グーテン
博多駅の駅地下ショッピングモールを練り歩く
チンドン屋の陽気だけど練りまくった
トルコアイスみたいな歌
謡曲が響いててそれを聞きながらミルク多めの何か甘くて温かいやつを飲み、向かいの席に座った男の子が真剣な面持ちで
こち亀の文庫本を読んでいるのを眺めているよボーイねえ君にとって
こち亀は最早娯楽ではないのではないかい何処へ君は何処へ辿り着こうというのだねお母さんが買ってきてくれた
ライ麦のザラっとした美味しそうなサンドイッチに手もつけず君はお金を生みそして使い果たす事で何十年も連載を続けるその生き様にギャグとかそういうのを通り過ぎた何かを感じているのではないかマジかよマジかよあまりにもドラマチックあ、ありのまま今起こった事を話すぜあまりに懸命に
こち亀を読んでいたボーイにお母さんがこう言ったんだそれの別の巻そこの本屋で買っておいでと初めて男の子が笑って走ってった土曜日の光これは博多土曜日の光事件としか言いようがないぜ素晴らしいとの思いも束の間置いてなかったらしく残念そうに帰ってきた元気出してボーイお母さん爆笑で何でもいいから欲しい本あったら買っておいでだってそれを聞いて彼の笑顔、
月面宙返り向こう側へタッチ!!!!!買ってきた本はまさかの
暗殺教室。わおわお。
暇だからと言って何でもドラマチックに受け取るのは酷いよなー申し訳ない。
眠たい眠たい眠たい。
乗り継ぎ上手く出来るかな。
またー。