまた明日へ繋がるのは、っていうかこういう展開のセトリを組むのは観た中では随分久し振りな気がする。また明日はやっぱり良い曲。
まったりした曲から投入される新曲は青春パンク真っ青な早さに特化した曲でドラムがドカドカしたまま早さにノッてるのがめちゃくちゃ可笑しくて笑ってしまった。Black Outでは藤崎マーケット調のステップのキレが最高潮で、FANJのステージと客席の間の柵の上をギターが往復するという曲芸(しかも弾きながら)を披露。縁起の良い正月の芸人さんみたいだった。演奏が多少ブレても楽しさが勝る良いバンドだなと毎回思う。

わがままカレッジ
初めて観た。東京のネタぶっこみバンドは総じて洗練されてて演奏が上手いのがシュールさに拍車かける。
どついたるねんもそうだけど、ベースがとても良い上にスタイリッシュにゲスい言葉が乗ってたりして感心する。
ボーカルは歌のお兄さんを連想させる素敵な爽やかさかつ伸びやかさで「可愛い人には大体彼氏がいる」だとかネットストーカーの歌を繰り出してきて、完全にシリアルキラーだった。
また観たいな。

ペロペロしてやりたいわズ
かなり前から名前が気になっていて、勝手に抱きしめるズみたいなモンかなと思って期待してたら女性3人男性1人で出て来て全然違った。音楽性も全然違った。
乾いたザクザクしたカッティングにコーラス。感情を煽りに煽るも切なげな喪失感がどれもこれも横たわってる歌詞。
ほんのり怪しげで歌謡っぽいと思いきや轟々とギター鳴り出すし、その上を身軽に飛び回る様なボーカル。
オルタナガールズバンドとタワレコ広島・新宿店及び物販限定CDに書いてあるけど、全然オルタナではないと思う。オルタナの定義が未だに解らないけど違う気がする。
引き合いに出しても意味ないかも知れないけど赤い公園とスカートの中で受けた衝撃を足して割った感じのインパクトだった。楽しかった。
絶対にまた観たい観たい観たい。

ペロペロしてやりたいわズ。のCDを全部買って帰る。
図書館で借りたプロディジーのアルバムを聴いてたら、何故かコナンくんがパラパラをドヤ顔で踊ってたのは愛内里菜の「恋はスリル、ショック、サスペンス」だったろうかと思い出した。iPhone愛内里菜が予測変換に出るしGARNET CROWも出るけどSHAZNAは出ない。作ったやつ絶対男で女の子ばっか追いかけ回したリスナーだろ。黒歴史を2015年の携帯で晒すなんて随分可愛らしいわ。

またー。