読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

性格の悪そうなBLOG

いちいち長いですが中身は特にないです。

夜は短し働くよ社会人。

桜の木の下に「闘え!」とグレープフルーツの種を埋めた植栽テロリストのことを春になると思い出す。

輸入物のグレープフルーツをカットしてパック詰めしたものなので育たない気しかしないけれど、生態系に影響を及ぼさんとする悪意は酔いで許されるものなのかどうか今でも考える。

その人は「人と生活出来ない」という理由で旦那だった僕の友達と離婚して今では元気に独りで暮らしているらしい。

友達は離婚による傷心から地元に帰ってしまった。

桜についてはそんな微妙な気持ちになるエピソードばかり増えていく気がしていて、半月〜1月くらいで散ってくれるのが最早有り難い域に達している。

 

さて、普段の影の薄さの反動か散々無職という肩書きをキャラクターと勘違いして日記を書いてきたけれど、心機一転で月曜日から新しい職場に出勤している。

平均年齢もテンションも前職より高く、男女比というより基本的におっさんの様な世界で、想像以上に女性もいるのだけれど、前職の同僚達が如何に物静かで穏やかな集団であったか思い知っている。

前職を図書館だとすれば、今回の職場は鳥貴族かも知れない。

声のボリュームを上げていく必要があるのでボイストレーニングに通いたい。今の時点で基本的に声を張っているので会社を出る頃には喉が少し熱を帯びている。2時間のヒトカラに匹敵する。つまり毎日ワンマンライブをぶちかますアーティストの様な状態にあるのではなかろうか。流石にポジティブ過ぎて自分の発想なのについていけない。

前職は、誰かが喉を鳴らしてお茶を飲む音が聞こえてくるレベルの静けさだった。それが嫌でラジオを流していた。

今回の職場にはそんな心配はいらないけれど、程々を求めてしまうのは贅沢なんだろうか。

とは言え、新職場は非常に和気藹々としており居心地は良い。慣れればきっと上手くやっていけるのではないかと思っている。

こればかりは入社しないと解らない部分でもあるので、ひとつの博打に勝ったのではと期待している。(まだ本当にそうなのかは解らないけれど)

 

そんな職場でキングコングをドンキーゴングと呼び間違い、自分で気付く自爆という形で恥をかいてしまった。

指摘されていればネタにでもなったろうけど、自己完結してしまったが為に周囲を置き去りにして恥ずかしくなってしまったのが悔やまれる。

ドンキーゴングと言えば、小学生の頃住んでいたマンションの子供達の面倒を「保育士の息子」という理由でみており、そこで1番仲の良かったリョウくんとよくプレイした。

リョウくんのお母さんが趣味で焼いたパンをそのお駄賃とし、何故か駐車場にとめられたリョウくん宅の車のルーフテントで食べていた記憶がある。

ちなみにおばさんは趣味でパンを焼いていたのに寿司屋でパートしていた。パン屋じゃないんだ、とずっと思っていた。

 

更に重ねてキングコングと言えば、新人特権の定時退社で「キングコング」か「夜は短し歩けよ乙女」か「ムーンライト」のいずれかを観たいと漠然と考えて調べた結果、時間的に最も早く始まる作品だったムーンライトを観に行った。

ハッキリ言って、巨大ゴリラと童貞大学生との三択にぶち込んで考えて良い映画ではなかった。概要は知っていたのにこの三択にしてしまったのが悔やまれる。

ただ、観た事自体は全く悔いなどあるはずもなく、静かで、美しくて、苦しくなる映画だった。

この映画を家族愛、友情、恋愛、自己肯定などなどどれか一つに当てはめられたら単純で良かったんだけど、全部ひっくるめて「葛藤」という映画だった。

淡々と、それも空白期間をこちらの想像に丸投げしてくるし、それを目や微かな挙動で上回ってくる作品だった。

観終わってから、自分の中から湧いてくる感想を一滴ずつ垂れてくるのを見守るドモホルンリンクルの様な映画だと思った。

 

翌日、再び劇場に足を運び、夜は短し歩けよ乙女も鑑賞する。

直前まで「先輩(CV:星野源)」という事実に耐えられるかハラハラしていたけれど、原作の持つ童貞ブースターをフル出力にしたまどろっこしさとそれに相反するリズムの良さ、圧倒的言葉数(Not語彙力)を過剰なまでの描写とワイルドスピードかな?くらいの豪速球で描き切った作品に仕上がっており、CV:星野源というのもかなりハマっており、おともだちパンチも可愛くって最後まで楽しく観れた挙句にアジカンの主題歌スゲー良かった。

あんなに売れてもあんなに童貞感ある曲が書けるゴッチは本当に凄いし伊地知潔のTシャツはいつだって大事故。

僕は逃げ恥と恋ダンスにおける星野源の2次創作じゃないの?くらい大袈裟かつやり過ぎな公式からの過剰供給が何となく許せなかっただけなんじゃないかと自己分析をするに至った。

とても面白かったのだけれど、隣のお姉さんが後半爆睡してこちらに倒れてきていたので世間的に面白い作品であるかは僕には断言する勇気がないけれど、まー興味ある人は是非観てくれというアレである。

 

またー。