性格の悪そうなBLOG

いちいち長いですが中身は特にないです。

思いついた事を思いついた順に書く。

一瞬、ドラゴンフルーツにハマっていた。
味とか見た目とか栄養価とか生態とかじゃなく、単純に名前の響きにハマっていた。
穏やかにその名を呼べばドラゴンという雄々しい言葉から始まったのにフルーツというキュートな言葉で終わるギャップに浸る事が出来る。
声を荒げればあら不思議、まるで召喚獣の名を喚ぶもしくは必殺技を繰り出しているかの様ではないだろうか。
仕事で遅くなった際は、周囲に人がいないことを確認した後、色んな声のトーンで「ドラゴンフルーツ」と言いながら帰り道を歩くのがここ2日の密やかな楽しみだった。
缶ビールでも飲みながら帰った方が幾分人間としてマシだな、とは思うけれど安上がりな癒しではあると思う。
きっちり2日で飽きたけど、2日だけ帰り道に癒されないと死ぬみたいな人は是非お試し下さい。

誕生日を年々サラッとやり過ごそうとしている自分がいる事に気付いた。
歳を重ねたくないから祝って欲しくない、という理由ではなく、何となく家族や友人以外に祝われると照れくさくなってしまっているだけなのだけれど。
それなのに最近出回っている社内報ではその月に誕生日を迎える社員を発表するコーナーがあり、チヤホヤされてしまうという祝われたくなさと祝いたさが正面から激突しまくっている。
しかも祝ってくれているのでこちらからは何とも言いにくい空気がある。
今年に至っては、同僚による囲みチェキを撮影して貰う手厚い待遇。しかも「お誕生日おめでとう」と描かれたケーキ型の帽子まで被らせて貰っての撮影だった。晒し者かと疑う心と対照的にめちゃくちゃ祝われて何なんだ僕は石油王かなんかだったっけ、ほうらハイオク、ハイオク満タンを皆にやろう、という気分でプレゼントに貰ったハッピーターンを食べながらヘラヘラと謝辞述べ述べ。31歳、とんだハッピー野郎である。

逆に今自分が世界で一番不幸であると自惚れてしまう出来事としてBase Ball Bearからギターの湯浅さんが脱退するというニュースが飛び込んで来た。
仕事中にも関わらずオロオロしてしまった。無保険で事故ったの?くらいのオロオロっぷりだった。
そんな時は白湯を飲んで落ち着くに限る。身体にも良いらしいのでオススメしたい。何にしても自分の加齢に寄り添ってずっと活動してくれていたバンド(社会人になってから暫く離れていたけど)なのでメンバーへの思い入れも半端なく強い。
Amazonで最初に買ったのが「バンドBについて」だった気がする。気がするだけでロクでもないもの買ってたらどうしよう。思い出せないうちに記憶から消しとかなきゃ。
湯浅、そのいつまでもキレのない癖にやたら長い尺を取るダンス、湯浅、いつもいつもハラハラするくらいヘロヘロのコーラス、湯浅、お前の弾くカシカのロックマンみたいなギターが聴きたくてツアーのチケット買ったんだよどうしてくれるんだ、いつか聴けなくなるとは思っていたけど、それは解散してって事だと僕は勝手に決めつけて今回みたいなシナリオはこれまで一度も考えた事がなかったよ。想定して訓練してないから衝撃がホント凄い。
年末のカウントダウンジャパンで観れて本当に良かった。
何が原因か論じてる人たちの不安をそれらしい答えで埋めて納得したい気持ちも解らないではないけど、いなくなったんならもう淋しいなーだけで良いんじゃないか。本当の事なんて当事者しか解らないんだから考えても疲れるだけじゃ。
湯浅、どうかどうか、どこかで元気でいてくれたらと思うよ。

またー。