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性格の悪そうなBLOG

いちいち長いですが中身は特にないです。

2016.08.20・21 SUMMER SONICに行ってきました。(@舞洲)

ペラペラのビーチサンダルで出掛けられる人に昔から憧れる。

足が疲れないのかとか、汚れたりしないのかなどと考えてしまう時点でその様な人にはなれないのだ。涼し気に見えるものの逆にスニーカーより暑いだろなんて戯言なのだと彼らを見ていて思う。

どうやってその強靭なメンタリティー(に見える)が築かれたのか気になる。無人島に流れ着いたりしたら断然彼らの方が生命力の強さを感じさせる。頼り甲斐があり惚れそう。あとあんまりウジウジしなさそうでいいな。鳥貴族とか好きそう。全て妄想なんだけどそう思ってしまう。

フェスなんかにもそう言う人がいるんだけど、只々足踏まれやしないかなど勝手に心配してしまう。

 

ライブ行ってきました。

 

2016.08.20・8/21 Summer Sonic@大阪

 

会場のレイアウトが大幅に変わったサマソニ大阪に行った。

一番大きなオーシャンステージが他のステージから随分遠くなり、二番目に大きなマウンテンステージとの音被りが解消されたのだけど、これが徒歩15分程離れるという具合で、ゲートをくぐった先が急カーブになっていたり、微妙に傾斜がついていたり、客席エリアに向かうにつれてどんどん道幅が狭くなってきたりと完全に姫路城の様で興奮した。

姫路城は攻めにくさに重きを置いて作られていて(しかも結局攻め入られたことがないらしいんだけどマジかよ)、このニュアンスと偶然にもオーシャンステージの立地が一致(韻踏み損ない)している気がした。

ここが姫路城なら馬から降りなければ進み辛い、ここが姫路城なら頭上から槍が、ここが姫路城なら壁を崩して進路塞がれるぞ、などと城オタが聞いたら烈火の如く説教されそうな薄い知識でマジ恐縮なんですが、小松未歩も「氷の上に立つように危なげなこともしてみたい」って歌ってたじゃないですか。知ったかぶりという危険を冒したいモードってあるんだけど、合コンでそっちに振れちゃうと空回って撃沈しちゃうから気をつけたい。あと未だにForever My Destinyって何だよって思う。

 

8/20

晴れて暑い。色々観たので簡単に。

RUN RIVER NORTH

炎天下の朝イチで観るには森林クール過ぎて移入出来なかったんだけど、視聴してたより随分と骨太でドラムの音が滅茶苦茶デカくて楽しかった。バイオリンが気持ち良いタイミングで入ってきて清涼感。

 

ヤンキーシャーマン打込系(造語なのでググらないでください)かと思ってたらドラムとギターにサンプラーというバンドセットが軸になってるアーティストだった。

歌が上手いし、民族的な拍の電子音に硬めのドラム(スティックなのに手で叩いてる様な軽やかな音がしてた)、ギターは轟々と鳴ってる訳でもないのに印象的で音数が少ないのにボリュームが凄い、というよく分からない体感があった。

スゲー良かった。itunesで買わなきゃと思った。この日をフェスにレディオヘッドのワンマンがくっ付いてるとカウントするならフェスの中ではベストアクトだったと思う。もう一度観たいって一日中言ってた。

 

TWO DOOR CINEMA CLUB

オーシャンステージが遠過ぎて音は聴こえるのに姿は見れずで最初の2曲を見逃したのが辛かった。しかも聴きたかった2曲だった。

早いテンポの曲を連投しまくってて、救護テントが壊滅するんじゃないかというくらいのテンションで客を沸かせており、とても楽しかっただけにステージの遠さを舐めていた自分が悔しい。

MISIA歌うめ〜とか言ってる場合じゃなかった。

 

THE YELLOW MONKEY

ベスト盤に1曲の新曲を加えたアルバムの様なライブだった。全部知ってる曲で、それもまあ小学生とか中学生で聴いてたのにこんなに歌詞まで覚えてるもんかと衝撃。

あーカッコイイ、あーカッコイイと言いながら観た。

 

Nothing's Carved In Stone

MARK RONSONを観に行ったらまさかのDJ(ちゃんと調べなかった自分が悪いんだけど https://youtu.be/OPf0YbXqDm0 ←コレを生で聴けるかと思ってた。)で、DJ文化を全く通ってないのでどう接して良いか解らずに移動した。終始お姉さんが最高と絶叫しており、あの楽しさに到達出来ない自分はとても勿体無いことをしているのではないかと思った。

ナッシングスはちゃんと観たの初めてだった。メンバーからして観てないのが不思議だったのだけど、随分と毛色の違う同期音だったりテクニカルな弾き方だったりで別のカッコ良さがあった。

フォレストステージには木が一本も無く、森という字を延々と脳内に呼び起こしてゲシュタルト崩壊した。

 

