性格の悪そうなBLOG

いちいち長いですが中身は特にないです。

思いついた事を思いついた順に書く。

同僚が島耕作を読んでいると言っていたので、一社会人として会社目線の日記でも書いてみようと思って1週間を記録してみた。


月曜日
会社の自分のデスクがあるブースが有休取得と出張の為に自分一人の出社だった。
他のブースは全員いるのに自分の周りには誰にもいなかった。
戦隊モノなんかで孤高のヒーローみたいなのが時々出てくるけど、こんな気分なのかなーと思いながら仕事。
寂しかったので普段より気持ち多めに内線をかけた気がする。良い歳した大人がお恥ずかしい。


火曜日
休み。
アマゾンに注文していたチキタ☆GUGUと言う漫画が届く。
1巻の終盤から最終巻(6巻)まで貪るように読んだ。
アマゾンで本を買ったら送料無料で本の買い取りをしてくれるとのチラシが入っていたので思いつきで本を売ってみることに。
査定額に納得がいかなかったら送料無料で返してくれるらしい。便利な世の中になった。


水曜日
忙殺された。抱えている案件からオールスターファン感謝祭かってくらいこぞって問い合わせ。
ファンでなくただのビジネスパーソンなので全然嬉しくない。
昼休みに食べた焼き魚に骨が何本あったか数えた以外には特に楽しいことは無かった。


木曜日
ご飯の上に焼いた肉と目玉焼きを乗せて濃いめのタレをかける、という学食みたいなメニューがある店で昼食。
50席くらいある店内、遂に食べ終わるまで自分たち以外のお客さんが入って来なくてこの店実在するんだろうかと言う話になった。
味も美味しい学食みたいな感じで値段も特に高くは無い、店員さんも元気で物腰が柔らかいのに、ランチタイムのど真ん中なのに客がいなかった。
ここまで欠点らしい欠点が見当たらないとなると逆に不気味で、お昼食べた店が次に訪れてみたら廃墟で店は昔に火事で焼失してました的な話が脳裏に浮かんだ。
メニューの学食っぽさにテンションがアガって大盛を頼んだ30歳の男二人、食べ進めるにつれボリュームに付いて行けずもう自分が若くないのだと思い知って無言になった。
先の怪談によく登場する「他の客も異様に静かで不気味だった」みたいな背景の出来上がりである。つまり僕らは主人公でなくて背景要員だった訳だ。心霊現象の一翼を担う。まぁ肝心の体験者となる客が来ないんだけど。
飾ってある芸能人の店に宛てたサインも軌道が複雑過ぎて解読不能だったし、中々不思議な店だった。
今後前を通ることがあれば客入りを注視したい所。


金曜日
後輩がスタバに新製品を買いに行くので一緒に行きましょう、と誘ってくれたのに置いて行かれて寂しかった。
誘われてさえいなければ買いに行っていようが一向に構わないのだけれど、誘われていただけに寂しかった。
完全に一緒に行くのを忘れていたらしく、顔を見るなり謝られたのでめっちゃ行きたかったのに置いて行かれた人みたいになってしまって恥ずかしかった。
置いて行かれたのは寂しかったもののスタバ自体は別に飲みたい訳では無かったのだけれど、口にしてしまうとそれもまたややこしい事態を招きそうなので言えなかった。
最終的に「牛丼屋に入りたいけど一人だと入りづらい可愛い女子」みたいな扱いを30歳にして受ける羽目となり、沈黙が金とかコミュ症が考えた嘘だなと思いました。
どうしようもない、漠然とした敗北感だけが残された。
お解り頂けるだろうか、この感覚が。
今後は存在感を増す為に自己啓発本か何かを読んで自分磨きを頑張りたいと思いました。


社会人ライフを記録してみた結果、島耕作への道は果てしなく遠いことだけが解った。


またー。