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性格の悪そうなBLOG

いちいち長いですが中身は特にないです。

2016.06.24 大森靖子(@晴れたら空に豆まいて)、06.25 otori(@新宿motion)を観てきました。

早朝、夫婦で新幹線に乗り東京へ。

有給休暇を取得しているので、朝から楽し過ぎるのもなと思い、どうしても世間の評や解説と受ける印象が乖離してしまう「ムーミンパパの思い出」を再読する2時間半を過ごす。

ムーミンがそこそこ好きなんだけど、この作品だけは人に勧めた事もないし、両手放しで好きって言った事もないので、再挑戦の巻。

青い鳥文庫のフォントの丸みとサイズは、大人用の文庫本と違い過度に漢字を多用しないので文章自体の柔らかく、ムーミン作品への愛おしさに絶妙に作用する(と勝手に思っている)のだけれど、この作品に対しては間逆の感覚になる。目次からムーミンパパの面倒臭さがゴリゴリで困る。物事を誇張するムーミンパパの性格完コピな文体が8に対して物語を客観的に追っていく文が2と、普段と比率が間逆なのがそうさせるのかな。

ていうか単純に彼の優しさが、優しさだと認識出来ているのに受け付けないというパターンが多い。

要するにムーミンパパのような人格が個人的に苦手なんだろう。

1行で足りたわ。

人間的にまだまだ精進の余地がある事を世界に発信してる気もするんだけどこれに尽きるのだから仕方ない。相手は児童書だというのに。

ただ、作中で「自伝」でなくて「思い出の記」と呼んでいるあたりに、彼が息子に本当に伝えたかったものが言い表されている気がして、それは素敵だなと思った。(翻訳のセンスによるだろうけれど、それはとても重要)

読み返すと新しい発見があるので、あと10年もすればこの物語も好きになっていたりするんだろうか。

移動中にムーミンを読むときに最適なBGMはOGRE YOU ASSHOLEフォグランプ、100年後、ペーパークラフトあたり。個人的には。

 

東京に到着し、通勤ラッシュをやり過ごした後に上野動物園へ向かう。

触れ合いコーナーにおけるヤギの触れ合いタイムが10:30〜11:30の60分のみで、動物の心身に非常に優しいタイムテーブルで素晴らしいのだけれどのんびりしていて接触出来なかった。

園内のレストランのコーヒーメーカーがどっかで見た事があるなと思っていたらファミリーマートと同じ機種だった。しっかりしたコーヒー。動物園からも安っぽい水みたいなコーヒーが姿を消しつつある。安っぽい水みたいなコーヒーが絶滅危惧種と呼ばれる日も近い。

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レストランの注文列の整列図。

スタッフにハシビロコウを登用しているのんびりした職場です。客が並ぶのも致し方ないという気持ちになれる優れたイラストだと思う。

(スタッフの方は滅茶苦茶機敏な動きだったけど。学食かよ。)

広大な蓮池がとても綺麗で、花が咲いたら極楽浄土になるんだろうなと思った。

あとは、小学生を相手に動物の解説をするスタッフの方が、小学生の質問を己の台本に合わせて即対応したりストックして後で引っ張り出したりしていて格好良かった。よくわからない質問はガン無視しており、またボヤっとした質問には「そういうのもあるかもねー」とボヤっとした回答を返す事で闇に葬り去る職人技だった。

それにしても動物園は普段内に秘めた幼児性が爆発する。これが内に秘めた野生が目覚めるというやつか。

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動物の尻ばかり追いかけ回していたら、バーバリーシープがシマウマの尻に頭から執拗に突っ込み始め、最終的に蹴られていた。嗚呼、大丈夫かい同志よって感じ。真昼間からイチャイチャしやがって。

 

時間があったので表参道をブラブラした。

表参道なんて「チューボーですよ」の街の巨匠の紹介コーナーでしか見る事がないお洒落な街だと思っていた。表参道には未来の巨匠が300人くらいいるんじゃないだろうか。道行く人が大体巨匠に見えてドキドキする。

怪しい空模様、雨が降るかなと思いながら渋谷まで歩いた。降られることなく到着出来た。星3つです。

道中、ピエールエルメ路面店があったので入店。ピエールエルメの生ケーキは自分の生活圏ではまず手に入らない。とは言えマカロンと焼き菓子は手に入るのでまだ恵まれている方なので贅沢は言えない。

まあ1つのケーキが900円くらいするので、生活圏にあっても数年に一度の頻度でしか食べない気がするし、旅先だとたまにしか来れないからと思い切りが発揮されるので900円でも躊躇いなく買える。普段の金銭感覚だとドン引きする値段。

ケーキ1つで大抵のお店のランチが食べられるけど、まあいいやと1人2個購入。旅先でだけはセレブ。

 

ホテルにチェックインしてケーキを前傾姿勢で貪り食う。使徒を喰らうエヴァ初号機を彷彿とさせる背中のライン。ケーキは美味しかった。

歩き回ったので足湯をするつもりが物足りず、結局半身浴を30分くらいしながら、ピエール中野さんがTwitterで超エゴサーチしてるみたいな記事を読み、それに対してエゴサに引っ掛かろうと躍起になってる人たちをTwitterで検索しては毒付くというデトックスしながら新たなる毒素を生成するという永久機関みたいな事をしていた。

