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性格の悪そうなBLOG

いちいち長いですが中身は特にないです。

2015.03.21 大森靖子&THEピンクトカレフ、RIZE、GRAPEVINEを観てきました。(@Zepp福岡)

福岡に行った。
近所のパン屋でダイエーで母親が買ってきた男の子向けの子供服みたいなダサイ包みに入った美味しいパンを食べながら向かった。
福岡は暖かく和やかな空気。
東京や名古屋に感じない「遠くにきた!」という実感がある。身体が何だか軽くなるので九州は好きだ。

ヤフオク!ドームではソフトバンクと広島のオープン戦。楽しい空気が充満していて普段そういうの苦手なんだけど自然と高揚してカープのフェイスタオル買ってしまった。アウェーなのに。

2015.03.21@Zepp福岡

FXに行ってきました。
FXは場内BGMもなく、イベントの自己主張満点なジングルすらなく、音楽に対して本当にフラットでストイックに感じた。素晴らしいフェスだと思った。
音も良いし、不思議な安心感が常に会場に漂っていてまた来たいな、と割と早い段階で感じていた。

もっともっと当たり前に皆の口からピントカ!ピントカ!みたいになると思っていて、例えば今日で言えばドラゴンアッシュみたいな、それくらいまでピントカは続いていくものだと思っていたし、クオリティーがどうのとか(最強のインディー感でメジャーを制圧すると信じて疑わないくらいクオリティーに関しては信じてた)じゃなくてどんどん有名になって行くと思って、ヘッドライナーとかに成り上がっていくものだという意味でまだまだこれからだと思っていた。
だから中々アルバムの感想も書けないんだろうなと転換で浜崎あゆみなどを歌う大森さんを眺めながら気付いた。浜崎あゆみは「通じる」訳で、地元とかそんな問題じゃなくて、ピントカも「通じる」存在になると思っていた。そんな妄想でしかない面倒な感情を押し付けてまー偉そうと思うんだけど、思い込みが全てじゃないですかこの世に客観なんてものはなくて全部主観なので誰かの主観と相容れないだけでいちいち黙ってらんないし、いちいちそれを正しい正しくないみたいなのに気を遣ってるのは時間の無駄だなと思ったらようやく向き合える気がした。
和やかな転換から残酷なまでに一転、苺フラッペは溶けていたでライブが始まってhayatochiriのイントロが鳴った所で泣いた。現在進行形で良くなり続けるバンドの、限られた時間に込めた熱量。
セトリは5曲に全てを込めろ、って未完成vs新世界がギターマガジンかなんかの受け売りで守ってるとか言ってて、5曲じゃないんだけど限られた時間にアーティストが選曲して演奏するライブが僕はワンマンと同じくらい好きです。
きゅるきゅるの2番と最後のサビ前の高野さんのギターはこれまでで最高に上手くハマッていて、完全に飛んだ!!とガッツポーズモノだった。僕は各々が好きだったけど中々ピントカを観に行かなくて、でも高野さんが加入してからのDVDを観てこのカービィーだの光るウニだので余計なバリア(それも魅力ですが)を張ったギタリストの演奏と大森さんの歌の渦みたいなものに号泣して、ピントカのライブを観ようと思ったくらいだったので、ほぼプログレみたいなきゅるきゅるのギターに高野さんが完璧にノッたかどうかは死活問題で、それをここでもう絶叫する程カッコ良く決めてくる高野さんをやっぱり好きだと思った。カッコ良かったら高野さんのATフィールドをブチ抜くくらい高野さんが良いって言い続けたい。完全に蛇足だけどスパロボことスーパーロボット大戦では4000以上のダメージを与える事でATフィールドを貫く事が可能なので与えるダメージが単純に1.5倍だか2倍になるコマンド熱血を積極的に使いたいですね。
over the partyの切なさはピントカを通すと生々しくてギシギシ音を立ててるみたいで胸が苦しくなる。
大森さんのピンクトカレフに対する率直な言葉から始まったミッドナイト清純異性交遊のロックバンドっぷりは眩しかったし、新宿が本当に本当に素晴らしくて何か何も当てはまる言葉が思いつかないくらいツボに入ってどうしようもなかった。何て言えばいいんだろう。
絶対絶望絶好調では高野さんよりいつも小森さんがいかにギターをズドンと突き抜けさせるかがいつも楽しみで、今日は実にぶっといギターがドがつく程ストレートにゼップの空気をブチ抜いて鳥肌モノだった。
最終公演は本当に最終公演になった僕には寂しくて、でも東京のチケットが取れて、発券した時に何と無く臆病なのかな、解らないけど福岡で終わらせようと思いました。素敵な方にチケットが譲れたので何の悔いもないし、このライブを観ながら、そうして本当に良かったと思えるくらいライブに没頭出来た。何だよピントカ最高かよ最高だよ知ってるわ知ってたわ。
最後はマイク通さず君と映画の弾き語り。何だか悔しそうに愛おしげに大森さんを見つめる高野さんから目を離せなかった。高野さんのそういう所はホントにアーティスト感がまるでないし、さっきまであんな凄まじいギター弾いてた人だとは思えない。
大内さんやウシさん、小森さんも一音だって鳴らさないのにはけずに最後までそこに立っていて、最初から最後まで大森靖子&THEピンクトカレフで、小森さんの「ありがとう」という挨拶が泣けた。
どんなに良いライブをしてもフェスの空気は良くも悪くもタイムテーブルに沿って流れ続ける。
僕はそれに本当に救われたと思いました。大森靖子&THEピンクトカレフの皆さんありがとうございました。レコ発にて最終公演、きっと素晴らしいんだろうな。行かないのにこんな楽しみなライブがあるって凄いな。どんな心境だよ。悟りでもひらいたのかな。調子乗ってんじゃねえよ死ぬまで後悔しろって我ながら思いますね。

