性格の悪そうなBLOG

いちいち長いですが中身は特にないです。

直属の上司が社章。

社章なる好みではないが全体の印象が多少引き締まり社会人としてマトモなのでは?と思わせてくれる魔道具的なピンバッジを毎朝スーツに付けるのだけれど、何百回とこなしている工程なのに未だに装着時に留め具を落としてしまい床に這いつくばって探すというイベントを頻繁に経験している。朝から何やってんだという気持ちになる。

不器用さもここまでいくとキャラ認定を貰いたいくらいだけれど、探してる間は遅刻の恐怖と背中合わせなので気が気ではない。遅刻なんて社会的に不安定な相手に預ける背中は持ち合わせていないつもりではあるけれど、向こうが異常に僕を好んでいる様なので仕方がない。ストーカーと称されるまでになったら警察に突き出してやろうと思う。

加えて、社章なるピンバッジは紛失すると始末書を書かされるらしくそれにも毎朝ビクビクしている。ピンバッジの癖に随分とまあ偉い。金属片に始末されるのか僕は。自分より上の役職な気さえするVIP待遇。コナンくんのジャケットについているバッヂの様にトランシーバー機能もないというのに、週刊誌の中吊り広告で目にする使えないけど偉い上司ってもしかして社章のことじゃないかと訝しむ。

遅刻と始末書をチラつかせるのほぼパワハラじゃない?大丈夫?法廷で待ち合わせする?こんな小さな装飾品に度々バタバタさせられ、冷や汗をかかされているのに大人であると認められている自身が主に大丈夫?と思わなくもないけれど、有難いのかどうなんだかこの度中間管理職へ昇進致しまして、ちょっとばかし社章との身分差が縮まったんじゃないかと思うと「いつかコイツを超えてやる」くらい意欲的になっても良いのかなとボンヤリ考えている。

ピンバッジより上の位としてはブローチがあると思うんで、とりあえずブローチを目指そうと思う。ブローチって本部長の次くらいの役職でしょ?先が長そうで引くわ。

 

阪神タイガースのオープン戦を観に甲子園球場へ行った。

最後に訪れたのが昨年のファン感謝デーだったので冬を越えて舞い戻ったという流れで渡り鳥かなと思いながら家を出たけど試合開始を1時間勘違いしていて完全なる遅刻だった。

相手の日本ハムファイターズは斎藤投手が先発とのことで凄く観たかったのに勘違いして遅刻したせいで辿り着いたと同時に交代してしまった。残念極まりない。

3月の上旬ということでまだまだ寒く、ビールを買うも全然減らない魔法の飲み物と化していた。普段からこれくらい減らないでいてくれたらお財布にも優しいのになと思わなくもないけれど、こんなに寒い中で野球観戦するのは中々酷なので暖かくなって欲しいと思う。

ビールが1杯で済むなんて歴史的快挙だった。

試合はオープン戦(=練習試合)だけあってシーズン中よりも試合勘が無くて調整の場という印象が強く、シーズン中に観てきた動きに比べるとフィールディングも打撃も全員がまだこれからという感覚だった。走塁も打球を見切る感覚が本番仕様に達していないのか不味い部分もあったり、バントの精度が非常に悪かったりという感じで、これがシーズン中のあの白熱プレーに変貌を遂げるのかとビックリしてしまうくらいの内容だった。

そりゃプロと言えど常にあんなバチバチなプレー出来ないよな、とプロ野球選手もターミネーターではなく人間なのだなぁと微笑ましくなった。それでも負けてしまうと悔しいから応援に力も入った。

結果は3-3の同点。ホームなのに勝たせてあげられなかった、という気分になる。

それにしても2019年も変わらず阪神ファンは怖い。熱い、と言えるのかも知れない。

野次はまだシーズン中に比べれば少なかった様に思うけれど、それでも怖い。

愛情なのかも知れないけど、そういう愛情表現を受けて育っていないので怖いし、相手の守備に対して「ボール落とせ!」とか普通に無理。(まあこれは全チームそういうファンがいるとは思うけど)

野球をやっていた身だからかも知れないけど、敵チームだろうとエラーなんかして欲しくない。

ただ自分があまり特色的に向いていないんだと思うんだけど、選手が好きだから今年も折り合いつけつつ観戦に沢山行けたら良いなーと思う。

 

誕生日を迎えて歳をとった。

特に書くこともないけど、誕生日前後は藍坊主の「ハローグッバイ」の歌詞についてボンヤリながらずっと考えていた気がする。

【PV】 藍坊主 『ハローグッバイ』 - YouTube

焦燥感の描き方のリアリティーというか生活感というか、凄まじくってたまに聴きたくなって手を出すとその都度滅茶苦茶喰らってしまいフラフラになる。

生きて行くのは面倒だな、という気持ちにすらなるけど、まー頑張っていきましょうかねという気持ち。

【PV】 藍坊主 『ジムノペディック』 - YouTube

ジムノペディック」も歌詞がエゲツなかった。藍坊主は焦燥感や諦めに対して寄り添いながら喪失感から遠ざけるという表現が滅茶苦茶上手い気がする。本当の希望の歌われ方だと思う。

 

またー。