性格の悪そうなBLOG

いちいち長いですが中身は特にないです。

パリピvsネコパンチ

住んでいるマンションでハロウィンパーティーがあるらしかった。子供が企画に賛同した家庭を回り、お菓子を貰うというイベントもある。とは言え、そこに参加出来る程の思い切りも意欲もないのでスゲーな分譲って、という気持ちになりながら張り出されたポスターを眺めていた。こういう時、面白いと感じる一方で賃貸の気楽な無機質さを取り戻したいとも思ってしまう。

妙にリアルかつホラー寄りの子供向け度外視の死神のフィギュアやガイコツの人形が首を吊るスタイルで飾られており、本気を出す方向を完全に間違えているんじゃないかと心配になる。管理人さんはハロウィンもクリスマスもアンチなのかな。ネット民の可能性を仄かに感じている。イェーイ管理人さんみてるー???大変お世話になっております。

 

よく行く猫カフェに一週間ぶりに行く。冷静に考えて行き過ぎなんだけれど、仕事がバタバタしていたのもあり、猫様のバースデーイベント期間なのも重なり行列を承知でチャレンジした。待ち時間は3時間。大盛況である。

流石に直前にご連絡頂けるとのことでお昼ご飯を食べに出かける。

行きたかったお店が2店連続で閉まっており、最終的に街のケーキ屋さんみたいなお店でパスタとケーキとドリンクのセットを食べる。全部あまりに普通に美味しかったんだけど普通過ぎてそれ以上に感想が湧かない。

御所に行き、初めて塀の中に入る。

お婆さんの群れの撮影会のカメラマンに抜擢されてしまい、しばらく付き合う。「若い人は手ブレしないから」とプレッシャーなのか褒めて伸ばそうとしているのか言葉を掛けられながらブレないように雨の中、頑張って撮った。何でこういう時に頑張っちゃうんだろう。軽く自己嫌悪しながらも御所は広く、綺麗だった。完璧なまでに手が入った植物とはこういうものを指すのだな、と建物そっちのけで樹木ばかり眺めていた。

疲れてしまい、たまたま見つけた和菓子屋さんの栗ぜんざいという文字に吸い寄せられてしまう。抹茶がセットなのを見落としてセットを注文してしまうも、良い抹茶だった模様で美味しく飲めた。安い抹茶味を身体が受け付けないという局地的貴族体質なので助かった。栗ぜんざいは本当に美味しくてため息をつきながら大事に食べた。猫カフェのお世話係さんに感謝の気持ちを伝えたくてお煎餅を差し入れに購入する。

本当はお誕生日の猫様にプレゼントを購入したかったけれど、飼ったことがないので何をあげたら良いのか解らないし邪魔になっても申し訳ないので消え物でひとつ、という自己満足にて。

お店から連絡を頂いて猫様方にお目にかかる。

大好きな子をしっかり時間を掛けてみる。大好き過ぎて眠っていて顔が見えなくても呼吸して上下しているお腹を眺めているだけでも満たされる。心の中でいつも沢山話を聞いて貰うので、ちゃんとその分頑張っていかなきゃなと思う。

乗ってくれる子が随分ながいこと膝に乗ってくれて一緒になってウトウトするなどして過ごす。普段あまり出歩かないエリアを初めてウロウロすることも出来た結果、美味しい和菓子屋さんも見つかったので収穫が多い来店だった。

 

その足で京都メトロを目指して35分歩く。

徒歩とバスで行けるのだけれど、それでも30分近くかかるとのことで、5分の差ならと歩いた。

京都メトロはMatsu&Takeさんとimaiさんのライブが目当てだったんだけど、全アクトたまんなかった。普段はロックバンドばかり聴いているのでたまに電子音を浴びると全く別の種類の多幸感に包まれて楽しくなってしまう。

特にmatsu&takeさんとimaiさんの、勢いとは別のベクトルのポップさに踊らされる感覚がたまんなくて飛び跳ねて汗だくになってしまった。

imaiさんのトラックが大好きで頭を振りまくってお酒を飲みまくったせいか帰りの電車の中でも暫く頭がクラクラした。

やっぱりクラブという空間にも行ってみたいなーと思いつつも、このクラブ寄りではあるけどもライブハウスという空間での電子音とその楽しみ方が大好きで、何だかそれとガチガチのクラブは作法が違いそうで躊躇ってしまう。

imaiさんの粒々してフワフワしてガツガツに突き上げてくる楽曲が自分でも退くくらい身体を動かしてくれて幸せだった。あと単純にビジュアルが好き。

 

京都で好きなスポットをハシゴ出来て大満足である。

さっさと帰ってシャワーを浴び、タバコ臭さを流し去って泥の様に眠ってしまいたい。何にも考えないで済む様に。

 

またー。