高校一年生の冬まで狂った様に聴いていたRIZEの1st。ミクスチャーに対するレスポンスが九州は物凄く良いイメージがあって、RIZEが登場した時の歓声は鳥肌立つくらいの温かさで、初めて周りの客の戦闘力の高さに怯えながらライブに行ったら皆凄くキラキラしてたのを思い出した。
日本刀やGun shotなど聴き慣れた曲を20年とか経ってもやってくれるのが嬉しかった。ドラムの打の威力が池袋ウエストゲートパークの特番ドラマ(骨音の回)を思い出させた。骨の折れる音だよな、RIZEをキャスティングした人は本当の天才だと感じたし、骨の折れる音みたいな一撃が凄まじく重いのに極端に短いドラムを叩くカネコさんはいつ観てもおっかない。(あのドラマは石田衣良最大の功績ですね)
カミナリは福岡に向かう電車の中で後半のラップパートの半分くらいが思い出せなくて悶々としてたけど実際曲を聴いてるとスルスル出てきて笑ってしまった。
ベースに対してはその強烈な演奏っぷりに終始爆笑していた。

田中さんが白シャツを着ているのを観てテンションが上がって前の方へ詰めかけてしまう。
ずっと細々聴き続け、チラホラと観てきたけど春に観るのは初めてで、どんなモードかと思っていたけどSLOW、風待ち、豚の皿という流れが驚愕だった。
飄々としていて派手さはないけどニヤリとしてしまう展開というか演出がいつで最高の状態で提供されるイメージは相変わらずで、冬から夏へ向かう素敵セトリ。MCでSLOWを17年前とか言ってて、新曲って言われても通じてしまうくらいのバインのそういう魅力が最高。
豚の皿はちょっと好き過ぎるので導入の音でもしやと思うも鍵盤鳴るまで頑なに信じてなかった。福岡まで来て良かった。何なのホントあの曲。カオティックかつサイケで、ネバネバしてるのに物凄い伸びるギョエー!!!って声。エロい。好き。
勢いでアルバム購入。ふふふ。

1stアルバムくらいまで追い回していたけど、物凄く間が空いて久々に観た。
ブルースはどこ行った、でも格好良い。フラッドは何だか可愛いのだけど漢字で「格好良い」って書きたい。
聴かなくなってからの曲はどれも熱量が凄くて手拍子とか出来ちゃう華やかな泥水感があって、でもゴロゴロと水溜りに突っ込んでいくシーガルを最後に演奏してくれたのがとても眩しかった。

アレキサンドロスをチラ観してバイバイFX。
また来たい。また来たい。
誰かの日常に対して特別感を見出すみたいなのはあんまり好きじゃないと言うか悪い気になってしまうんだけど、FXは凄く良いイベントだと思いました。

帰りの電車用に地方消滅みたいな新書を買ってしまってここまで書いた感想は何だったんだろうと自問自答してる。歪んでる。その人間性のエフェクター踏み抜いてやりたい!ピザでも喰ってろ豚野郎!!

またー。