元々、彼の演奏を目当てにチケット争奪戦に勝ちライブハウスへ足を運んでいたキッズだったので、ちゃんと知りもしない人たちがヘラヘラレス下さい的に言及してるのに対してはどんだけプラス評価だろうがマジうるせえよって感じにしっかり拗らせている。お恥ずかしい、けれどもそんなドロドロとした自分が好きだ。超面倒。唯一、そんなファンがいてごめんなさいとピエール中野さんにはいつも心の中で謝っている。

 

代官山へお出掛け。

 代官山では500円するアイスを食べた。

とても美味しかったけど、普段ハーゲンダッツを「ハーゲンダッツ様」と呼んで崇めているので、それより高いアイスを前にすると緊張してしまう。

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スタッフのお兄さんがドライアイス手掴みで持ち帰りの準備をしていたのが印象的だった。油に指つっこむ天麩羅屋の仲間。

 

ボンヤリしてから、ライブ。

 

2016.06.24 晴れたら空に豆まいて

大森靖子

東京で大森さんのワンマンを観るのは久し振りかも知れない。会場は畳敷きのお座りスタイル。スタンディング慣れしてると椅子でさえも良いんですか?となってしまうので、床に座って良いとなるとソワソワしてしまう。

ライブはピアノの弾き語りのキラキラから始まって、 序盤で少女漫画少年漫画。

後半のここぞで歌ってくれて感情が渦巻くイメージだったので、普段よりもぐわんぐわんかき混ぜられてしまう。

初めて聴いたSHINPINの弾き語りバージョンのギターが凄まじく格好良くてクラクラした。アルバムの情報量特盛りに対して、それを弾き語りで再提示してくれる様なライブ。

前半は「大森さんは何て格好良いんだ」で頭の中が一杯だった。

後半は、自分の生活に重ねてしまう様なMCを経て、君と映画、呪いは水色、裏、さようならが演奏されてちょっと泣いた。

誰かのコピーではない新しい生活を作りたいし、生きていきたいし、そんな事がブワッと来てしまった。

順序関係なくぶわーっと書いてしまうと、ワンダフルワールドエンドの次がover the partyだったりとか、ハンドメイドホームとお茶碗の幸せブチ上げ連撃っぷりとか、アンコールのメドレーでのファミレス、少女3号が凄く素敵だった。

東京まで観に来れて本当に良かった。

どうしたって頻繁には来れないけど、いつかまた来るんだ、という気持ちにいつもしてくれるから頑張って働こうと思った。

 

夕飯は池ノ上Biff。

丁寧で、手が込んでいるのにジャンキーさを失わない新鮮な料理ばかりで食べ過ぎた。

スパイシーなメニューが比較的多いので、お弁当に真似したい(劣化コピーにしかならないのは承知で)と思いながら食べた。

竹輪とオクラの炒めたやつとか白菜のコールスロー、トリュフ塩のおにぎり、春菊のお好み焼き風みたいなのなどなど。

手間が凄すぎて真似できないけど、坦々ポテトサラダが食感も味も楽しくて笑ってしまった。

いつも東京での夕飯と言えばバタバタと雑な物をガツガツ食べる様な感じなので、本当に良い夜を過ごしたな!という気持ちで就寝。

 

まだ続くんですよ。マジかよって感じだよね。書いてる本人もそう思ってるよ。ヘーイ!(ハイタッチしながら)

 

日曜日、渋谷の喧騒は朝10時以降に緩やかに始まる事を知る。人がどんだけ多くてもそこは変わらないんだなと変に感心した。

新宿に移動。

炭火で魚を焼いてくれる格安な定食屋さんが美味しくて、こういうお店でアルバイトしたかったなとボンヤリ思った。

昼からライブ。

 

2016.06.25 新宿motion

 

otori

久し振りに観れて嬉しかった。

突き放すビリビリ感。

概念をぐんぐんと積んでバーンと崩すオルタナとハードコアのお祭りっぽさ。

YOLZ IN THE SKYだったりtricot(パニエさんじゃない方)が好きだった頃の自分を全部引き受けてくれてるんだなーと観ながらしみじみ。

マジでポップ暴力。

物語とかすっ飛ばしす鋭利なギターとか、太さ=強さという漢塾感すら漂うベースだったりが合わさると凄くドライな聴こえ方がするので本当に感情を投影する隙がなくって、そしたらもうカッコイイ音楽が鳴ってて超カッコイイ!みたいなのがとにかく強くなって笑ってしまう。

スタイルではなくアティチュードという歌詞が滅茶苦茶素敵だった。

 

Doit Science

どうやって曲作って、どうやって合わせてるんだろうという衝撃。

コーラスというかなんというか、虫の鳴き声が輪唱してる感じで飛び交うし、ギターもベースもドラムもこれまた飛び交っててカッコイイ音を必殺技が如く鳴らしあっていてストⅡかよと思いながら観ていた。

事前情報が「熊本の奇跡」というフレーズのみでくまモンみたいなバンドだったらどうしようと思っていたけど素敵だった。

nhhmbase、H MOUNTAINSなどが好きな部分が大変に引っ張られて楽しかったけれど、滅茶苦茶頭を使った気がした。

 

帰りの新幹線で読む本を探したりしながら新宿をブラブラして新幹線に乗ってこの日記を書いてる。

それにしてもホテルの冷蔵庫に飲みかけの牛乳を放置してきてしまったのだけが心残り。

その他はとても楽しかったや。

よく眠れそう。

 

またー。