RADIOHEAD

セトリ凄過ぎだ。

BURN THE WITCH、DAYDREAMINGから始まって、もうどの曲も特別難解では無いのに奥行きが凄まじい回廊で、思いも寄らない所にドッシリしたドアがあって、それを開けて階段を一段ずつ、決して飛ばさずに登っていくだけなのに信じられないくらい高揚して興奮するという現象を1時間半繰り返した。

リアルタイムで一番最初に聴いたのはPYRAMID SONGという世代で、そこから遡るのが難解に思えて手が出ず、熱で学校を休み、病院帰りにHail to the Thiefをリリース日に購入してやっぱり難解で熱があがったという思い出があるのでPYRAMID SONGも2+2=5もTHERE THEREも半泣きになる程嬉しかった。

最初は後ろで観ていたんだけど、奥さんが解脱(離脱と入力したかったのに何故かこう書いていたのでこのまま)したのを良いことに前に突っ込み、その過程でレディオヘッド観ながらうどん啜ってる猛者(美味いのかそれ)や女口説いてるおっさん(居酒屋より効率悪そう)を通り過ぎ、THE NUMBERSの頃には僕の肩でもボール投げればトムヨークに当てる事が可能な距離にまで接近していた。ボール投げてないのにトムヨークめっちゃ痙攣してた。それを観て感動して涙ぐむ俺。どこの隔離施設だここは。

こんなにレディオヘッドが自分の中に根を張っているとは思ってなくて、なんてカッコイイんだ、なんて素晴らしいんだと胸がいっぱいになった。

CREEPは不思議と聴けたら歌えるからラッキーくらいにしか思ってなかったので他のお客さんに比べるとガッカリ感はなかった。

かなり消耗していたのでアンコールを2曲、遠くに聴きながら帰宅。

もう少し粘ればNATIONAL ANTEMとKARMA POLICEを聴けたのにな、と思うものの、翌日もweezerが控えているので仕方ない。

レディオヘッドをたった1万数千円で2時間も見せてくれたクリエイティブマンには本当に本当に本当に感謝しかない。おそ松コラボのキャラの個性の掘り下げゼロのお粗末コラボっぷりについてはもう心に閉まっとくよ。(それでも可愛いトド松は凄えよ)

 

8/21

遅めに始動。

インテックスで開催されているコミックシティのお客さんと乗り合わせ、こちとらしょーもないTシャツとパンツなのに向こうは同じ楽しい地獄に向かうのにバッチリお洒落で大変だなと思った。

完全なオタクだった頃は夏フェスに行く人たちを怖い人だと思っていたけど、いざ自分がその立場になると全く同じナードな人種が大半を形成している事が解ってちょっと夢から醒めたというか、違う世界の扉を開いたと思ってたのにローソンからファミマに移動しただけみたいな感覚でちょっとショックだった。ファミチキ下さい。

 

RAT BOY

バカ過ぎて笑ったし、その癖演奏も歌もしっかりしてて爆笑した。

おバカロック調ではあるし、やたらマイクスタンド倒すしアンプ蹴って倒れそうになって慌てて支えてたし、ローディーにハグするし、カメラマンに水かけるし、通訳に客を煽らせるんだけど、しっかり打込みも使いつつバラエティーに富んだ楽曲(でも全部バカ)を演奏しまくってくれてとても楽しかった。

iTunesで買おうと思った。

 

上原ひろみwithウィル・リー&クリス・パーカー(special guest:熊谷和徳)

鬼気迫る無邪気。

笑顔でフェンシングみたいな。

何でサマソニの大きなステージでこんなマニアックなアクト(何故だかライブよりアクトを選んでしまいがちなアーティストっているよね)を、と思っていたんだけど凄過ぎてずっと口が開いてて終演後砂の味がした。

上原さんの情熱的な早弾きに対してウィル・リーが余裕綽々な笑みでえげつないベースソロを返したり、クリス・パーカーの大仏みたいなドラムに対してスペシャルゲストの熊谷さん(タップダンサー)(タップダンサー!?)(スペシャルゲストタップダンサーって何だよ音的にもパフォーマンス的にも楽し過ぎるだろ!!!)のタップダンスが怒涛のソロで返してたりと、ドラゴンボールの天下一武闘会の観客の様な気分で観ていた。

凄い世界があるのだなと思い知った。

 

星野源

ビッグバンド編成で40分踊りっぱなし。

スマホにAVを落として出先でも観る様になったとSEのナレーションを経て登場した星野源は、そのAVが入っているであろうスマホで会場を撮影し、客をバックに自撮り。

データの中で交わった感覚で何とも言えない気分になるものの、ここ2作のアルバムの楽曲の中でもハイライト的に踊れる曲でガッチリ固めたエンタメステージだった。

夏だから期待してなかった「桜の森」を演奏してくれて、とても嬉しくて坂口安吾かよと思いながら汗だくになって飛び跳ねるという一番ダサい斜めっぷりだった。イントロからアウトロまでとても好きな曲でどうにも素直になれない。小学生か。

