性格の悪そうなBLOG

いちいち長いですが中身は特にないです。

床暖房スニーカー開発秘話。

年末年始、怠惰に怠惰を重ねた。

スタバ風に言えば「トール、ホットの怠惰に怠惰を追加で」くらいのレベルで怠惰に過ごしたせいで長文を書くという自分の病と呼んで差し支えない性質が急激に鈍化した。

これが冬眠かも知れない。

このまま穏やかに月日が経ち、春の訪れと共に徐々に文章が長くなるのも良いかと思うものの、人間は冬眠などしないし、僕のソウルメイト通称北欧の藤崎竜ことムーミンですら冬眠する種族の癖に「何故だか目が覚めた」というウッカリで一冬起きっぱなしで過ごす事もあるので、もう冬眠なんて幻想通り越して幻想魔伝かつ気分によるのかも知れない。床暖房入れて朝までパーティー出来る時代だぜ。床暖房スゲー光熱費高くてマジ退くので最近では床暖房の上にホットカーペットを敷き、ホットカーペットを使って床暖房気分を味わっている。

そうやって暖をとりながら、随分前に芦屋に住みたいが為に備え付けられていたウォシュレットすら外して水道代を節約している人の話を聞いたのを思い出した。

その話を聞いた時には、そうまでして身の丈に合わなくとも住みたいと思って貰える芦屋ってスゲーなという気持ちと、憧れの代償とは言えそんな貧乏臭いことをする大人になりたくないなという気持ちが入り混じったのをよく覚えているが、どことなく似たような状況下にある。

まあ僕の場合は引っ越してガス機器の点検に来てくれた業者のおっさんに教えて貰うまで自分の家に床暖房が備わっている事すら知らなかったので憧れの代償でも何でもなく、ただの代償なのでドラマ性も思い入れもないしより悲惨な気もするんだけど、お客さんが来た時にだけ使うカッコイイ機器として割り切って活躍して貰っている。床暖房にそれ以上の必要性は今の所感じていない。この程度の温もりでこの光熱費!?という感覚から脱せない。安全な暖房器具ではあるけれど、寒いから温かいお茶を飲もうと700円払ったのにぬるいお湯が出てきたみたいな気持ちになる。許容出来る豊かさを身につけたい。

そんな訳で今年もガンガン話が逸れているけど無事に休みも明け、仕事と親密にならざるを得ない日常が戻ってきたので順調にストレスも溜まり、それに比例して文字数も自然と帰ってきている。みんなーおかえりー!

複雑な気持ち。

 

それはそうと、随分長いことスニーカーを探している。

ある日、道端で見掛けた女性が履いていたベースがカーキで部分的に黒があしらわれたナイキのスニーカーがあまりに好みで、自分のスニーカー(普段あまり履かない)がボロボロなのを思い出して買い換えようとなったのがキッカケである。

どれだけ好みだったかと言うと、同性だったら意を決してどこで買ったか聞きたいくらいの衝動だったと言えば少しは伝わるだろうか。

流石に道端で鼻息荒い男性が靴の出自を聞いてくるなど事案以外の何物でもない。それは玉山鉄二でギリ許されるくらいの気持ち悪さである。

そんな訳で、それを理想に据えてのスニーカー探しが始まったのは12月の頭であった。

結果を述べると、1月の上旬も終わろうという現在、未だに先述のナイキのスニーカーを超える物にも並ぶ物にも出会っていないので購入に至っていない。

所持しているスニーカーがボロボロではあるもののまだ履けるかな?くらいな現状が危機感の無さを助長している気もする。完全に失ってからでは遅いというのに人間とは愚かな生き物である。

ただ、何店舗も靴屋やスポーツブランドの路面店などに足を運びスニーカーを見て回ってこれだけピンとくる一足が無いのだからそもそも欲しいのかも怪しい。

どちらかと言うと履きたい一足を通り越して運命的にピンとくる一足を探して何店舗も回っているという気もする。彼氏がいるのに運命の相手を探して合コンを荒らして回るOLの様な存在になっている。

順調に目的がズレて執着に変貌を遂げつつある。そこまでして出会ってしまったら履かずにガラスケースに入れて飾り奉りかねない。

それでは本末転倒なので無難でシンプルなスニーカーをさっさと手に入れてこの熱を散らした方が良いのではと最近では自分でも思っている。さっさとABCマートでもイオンモールでも誰でもいいからどうか助けてください。

 

またー。