性格の悪そうなBLOG

いちいち長いですが中身は特にないです。

2016.05.06 オワリカラなどを観てきました。(@梅田Shangri-la)

幼き頃、口内炎が出来たと申告すると母がシゲキックスの梅味を買って来てくれたんだけどあれは緩やかな虐待だったのではと今更怖くなっている。
ビタミンが入ってるオヤツだから(実際に入ってるかは不明)みたいな触れ込み(母による)で、酸っぱいものも元々好きだったので嬉しかったのだけれど、それでも口内炎には容赦なくしみる。結果、泣きながら食べていた記憶がある。
母の日も迫っている。
感謝を伝えるついでにその辺のグレーゾーンを確認してみても良いかも知れない。

2016.05.06 @梅田Shangri-la

空きっ腹に酒
メンバー療養中により2人編成のアコースティックセット。
バンド編成だったらこのスリーマン凄まじかったろうなーとか思いながら会場に行ったけど、アコースティックセットはアコースティックセットでカッコ良かった。
ボイスパーカッション、フリースタイル。
バンドのギラギラした勢いみたいなのが好きだったんだけど、こっちもポップで良かった。

新譜モード。超良かった。
「へんげの時間」のイントロのサイバーっぽさとサビ前からサビへの溜めのダイナミックさが好き。
「今夜のまもの」はPVがどうしても仲良しSFバンドと個人的にダブってしまってあまり気が進まず1回しか聴いてなかったんだけど、ライブで聴くと凄く良くて、サイケで勢いもあって、日本語も面白かった。
あとはマーキュリーみたいな波打際走れそうなキラキラした新曲、何故か写ルンです的な、富士フィルムが思い浮かんで我ながら意味解らなかった。
「すごいコンサート」は盛り沢山かつ超ファストな鍵盤とベース、コーラスというか合唱に近いパートもあって目まぐるしくてマジすごいコンサートって感じだった。好き。
新作以外はswing、ロールシャッハ、ガイガンくらい。swingとロールシャッハはライブで観る度にやっぱりカッコイイなーと思う。
最後はnew music from big pink。
アルバム楽しみだな、という気持ちで一杯。

最近ハヌマーンを聴き返していて、何がこんなに好きなんだろうと思っていたら山田さんのギターの進行がたまらなく好きなんだと気付いた。
バズマザーズは初めて生で観たんだけど、相変わらず精神的に凄まじく煽られるギターだった。
不穏な外し方というか、ジャキジャキした戦車みたいなギターの中にガラスひっ掻く様な軽やかなフレーズが入ってきたりして何なんだろうこの人と思いながら観てた。
人の感情を操れるギターなのかも知れない。ちょっと何言ってるか判りませんけど。
詳しくないのでとりあえず「あれ?3人だっけ?」から始まるレベルで、でもどのパートもエゲツない事をサラっとニヤッとぶちかまして来てテンション突き抜けてしまった。
また観たい。

帰ってテレビつけたらちょうどKen Yokoyama銀杏BOYZ
Kenさんに対してはハイスタがもう居なくて、成人してからKenさんがソロで帰ってきた世代なので、高校の時にクラスメイトのお兄ちゃんからハイスタ借りて聴いてたり、AIR JAMの再放送みたいなのをスペシャだからMTVだかで観たりしてたくらいの思い入れしかない。
でもアーティストが彼のことが好きで、そのアーティストを好きだったからか、観るとすごいしっくり来る不思議な存在だなと思った。
銀杏BOYZはゴイステが好きで躊躇いもあって、そんなだから銀杏は最初の2枚のアルバムでついていけなくなっちゃって、去年くらいから徐々に聴く様になって、BEACHをライブミックスアルバムだと知ったのも、その爆音に爆笑してしまったのも先月くらいの遅れっぷりで、だけど結局好きなんだなと思いながら聴いてた。10代のしんどい部分は死んでないんだな、死なないんだなと思い知った気分というか。
テレビに出るの知らなくて、テレビで観た峯田さんはよく解らないけど無限じゃないエネルギーがあって、あっただけ出し切っちゃう峯田さんで、その印象がゴイステ聴いてた時と変わらなくてたまんなかった。曲は正直よく解らなかった。

とんでもないモン観たなー、と思いながら楽しみにしていたMステの録画を観る。
T.M.RHOT LIMITをあの衣装で歌うとの事で。あれから18年だよ。HOT LIMIT元年に生まれた子供も高校3年生。
ヤンキー上がりの看護婦さん(敢えて婦と書かせて欲しい)が貫禄ある師長になってる様なビジュアルの変化。声量を維持する為に筋トレも必要なくらい、18年は長いんだと思った。
窓を閉め切ってHOT LIMITをダサイpikoのTシャツ着てスラムダンクレベルの汗だくで延々踊りまくりダイエットに成功した中学生だった僕だって今や30代。随分遠くまで来た。
それにしても18年を経ても尚、同じネタとして消化される事が可能な完成度と単純にカッコイイというバランスが成り立ってるのが滅茶苦茶嬉しかった。
ネタとしてしか受け止められない人もいるだろうけど、僕からすれば昔も今も変わらずカッコイイに尽きる。
ベストアルバム買わないと。

僕はいつの時代のテレビ観てるんだろうって気分になりながら就寝。

またー。