どれもそうだけど、明るい曲でもゾッとする程シリアスな部分があって、その鬱屈した場所から抜け出しても拭い去れない感じが何とも、きっと本人が狙ってるんだろうけど、狙い通りそのフックに見事に漏れなく引っ掛かって胸がギュッとなってしまう。

トロールズの長岡さんがメインボーカルじゃないとかどんだけ贅沢なんだよと笑ってしまった。

星野源で踊り狂っている成人男性は結構な割合で社会に出て金を稼げる様になるまで異性から評価されてこなかった感(こんな失礼な事を書いてはいますが実際はどうか知らない)が自分を含めて色濃く、僕らは一体星野源に対して何を抱き、何を託しているのかを楽しかったライブの後に考えてしまった。

完全に邪推だし、既視感があるのでどこかで誰かが記事にしていたのかも知れないんだけど、「星野源は俺たちと同じスラム街出身なのに福山雅治を倒せる可能性が生まれるまで成り上がった奴」という気持ちがあるのかも知れない。

恨みもない癖に青春復讐装置を勝手に生み出すなよって感じだし、単純に音楽も演技も文章もエロも評価される星野源と同じ畑にたまたま福山雅治がいただけ。結局、マイナス思考は大体後付けなんだよなーと思った。

この文章書きながら既に「思ったほどそんな気もしないな」と思い至っている。たたり神もこんな気持ちだったのかな。ちょっと悶々としてただけなのに気付いたら劇場公開されちゃうくらい拗らせちゃってさ。ホント、張り詰めた弓ってやーね。

まぁ、彼の曲が本当に楽しくて、ライブも楽しくて、それでもちょっと切なくてたまんない!みたいな感想を間違いなく抱いている。ほぼそれで占められている。

しかし、弾き語りモードの楽曲はやはりもうワンマンでないと聴けないかも知れない。ワンマンに行きたくて仕方がない。チケット争奪戦を覚悟せねば。

 

スガシカオ

選曲的にはファンクじゃなくてロックのスターだった。

テレビの中の人という意識が強く、生で観れた!という謎の感動があった。

19才がスゲー良かった。

Progressを演奏してくれて感動的だった。ただ、ProgressをBGMに余興ムービーなどを作ってしまった経験がある方は注意して欲しいんだけど、その時の記憶が自動的に蘇ってしまってドラマチックさの足を引っ張る。

そんな思いをしたくない方は安易にBGMにしない事が大切だと思う。

 

weezer

移動したらまだPANIC! AT THE DISCOがライブをしていて、随分ゴージャスでマッチョな音になっているなと思いながら聴いた。1stの世界観がとんでもなく好きだったので、自分の好きなP!は完全に死んだのだと思った。(脱退などもあり再現不能)今も続けてくれる事の尊さも、単純に自分の好みでなくなっただけという事も理解しているけれど、こればっかりは仕方ない。

weezerは何故かずっと好きで、メンバーが出てきただけで飛び跳ねてしまう自分がいた。

1曲目の新曲California KidsからラストのBuddy Hollyまで何もブレてない、とんでもないなと思いながら絶叫してた。Hash Pipe、I Want You To、とこのままだと全曲セトリを書いてしまいそうなんだけど、楽しくて楽しくて感動しっぱなしだった。

そのブレの無さの視覚的な象徴である女性観がスクリーンに投影されていたジャンヌダルク向井千秋なでしこジャパン草間彌生、エマワトソン、椎名林檎、オノヨーコなどなどに表れていたのだけど、幾つになってもお前は!とゲラゲラ笑ってしまった。ズルイとかじゃなくて、単純にたまんない。

Say It Ain't Soの一番良い所でトラブルが発生して外音が切れちゃったんだけど、客が全員「俺たちが何とかしないとweezerがピンチだ!!あの日助けて貰った恩を返しにいくぜ!!!」みたいな感じで手拍子だったり絶唱してたりしててマジで客まで含めて泣けるくらいに素晴らしく、これまた感動的なタイミングで音が復活してエゲツない領域までテンションぶち抜けた。

weezerの絶対的な憧れっていうよりは、本当に親近感がある、いつも助けてくれた情けない兄さんみたいな感覚は何なんだろう。偉大だよ。

クオモの日本語の素晴らしさと、子供にステージ上から煽られるという貴重なお土産もご馳走様でした。

 

もうお腹いっぱい。

満足過ぎてこれ以上何も情報入れたくないのでサマソニ終了。

 

ウキウキしながら帰った。

夏フェスに2日間続けて行くというのはかなり久し振りだったのだけど、楽しかったなーという気持ちで一杯。

来年も楽しみ。

 

またー。