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性格の悪そうなBLOG

いちいち長いですが中身は特にないです。

2017.03.04・05 T.M.Revolutionを観てきました。(@zepp osaka bayside)

ライブ雑感

T.M.Revolutionが自分のテリトリー(行き慣れたという意)であるライブハウスを回るツアーを行うという情報を得て、前年のベストアルバムのホールツアーに参加出来なかった悔しさから3/4と3/5のzepp osaka bayside公演のファンクラブ先行予約に申し込んだ。

中学生の頃から恋い焦がれながら、実は生で西川貴教を観た事が無かった。

その長い長い時間で積もった想いがどれだけの感情の雪崩もしくは噴火を引き起こすのか予想がつかなかった為、1人で参加する事にした。

発狂して病院に運ばれる可能性もあるのでは、と本気で心配していた。そんな自分を、家族や友人であれど見せたくはなかったので1人で行く(逝く)事にした。

チケットが当選したというメールが届いた瞬間、仕事中にも関わらず手が震えてトイレの個室に駆け込む羽目になった。半泣きであった。

西川貴教に会えると決まっただけで精神が不安定になってしまうという事態に改めて1人で参加する事にして良かったと思ったのと同時に誰か保護者がいる危険度なのではという懸念さえあった。

 

発券したチケットは3/4が70番、3/5が2100番程度だった。コンビニのレジで吐くかと思う程動揺し、店員を「お間違えなかったでしょうか?」と不安にさせてしまう。「ま、ま、間違いないです!!!」とどどど童貞ちゃうわのトーンで退店、何度見返しても間違いなく3/4の整理番号は70番。

この番号は、zeppともなると最前を意味する。

人生初の生T.M.Revolutionが最前列。完全に神様からのプレゼントである。真面目に生きてきて良かった、と心の底から思った。

 

当日まではとにかくストイックに情報をシャットアウトし、日程的に先である名古屋公演のセトリなどが目に触れない様に細心の注意を払う。

当日、全く大袈裟でもなく震える足で会場に向かう。

周りの客は全員敵、というか恋敵に見える。自分より年季の入ったファンはやたら口が悪い人が多く、普段の人格は存じ上げないものの、ライブを前に殺気立っているんだろうかという印象を受けた。怖い。殺されるかも知れないし殺してしまうかも知れない。率直に申し上げて全員が五体満足のまま無事に帰るというルートはここには存在しない気がしていた。

その怯えからか、タオルをロッカーに仕舞ってしまいロッカー代を300円無駄にしてしまう。こちとらタオル無しでzepp最前キメられない程度には代謝がいいんだよ文句あっか(釣られて気が立っている)武者震いLEVEL4である。

 

開場と共に早歩きで、最前ブロックの2列目に陣取る事に成功する。

開演までに周囲の戦闘民族に狩られはしないかと不安でビクビクしながら、あるいはやられたら即やり返すという物騒なイメージトレーニングに励むものの、あまりのステージの近さに既に頭がグラグラした。刃牙で読んだ揺らぎ方だった。

開演15分前くらいにも関わらず熱心なファン達による「turboコール(ター坊コールと書いた方がいいんだろうかマジ鎖国状態で愛を育んだ為に現場における基礎知識が全くない)」が響く。15分も手を叩き続け、声をあげ続けるなど正気ではない。カラオケ3曲で喉を枯らす僕には自殺行為だ。本番を待たずにTHE ENDである。

しかし、周囲の人たちより愛情で劣ると思われるのは死よりも尚、恥であった。平時であれば「限界は超える為にある」は「え?何言ってんの?超えたら死ぬだけじゃん」派であるが、ここで負けることは僕のプライドが許さなかった。

結果、客電が落ちる頃には手はじんじん、喉はカラカラであったものの、逃げなかった、負けなったという点で実に誇らしかった。

 

客電が落ちSEが鳴り響き、バンドメンバーが登場し持ち場につくのを見守っている最中、西川貴教がステージに飛び出して来るのを待たずに僕は普通に泣いていた。早いわ。

なので夢にまでみたヒーローが本当に現れた時、視界は歪んでおり、どこに彼がいるのか解らなかった。西川貴教は小さくて素早い為中々視認出来ない。リスかよ。

大歓声とモッシュでようやく流れに引き戻された僕に、ここ半年聴いていないアルバム曲ばかりが披露される。

どうやらベストアルバムのツアー後ということもあり、極力レア曲で固めた新規皆殺しセトリっぽいぞと5曲目辺りでようやく気付く。(MCでもそう明言されていた)

驚いたものの、勿論解る曲である。

なのに身体が覚えている乗り方を拒否する程に、目の前を動き回り、とんでもない超絶技巧バンドを引き連れ絶対王者っぷり半端ない歌をブン回す西川貴教から目が離せなかった。

直立不動でただただ彼を目で追って、そこにいるのだという事を刻み込む様に、瞬きさえ惜しく、思春期から今までの熱量で干からびた自分に染み込ませる様に観た。

白い肌、筋肉、サラサラの髪、大きな口、眉の動きや目の動きも全て見える。足音すら聞こえそうな程に近くにいる西川貴教にこれまで溜め込んだ好きという気持ちを黙々とぶつけ続ける地獄の様な作業。

