色んな人と年末の挨拶を交わしながら休みの前半を過ごした。
意外と人と接しているのだなと自身で驚く。
年賀状は遂に書くことをやめてしまった。礼儀だの風物詩だの文化だの何だの言われても困る。
そもそも仕事関係に書くのが億劫になってしまったのから始まったのだけれど、最終的に絶対書きたくないモードにまで拗らせてしまった。
来年は書くかも知れないけど。どうなんだろ。
それ以外のやることはやった気もするのでフェス納めとフェス初めに幕張メッセへ。
2015.12.30 COUNT DOWN JAPAN15/16@幕張メッセ
めちゃくちゃ久々に観たら相変わらず躍動感半端ないライブに加えてちひろドラムが発射台的にも大道芸的にも更に職人進化を遂げてて爆笑しながら観た。
和彦さんが書く曲はどれもドラスティックな都市型ダークファンタジーに通じるジャキジャキした曲で好きだ。
ピーチのアレンジがシューゲっぽくて凄かった。浸透圧って言葉が脳裏をよぎった。
転換から覇気に満ちたバーン！という感じのいつもの大森さんで、その迫力たるや産休前をひょいと上回っているんではないかというのが率直な感想。
PINKのギリギリとした緊迫感と絶対彼女の優しげな弾き語りから始まってとても綺麗な少女3号、奥野さんの鍵盤がキラキラと猛威を奮うイミテーションガール、ミッドナイト、新宿というハイテンションなセットリスト。きゅるきゅるや絶対絶対絶好調でなくこの三曲だったのがより楽しさと明るさの影になった部分を際立たせてくれていて、感情引っ掻き回された挙句にマジックミラー。
今年頑張ったけど来年も頑張らないとと思った。
歌めっちゃ上手いしトラックカッコイイし何一つ共感出来ないウェイ的価値観が逆に映画観てる気分になれてめちゃくちゃ楽しかった。
三次会的ノリで大忘年会。トラックの無駄遣い最高かよ。笑いながらも要所毎にカッコイイなーと思わされて、とんでもない大人がいるものだなと感動してしまった。
2015.12.31-2016.01.01 COUNT DOWN JAPAN15/16
観る度にあんまり得意じゃないんだよなーと思いつつも結局カッコイイんだから自分の卑屈さが際立つ。
歌凄すぎて最高だった。
歌度外視で最高だった。
今年一番お世話になったバンド。
特にC2というアルバムの傑作っぷりに助けられ続けた年末だった。
それってfor誰？part1から始まって、そんなに好きじゃなかった、Tabibito In The Dark、瞹してる、十字架You and I、Human、不思議な夜と大凡リリースツアーのハイライト的な流れのセットリストだった。
Humanはレコ発でも大阪では演奏してくれなかったのでめちゃくちゃ嬉しくて半泣きで聴いた。C2で一番壮絶で愛おしくなる曲。
フェスと言えど普通に鉄板曲を外してくる所に自然体っぽさが滲み出ていてキュンとした。
MONOEYES
今年一番お世話になったバンドその2。
単純にスカッと楽しくて汗だく。
スコットがリードを取る曲における細美コーラスがやっぱりめちゃくちゃ好き。
メンバーが出てきた瞬間から紅白の中継が終わるまで一種のトランス状態だった自覚がある。自分の根っこにはやはり藤原基央がいるのだと実感。
長過ぎるMCに徐々に平静を取り戻しながら観た。
plenty
葬式みたいな年越しになったらどうしようという危惧をすっ飛ばす多幸感とヒリヒリした焦燥感の両立をぶちかます素晴らしいライブだった。
江沼くんは相変わらず綺麗。
最近どうなのを演奏してくれたのめちゃくちゃ嬉しかった。
本当に休止してましたっけ？くらい相変わらずのライブだった。
木下作曲法の明快さと鉄壁っぷりが刺さる深夜みたいな早朝だった。
会場がまた拡張されていた上に動線も良くて本当に快適なフェスだった。よく分からない過剰な電飾やオブジェなど無かったらもっとチケット安くなるんじゃね？とか思ってしまうけど、来る度にその快適さに感謝しかない。食事も美味しいし、どこもかしこも綺麗。実家より快適かも知れない。
初日の出は例年の如く移動中に昇ってしまっていた。
気分が乗ってしまって奥さんの実家でピエール・ルメートルの本をガツガツ読んでお正月休みを過ごしてしまい怠惰を極めて身体が重たい。
ウォーキングとか筋トレ程度からでも運動しないとなーと。新年早々デブへの危機感が降らない雪の代わりに積もる。
でも寝ちゃう。
またー。
