性格の悪そうなBLOG

いちいち長いですが中身は特にないです。

思いついた事を思いついた順に書く。

大学生の頃、ゼミの先輩が音楽のブログを書いているというので検索したらフラテリスについて4000文字くらい費やして純粋に音の事だけが書いてあって怖くなってブラウザをそっと閉じた。
それを思い出して検索してみたんだけど見つからなかった。消したんだろうか。勿体無い。フラテリスの他にもJET、コーラル、あと何故かともさかりえ鈴木亜美について書いてあったのを強烈に覚えている。
そう言えば、ともさかりえについては祖父が金田一少年の事件簿を観てるという僕の話を聞いて新聞の番組欄を眺めながら「この、堂本さんと、ともさかりさんが好きなのか?」と聞いてきた思い出がある。あ、そこで区切るんだ。
ともさかり・えさんの件は置いといて。
世の中で趣味として音楽について長文の感想を書いてる人で、コンプレックスや選民意識、教えてあげたい欲なんかに引き摺られていない人というのは何をエネルギー源にしているのかまるで解らなくて当時の僕には滅茶苦茶怖かった。ちょっとしたサイコパスを見てる気がした。今となれば器が小さくてお恥ずかしい。
何の攻撃性も過度の賞賛もなく並んだ数千字は驚異で、素人目からすると取っ掛かりのない絶壁を登るヤギの様に写った。
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コラ画像かよ。
そういう人を見ると、自分は別にそこまで音楽好きな訳じゃないんだなと思う。音楽じゃなくても良かったんじゃないかみたいなのがあるというか。
別に、それは「自分はいちいち感情に引っ掛けて聴くタイプなんだな」と思うだけでネガティブな意図はないのだけれど。音楽に励まされたりする自分の事が可愛くて好きだ。
何の話だか解らなくなってきたけど、単純にそういうメンタルに引っ掛けて好きとか嫌いとか平等に言える様になって居心地が良いんだけど、たくさん溢れててゼミの先輩みたいな人にとってはどうなんだろうな、とふと思っただけです。
周りがどうとかあんまり関係なさそう。別に仲良くなかったので連絡先も知らないけど、何となく会ってみたい。

好きなバンドマンが好きなバンドマンのライブを観に行く機会を得て、好きなバンドマンが好きなバンドマンと趣味の話をするという出来事をTwitterに呟いていたんだけど、片方は社会人になってから、もう片方は高校生の頃から好きで好きでたまらなかったので、社会人になってから好きになった方のバンドマンに完全に嫉妬して憤りを覚えてしまった自分にドン引きした。え?解りにくい?知らんがな。
「この人とこの人が繋がった!嬉しい!」とか「いつか同じステージに立って欲しいな」とか、そんな風にも勿論思えるんだけど、それが「それより」ではなく「そんな事より」と頭につけて言えてしまうくらいに「お前より僕の方がその人の事が好きだからな!!!」という気持ちが強くて自分でビックリした。
同じ職業、内容は違えど素晴らしい作品を生み出してくれるアーティストで、趣味が近いなんて最高じゃないか、かたやお前はただのリスナーのサラリーマンだぜ、しかもどっちもお前がスゲー好きな人じゃん、ちょっと落ち着け、しっかりしろよ、とおそ松さんの耐久鑑賞会をしながら考えると秒速でストンと冷静になった。嘘、秒速は嘘。15分かかった。
今では嬉しさが完璧に上回って初回大量失点からの逆転7回コールド勝ちみたいな心境なのだけれど、その一瞬垣間見えたガツガツした自我は、見苦しくてどうしようもなくて、そういうものを忘れたフリというか、とっくに亡くしたつもりで生活していたので、あ、まだあるんだ!なくならないんだ、こういうの!みたいな。
そんな気持ちになった。

おそ松さんを今更、本当に今更なんだけど耐久鑑賞会で観た。
とは言え、そこそこの生活リズムも維持したいので1日1クール。
色々話題だったけど、単純に面白く、スルスルっと「この人とこの人の組み合わせはこういう関係性なのか」みたいなのが頭に入ってきて、後から名前がついてくるという変わった現象が起こるスピード感で、エンディングとオープニングの時間にその辺を脳内で処理しながら見てるだけでこんだけ情報入ってくるとかスピードラーニングの宣伝みたいだなと思った。
6つ子が全員ニートという負け組っぷりのド級の勢いをメインに据えながら、隙間に世にも奇妙な物語ウッチャンナンチャンのコントの合いの子みたいな空気感のあるパートを平然とぶち込んできていて、自分が真剣にアニメを観てなかった10年とか15年くらいの間にアニメはアニメを創る人たちの「好き!」を提示して、それに視聴者も「俺も!」って一緒に楽しめる場所になったんだなーと思った。(アニメがアニメのパロディー山盛りにしてる様子とか特に、あとはDVDの副音声コメンタリーみたいなのを地上波で流しちゃう所とか)
そんな事はどうでも良いんだけど、チョロ松が凄く好きで。チョロ松はかなり使い勝手の良い故に他のキャラみたいに強烈な繋がりを感じる事はないんだけど、そういう所に何故か共感してしまって好きになってしまった。報われない台詞量を淡々愛でるだけの簡単な作業です。ツッコミはどうしても受け身。そしてツッコミなのにボケと全く同じステージのクズというのが説得力欠除しまくってて好き。
組み合わせ的にはカラ松と一松、もしくはカラ松とチビ太が観ていて楽しいので好き。(ここで組み合わせを×で繋いで記載する文化を正しく理解していないので、どうしても読みにくい標記になるし、そういう意図の組み合わせではない事をご了承ください)
お気に入りのエピソードはトド松のバイト先に皆が押しかける話が好きです。嗚呼、一松のテンションよ。
これから2クール目を鑑賞します。
楽しみ。

という所まで書いてて2期。
完全にトド松推しになってるどうしたんだろおかしいな相手はドライモンスター、よりによってドライモンスターだよ大丈夫かなていうか2期のぶっ飛んだ投げっぱなしコント凄いねなんなの半端ねえ勢い面白いよ面白いんだけど言いようの無い不安というテーマで小学生100人に作文したためてもらったら多分こんな感じじゃないかなみたいな脚本マジ要所要所怖すぎるんですけどコカインとカフェイン勘違いしてガン決めしながら毛筆でライティングつーか次元的にはドローイングですかもう墨汁かなレベルのダークさとついでにブックオフ京都三条駅ビル店よりご提供頂きましたハイこちらが岩波文庫の哲学モノ数にして100冊期間にして10年熟成という名でもって収納し何らかの何らかが何らかで染み込みまくった棚でございま以下省略で根こそぎ注ぎ込んだ闇鍋をシレッと出してくる木曽路みたいな番組と化してるじゃねえかおちおち法事で利用してる場合じゃねえよあああ排気ガスを吐いて腹ペコの木曽路バスがくる夢の先に連れてってくれるんだどうだろうトド松いやトッティの事が好っ!!!

はー面白かった。
遊戯王で言ったら完全に闇ゲームばりの超エキサイティングだった気がしているんだけど、何か向こう側に微かな光が見えた気がする。
要するにやっぱ連休は人を狂わせるよね。
来年くらいにまた一気に観たいです。
さー寝よ。

またー。