好きになった頃よりも全てがパワーアップを果たしている美しい化け物は僕の視線など全て跳ね返し、次々曲を繰り出す。

その姿に感動を通り越して性的興奮すら覚え始めた所で一番好きなカップリング曲である「AQUALOVERS」のイントロが流れ始め、思い出した様に涙が溢れてきた。

べ、別に悲しくて泣いてる訳じゃないんだよ!?と恋愛ドラマに刺激されたOLの様な言い訳を心の中で述べつつ、自分でもドン引きなんだけど僕のHEART OF SWORD勃ってた。何かちょっと魔弾が(以下略)

何でだよ。もう、WILD RUSHなんだから〜で済まないくらいの衝撃を自分自身も食らってしまい、流石に少し冷静になれた。

シングル曲が本編にゼロというライブは凄くコンセプチュアルで、ライブ全体の流れがしっかりしている印象(目立つタイプのシングル曲は盛り上がるけど流れを切り替えてしまう側面もある気がしている)でとても楽しかった。

ハイライトは西川貴教が客席に向けて毒霧を放った際、それが顔にかかるというご褒美を頂戴したことであろうか。ギャー肌荒れ治っちゃう!!!と気が狂いかけた。二度と顔洗いたくないと思った。ライブ後汗だくだったので速攻洗顔したけど。

曲の感想とかセットリストとか書いた方がいいのは頭でわかっているものの、書けば書くほど別の内容ばかり出てくるのでその辺りは省略する。ネットにいくらでも落ちてる。僕は人に頼るぞ。

MCで乳首の話を執拗にしていた癖にこの日の西川貴教は脱ぎそうな気配はあれど全然脱がない。

シャツをたくし上げても乳首が見えないギリギリの線で隠してしまう。脱がへんのかい!!としっかりお預けを強いられる気分になるのも彼とバンドメンバーの喋りが達者であることの証明であろう。(その後、アンコールで呆気なく脱いだ時は「結局脱ぐんかい!!」と脳内でツッコミが盛大に入った。ただし満面の笑みで。西川貴教の乳首は世界を平和にする)

 

2時間程度で公演は終了したものの、会場から出ると好きになってから今日までの人生が押し寄せてきて深みに嵌り、駅のベンチで2時間近くボンヤリしていた。

頑張って生きてきた自覚はあるものの、本当にちゃんと考えて決めたことが少な過ぎる気がして、あんなに素敵な人を観るに相応しい人間なのだろうか自分は、もういっそ全部やり直したい、もっと頑張れる様になりたいと感じた。

ただ、これが行き過ぎるとロクでもないのでそもそも大部分を占めている「楽しかった」を引っ張り出して煽るためになか卯でビールを4杯飲み、本日の西川貴教の好きポイント振り返っていたら結局終電での帰宅となった。4杯目を注文した時の店員の顔を夢にみた。

 

翌日は仕事からのライブ。

年度末のバタバタのお陰で間に合わないかと思いきや、自分の番号が呼び出される頃に無事に到着する。後ろの方に陣取ると、全体がよく見渡せる上に周囲も穏やかな雰囲気で最前との温度差はやはりあるものなのだなと驚かされる。

学園のアイドルを抜けがけ禁止という意味不明な暗黙の了解でもって表面上和気藹々と見守っている感覚になる。

入場が遅いと開演までが短いというメリットが有り!と言うことで心の準備をしようと思う前に開演。

離れている分、照明やレーザーが非常に綺麗で恐らく持ち込みと思われる可動式のブドウ棚にに吊られた照明が何を意図して動いていたのかようやく解る。音も前日と比べ物にならないくらい良い。

今日が終わればしばらくは会えないという事で前半は前日と違う理由で、前日と同じ様にひたすら目に焼き付ける工程を経て、それでも半分を過ぎる頃には曲にリアクションを取る余裕も出て来た。IMITATION CRIMEやSHAKIN'LOVEなど「restoration LEVEL→3」の頃からある曲が当時とまるで違うガツンとしたアレンジで鳴っていて新曲みたいに感じながら飛び跳ねた。

自然とMCの度に周りに負けじと「タカノリー!!!」と叫んでいる自分に仕上がっていた。MCを聞きながら西川貴教と結婚する方法を模索した。

前日よりも明らかに調子が良く、会場のテンションも高い為か、この日の西川貴教は割と早々に脱いだ。会場の早よ脱げという願いが彼を突き動かしたのかも知れない。遠くから見ても西川貴教の上裸は美しくて溜息が出た。

 

ライブが終わって仕事に戻り、同じ様に休日出勤した男の同僚と夜景を無言で眺めながらコーヒーを飲んでいたら結局2日連続で終電に乗る羽目になった。

さっきまで会って、同じ空気を吸っていた西川貴教の事を考えるものの、前日の様に生の苦しみや後悔は無く、只楽しそうな彼の笑顔が思い出されて幸せな気分になった。

5月の埼玉スーパーアリーナ公演に行きたいので何とか頑張らねばならない。

自分でもっと、沢山のことを決めて、手に入れて、あるいは捨てて行かねばならない。

 

以上、4000文字を費やして全くライブレビューになっていない日記終わり。

 

またー。