性格の悪そうなBLOG

いちいち長いですが中身は特にないです。

大きな大きなゴリラとストロングゼロ。

人生初、駅の売店でビールを買って飲みながら歩いて家に帰るという大人の嗜み的なものを試みたら雨に降られて才能の無さを露呈するに至る。

飲酒帰宅の神様に嫌われている可能性も考慮しつつ、今後対策を講じたいけれどそもそもそんなに飲酒という行為でストレスや疲れが発散出来るタイプでも無いので正直「もうやらなくていいかな」とも感じている。

ただ一度の挫折で諦めるのもダサいので、あと二度ほどは再チャレンジしたい。

それにしても、野生の帰宅ながら飲酒民の痕跡として空き缶のポイ捨てという恥ずべき負の遺産を見掛ける事も多いが、結構な高確率でストロングゼロ、その他アルコールが濃いめのチューハイとなっている。

一方、缶ビールなどはあまり見掛けない。帰宅ながら飲酒民という市場においてストロングゼロがポピュラーなのかは解らないけれど、どうしても安酒と民度の相関性の様なものがあるのではないかと疑ってしまう。

調べる手立ても根気も無いので真実を知ることはないのでこの思い込みを声を大にして主張する訳にはいかないが、金田一少年なら序盤で怪しい感じに描かれ、中盤であっけなく死ぬ登場人物くらいは疑ってみている。

単に空き缶くらい家まで持って帰れよと言いたいだけなのだけども。

あと漫画版金田一少年の事件簿なら僕は亡霊兵士の回が好きですね。ドラマ版(堂本剛主演)のソレはケインコスギがマジでセンチュリー21でアイムホーム!って感じで子供心に全く乗り切れなくて2週間くらい凹んだけどな。

 

アクセスしやすい職場に変わったせいか、退社後映画館に行く事が増えている。

無職期間に映画を観続けた為に予告編を目にして「次コレ観たいなー」と思ってまた足を運ぶというパターンになりつつある。

予告編って意味あるんだなと自身をもって知るに至る。そりゃ予告編が傑作で本編はイマイチみたいな映画も存在する訳だ。納得した。

反対にライブハウスから足が遠のいている。そういう時期なのだろうと思う。

家に帰ればAmazonプライムの元を取ろうとアニメをバンバン観ている。

鉄血のオルフェンズまどマギを経てゴウザウラーを見始め、平行して反逆のルルーシュも見返したい。

今まで勤務時間がとんでもない職場で、でもそれ以外が最高だったので、社会的接点という意味での寂しさが凄まじい為に派手なもの、それと同時に確実に時間を消費するもので埋めたいという発想なのかも知れない。

加えてAmazonプライムのプライムミュージックでよく超売れ線の洋楽を聴く。ジャスティンビーバー、サムスミス、邦楽の売れ線も洋楽の売れ線も結局の所男性ボーカルのキーは非常に高めだ。日本が単純にロックバンドに振り切れてるだけで、基本的には「人が出せない声で歌える=高い声」というのは世界共通なのだと思う。

だから邦ロックの声高過ぎ問題一辺倒の洋楽至上主義はブーメラン性を認識すべきではなかろうか。知らんけど問題はそこではない気しかしない。

とは言えジャスティンビーバーもサムスミスもスゲー曲が格好良くて笑ってしまう。何食べたらそんな曲思いつくの。パスタの缶詰?ママのチェリーパイ?絶対日本の食生活に備わっていないメニューだと思う。

普段はロックとT.M.Revolutionばかり聴いているので何を聴いても新鮮で楽しい。

 

そんなこんなでキングコングを観てきた。

何もかもデカ過ぎて笑う。

ラグビー部に連れられて全メニュー特盛の焼肉と揚げ物の食べ放題に行ったら伝説のフードファイターと相席になるレベルのボリュームとカロリーだった。

歴代キングコングを観た事がない僕からして、キングコングはスゲー巨大なゴリラだった。

語彙力が溶ける病気の様な表現で申し訳ないので説明すると、例えばゴジラは爬虫類とか恐竜を連想させる巨大な生物ではあるけれど、別にそのままではないのでオリジナルというか「ゴジラ」という存在として認識している。

これに対してキングコングはどう見てもゴリラ。大きな大きなゴリラ。思わず大きな大きな焼きおにぎりみたいなイントネーションになっちゃう。

ゴジラと恐竜を切り離して認識出来たのに対して、キングコングはゴリラと切り離して認識が出来ない。

そこがゴジラ以上にリアリティーを煽るんだけど、劇中の敵キャラがそこそこ良い感じにゴジラ寄りに作り込まれているのもあって「でも主役ゴリラなんだよな」という気持ちが拭えないでいた。最終的には「ゴリラなんだからゴリラでいいんだ、大きなゴリラだぜ?最高ウホ!(ドラミングして咳き込みながら)」という結論に至った。

それでも映画自体はド派手で、一つ空席を挟んで隣に座ったお兄ちゃんがいちいち椅子を揺らす程驚く程にスリリングであった。震度3くらいのリアクションだった。スゲーよ兄ちゃんそれで食ってけるよ。最近僕の隣にマトモな奴座らないな。もうお祓い行こうかな。

単純にパワー!!!って感じで何も考えず楽しく観れたのだけれど、エンドロールの後の展開がマジで嬉しくって、何とか実現して欲しいなーと心の底から思いながら映画館を後にした。

 

平日はまだまだ続くけど、こんな調子で発散しながら細々がんばるぞー。

 

またー。