性格の悪そうなBLOG

いちいち長いですが中身は特にないです。

ハッシュポテトが名物の焼肉屋から届いた喪中ハガキ。

僕の考える完璧な朝マックにはハッシュポテトが2つ必要なのでセットに単品のハッシュポテトを追加する。ハッシュポテトが好きで1つでは心許なく不安に駆られてしまうのである。

提示されたセットの中で如何に満足度の高い朝マックを組み立てるか。確かにそれは気高く、美しさすら感じさせる姿勢であるけれど、たまに訪れるマクドナルドで好きなものを好きなだけ食べられない人生は僕にとっては絶望である。僕は一体何の為に再就職したのだ。食べていく為である。マクドナルドとて例外ではない。食べ物はジャンキーであろうと尊い。カロリーはいつだって僕らを救ってくれる。カロリーは決して人間を裏切らない。カロリーは力だ。カロリーに振り回されている心の弱い人間どもがカロリーの地位を貶める。僕は決してそんな奴らを許さない。絶対に、だ。

まーそんな感じで最初に欲望のままにハッシュポテトを1つ食べる事で衝動を満たす。これにより朝マックを円滑に進行する事が可能となる。感覚的には地鎮祭の様なものだ。

老若男女が思い思いに過ごす住宅街の朝のマクドナルドが好きだ。昼以降は僕の居場所ではないので寄り付かない。休みの日まで不向きなことはしたくないのである。

 

健康の為、という訳でもないのだけれど時間があったので公園を散歩などしてカラオケに行った。

My hair is badを歌い、この流れは僕の中ではクリープハイプ発進では無いのではないかという疑念からデンモクをアレコレ眺めていて気付いた。Northern19である。圧倒的新潟感。

My Hair is Bad - ドラマみたいだ Music Video - YouTube

Northern19 - Stay Youth Forever (live) - YouTube

「STAY YOUTH FOREVER」というサビが雄叫びの為に一切画面に歌詞として表示されない曲が大好きで久々に歌ったら気持ち良かったけどあまりにスカッとした内容でゲラゲラ笑ってしまった。

他にはCoccoの「焼け野が原」を歌おうと歌詞を表示しようとしたらデンモクがバグってしまい流石だぜCoccoという気持ちになったり、ユーリ!!!on ICEの主題歌であるディーン・フジオカの曲が意外と歌えそうなのでいつかユリオにノーミスで捧げられる様になりたいと心に決めたり、Suchmosの歌詞がビックリする程ダサくてマジで曲ってスゲーなと感動した。曲が無かったらメンズナックルの天才的コピーみたいなモンだろコレ、超クールな奴らはひと味もふた味も違うぜと思うなどして過ごした。

最後はふと思い出したhideの曲を歌った。人はどんだけ素晴らしいのものや感情を遺しても呆気なく死ぬ。切ないし悲しいけど、そうじゃなきゃ困る。

夜は焼肉。セットすらないガチ路線過ぎる焼肉屋さんに入ったら笑っちゃうくらい美味しかった。本当に満足度の高い焼肉を食べるとデザートもコーヒーも必要ないことを知った。

食べ過ぎたのでもう一度カラオケに行って発散したくなったけど大人しく帰宅した。

 

そう言えば先日、大好きなキャラクターを描く人に喪中ハガキを描いて貰う機会があった。

僕が死んだらこの人に描いて貰ったライブのフライヤーを棺桶に入れて欲しいし、この喪中ハガキを親戚にばら撒いて欲しいと思いつつ、初対面までえらく時間が掛かったことや、共通項であるTHE NOVEMBERSGRAPEVINEのことを考えた。美学のあるバンドである。僕らもそれに倣い、何かしら一貫していたいという気持ちからか会う時は大体焼肉か焼き鳥を食べる。

お腹が空いて中崎町のカフェに入ったら、チョコレートケーキにほんのりシナモンが入っていて素朴に見えて華やかな味だった。メガネで地味なあの子が実は超美少女といういちご100%みたいはケーキだった。いちごは入っていなかったし、いちご100%が異常に好きでそのままシスタープリンセス沼に沈んでしまった友人のことを思った。あの日あの時あの場所でG'sマガジンを買おうとする彼を止めていたらあんな事にはならなかったのに…いや、しかし人の未来を変えてしまう事への責任はあまりにも重い。これで良かったんだ、これで…。

 

好きで困る事になるぞ、と観るのを避けていたドラマ「SPEC」を観てしまった。

堤幸彦のテンポに坊主頭の加瀬亮と人格に難のある神木隆之介が出ており案の定好きで困るという事態。骨格の覇者加瀬亮と可愛さの王神木隆之介が何だかんだしているので楽しかった。

連ドラ版しかまだ観ていないのだけれど、その終わり方たるや酷過ぎて笑う。リアルタイムで観てたらブチ切れていたと思う。

何故かmudy on the昨晩という素晴らしいインストバンドの夢をSPECを観た2日間、連続でみた。彼らの魅力はギターを3本駆使する事により歌以上に歌心のあるフレーズを生み出す所にあると僕は思っていて、その核となるJ-Popにおけるボーカルラインのギターを弾くメンバーがコロコロ変わるという中でも一貫して魅力を失わなかった彼らが大好きだ。未だにバリバリ聴き続けている。

僕にとっては彼らもまたSPEC(特殊能力的な意)の持ち主なのかも知れない。テレキャスで一番ギターらしいフレーズを刻んでいたフルサワさんというメンバーがもち肌で霧のような汗を散らせるのが可愛くて飛び跳ねる様をフルサワステップと称して真似していたのをよく覚えている。

日常のふとした瞬間に好んで聴いてきた音楽が顔を出す時、どうしたって自分の「好き」の思い出をなぞってしまうなー。

 

またー。