性格の悪そうなBLOG

いちいち長いですが中身は特にないです。

2016.07.16 ゲスバンド、笹口騒音オーケストラなどを観てきました。(@knave)

ビッグシルエットTシャツで休日出勤したらビーラップハイスクールだの、うちの奥さんが妊婦の時にそういうの着てただの、足がすごく短く見えるだの散々な言われようで気落ちした。

 

星の数ほどカフェがありそうな堀江で中々カフェに出くわさず、もしかしてカフェに避けられてる?と空間を歪めるタイプの入店拒否を疑っていた中で我々を迎え入れてくれたカフェの皿にチョコレートソースで模様が描かれていて、そのソースの形がスカートの様で、模様も何か図書館にいそうな女の子が好んで履いてそうな柄で、そのチョコレートソースがまた凄く甘酸っぱくて、何か意味深過ぎて背徳感が生じ、そういうのを求めてやってきた訳ではないのにと若干ネガティブになってしまった。

マイナス思考の受け取り方ばかりに無限の伸び代を感じるの良くない。

 

その癖、ちゃっかり長居してしまい一部見逃したけれどライブに行ってきました。

 

2016.07.16 宇宙規模の"ONGAKU"vol.2 @knave

何でそこが英字なんだろうと前回も思ったのにまた来てしまったこのイベント。SUDOKUみたいなモンだと思ってるんかな。UMAMIみたいな。

 

KOTORI

ドストレート。

スカッとする程直向きで滾るものがあった。

 

ゲスバンド

社畜氏加入によりぽこにゃん氏がギターを弾かず、歌が安定していた。やっぱり演奏しながら歌うって凄いんだなと改めて感じた。何でこんなタイミングでそんなことを感じなきゃならないんだろう。

鶴岡さんの晴れやかな表情の遺影風写真を背負い、強烈な演奏がぶちかまされており、高野さんと社畜さんのギターが信じられないくらいクリアかつメタルかよくらい絡み合ってて、そう言う意味では最早僕の知ってるゲスバンドじゃなかったんだけど凄い楽しかったし超カッコ良かった。

橋本インパクト(やった様な気がする。勘違いかも知れない)トムヨーク、enjoy、ファイナルファイト、新曲も面白かった。

段々コールがホスト芸に近付いているもののステージ上にはシャンパンタワーを蹴倒しそうな軽いマフィア、Mr.鉄砲玉コンテストファイナリストが勢揃いという感じ。

サコさんの重戦車みたいなベースとマスシンさんの打撃力っぷりがたまんなかった。

一週間分の運動を済ませるくらい動きまくったので来週はきっと健康に過ごせる。スゲー叫びまくってしまって喉がカラカラでお酒が美味い。

先の選挙フェスである種脚光を浴びたキングこと窪塚洋介の名演が光るピンポンの、主人公星野が準決勝ドラゴン戦で見せた覚醒が如く身体が反射的に音にガチノリして汗だく。反応反射!音速光速!

余談であるが、このクソみたいなザ知恵袋的な質問をご覧下さい。

http://m.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/q14114973984

ゲオでもツタヤでも行け。夏休みだから金曜ロードショーでやるかも知れないからスタンバイしとけ。やらないだろうけど。スタンバイし続けて一生を終えろ。

それにしてもお茶割りにロング缶があるという事実を目の当たりにして冷静ではいられなかった。あんな美味しい毒物にロング缶があるとか死人が出る。やめてくれ。

 

パノラマパナマタウン

KINGS界隈だったりveni界隈のバンドの要素の美味しい所を凝縮した様のに関西っぽさが合わさった、バランスが良くて超ブチ上がってしまう素敵なバンドだった。転換をぼんやり聴いていたらシガベッツみたいな王道カッコ良いギターで楽しみにしてたらライブではラップが始まってビックリした。

どんなにガツガツしたノリでも早弾きや変拍子に逸れないどっしりしたギターが頼もしかった。

9月にCDが出るらしくて、ライブが終わった瞬間に自然と「か、買わなきゃ!」と思ってしまうくらい楽しいアーティストで、出会えたのはいかがわしいラブホみたいな名前の主催者おしゃれキャッツ(ちなみにどっかにやんちゃな仔猫というラブホがある)のお陰で、趣味が近い人の企画に行くとこういう楽しみがあるんだなと改めて思ったし感謝した。

とにかく CD買わなきゃ!!って感じ。

 

笹口騒音オーケストラ

トランペット×2、鍵盤、バイオリン、アコーデオン、ベース、ドラム、ギターという編成でうみのてからガラッと変わった印象。

AIという近未来感あるタイトルをウクレレで歌いながら隙間に入っておいでみたいな感じでトランペットを招き入れる瞬間が完璧にドラマチックで鳥肌が凄まじかった。

笹口さんの、今届きやすいアプローチをフル活用してそれとは似ても似つかない強烈さで爪痕を残そうという熱量はどんなスタイルでも完全無敵な弾き語りがベースになっているのでどこか切なくて引っ掻かれる。

何故だろう脳裏に浮かぶハッチポッチステーション

アンコールのたとえば僕が売れたらが嬉しかった。めっちゃ売れて欲しい。

 

 帰りの駅で酔っ払った女の人が「どのインリンが?オブジョイトイなの?」と執拗に同僚っぽい人に絡んでいてスゲー久しぶりにその名前聞いたし全然意味解らないんだけど変な親近感を覚えてしまってちょっと悲しくなった。

 

またー。