性格の悪そうなBLOG

いちいち長いですが中身は特にないです。

第九の楽譜がプリントされたニューイヤー感のあるトレーナーが部屋着。

新年明けましておめでとうございますね。

ルーマニアモンテビデオってどんな精神状態で名付けたんだろうと考える頻度を今年はちょっと下げたいなと思います。頑張りますので宜しくお願い致します。

 

今回の紅白歌合戦は、と頭につけられるくらいこれまでを真面目に観ていないので比較が出来ないのだけれど、平成を締めくくるという熱量に満ちた映画の様な作品だった様に思う。

比較対象が無いなりにその合戦っぷりは関ヶ原くらいのものだったのではと推測している。毎年観てる人の意見を聞いてみたい。

内容としては前半のコミカルさと終盤の美しさの、その都度見所があるのに確実に繋がっており「盛り上がり」の意味を少しずつ変えながら一度も下げることなくピークを更新し続けて走り抜けたので感心してしまった。

この完成度を毎年放送するのは不可能ではないだろうか、視聴者側も紅白歌合戦は「支払った受信料でこんだけの作品が観られる年もあれば、同額支払ってても半分くらいの合戦っぷりな年もある」とドル・コスト平均法を導入してますよ、的な心の余裕を持って楽しみたいところ。

今作は支払った受信料に対してツッコミを入れられるポイントも多く用意されていてかなりお得な年だったのではと思うし、サービス精神が豊富でこちらを試す様なシュールさ投げっぱなし、スベりを厭わず、ボケが混雑しっ放しなのでお前らツッコんどけよという姿勢がYouTubeなんかで漫才やコントを観てクスクス笑っている僕の様なネガティヴ層に特に刺さったのでないだろうか。

冬休みに入ってからアメリカの医療制度や奨学金制度と保健制度の繋がりについてだったり、犯罪における加害者家族が置かれる状況についてだったりと興味故ではあるものの重たいテーマの本ばかり読んでいたせいか勝手に若干ナーバスになっていたのだけれど紅白のお陰で随分と明るい気持ちになれたと思う。

西野カナの「トリセツ」はオリンピック周期くらいで価値観の変化に則してアップデートしながら歌い続けて欲しい。70年つぎたしている鰻のタレの様に、などとシャ乱Qの「ズルい女」を大人になってから聴いた時に感じた「時代に合わせて歌詞変えて欲しい」という思いを勝手に西野カナに背負わせるなどした。

その後、ジャニーズのカウントダウンを観たらセクシーゾーンのメンバーが2018年もあと2分というタイミングでステージから転落し、そのまま年を越してしまい、やって来た2019年よりも安否が心配でそれどころじゃない、空気読めよ新年という気持ちで素直に祝えなかった。綺麗な男の子の身はやっぱり案じてしまうな。

その後、元気にパフォーマンスする姿が観られてようやく「本当に2019年になったのだなー」というモードになるも実感は特に無く、結局仕事が始まるまではこんなモンなのかな、案外世の中の人たちも初日の出とか初詣とか初売りとかそういう場所に行く事で実感を育む?養う?ことで実感を得ているのかな、などとボンヤリ考えながらタッキー&翼を観た。

夢眠ねむさんの「コズミックメロンソーダマジックラブ」って凄い情報量でイモ餅明太チーズ味みたいだな、とホットスナックのことを考えている間に眠りに落ちていた。新年早々ファミチキ先輩である。ファミチキ先輩がサラダチキンでムキムキになってるCMを見かけるけどお前揚げ物の癖にストイック装うのどうなん?という気持ちが強い。揚げ物には揚げ物の良さがあるのだから忘れずに自分を信じて欲しいと切に願う。

 

初夢は友人と知人と言っていいのか、の2人が瀬戸内寂聴法話を聴きにいくというのでその財布係として嵐山へ同行するという内容だった。

「当券でるから」という理由で寂庵の列に並んだけど、財布係ということは嵐山に至るまでの交通費や友人が持っていた餅なんかを僕が買い与えていた訳で「当日券って前売りより高いんじゃないの?」と文句を言いながら当たり前の様に三人分の料金を支払っていた。我ながらどんだけ太っ腹なんだよ。富豪にでもなったのか。あと法話への参加のシステムがライブハウス仕様なのマジで想像力と知識量の限界って感じだよなと目覚めて振り返りながら思った。

三人分の料金を支払ったのに法話はおろか入場前に目が覚めた。夢でくらい瀬戸内寂聴さんに会いたかった。

 

2日の初売りは回避し、3日に普段からお世話になっている服屋さんへ買い物に行った。

13000円するトレーナー(オシャレに言うところのスウェット)を購入する。トレーナーにしては随分と高いのだけれど、トレーナーを着ると部屋着のお父さん(ホームセンターが異常に好き)みたいになる率が高い中、そのお父さん感がお兄ちゃんくらいまで緩和される商品と出会えた喜びもあって購入してしまった。部屋着のお兄ちゃん(凄いオタクっぽく見える)を宜しくお願い致します。

予想外の出費であるので新年早々自炊を頑張らないといけないと自らを鼓舞するなどした。

 

幸いなことにまだ冬休みは続く。

シリアスなテーマの本を読みながらものんびりと過ごせたら、と思う。

 

またー。