性格の悪そうなBLOG

いちいち長いですが中身は特にないです。

普通の日記。

たまには普通の日記を書いてみようかなーと思ったので最近のことを。

白状すると、予約して届くのを楽しみにしていた左右社の「仕事本」が発売になり、パラパラ読み始めた影響である。

緊急事態宣言の中、宣言が全国に拡大された辺りまでではあるものの、色んな仕事をしている人たちが思いを日記形式で書いてくれていて、それを読んで「最近のこと書いておこう」と思ったからである。

影響受け過ぎ。

全て読めていないけれど、この本は専門的な知識や情報を与えてくれるものではなく、ただ「皆それぞれにそれぞれの大変があって、自分とそんなに変わらない」ということを教えてくれる本である。

取るに足らないと感じる人もいるだろうけど、その取るに足らなさこそが根っこにないとどんな知識や思想を上に重ねても何にもならないんじゃないかなーと思うので、自力で気付けない大半の人(自分も含めて)にはとても大切な本だと思う。

 

以下、最近のこと。

 

コロナ云々は相変わらずで、在宅勤務は取りやめになったけれど時差出勤は各自の判断で行って良いとの事で、1時間前倒し、毎朝7時半に始業する為に6時半に家を出る為に5時半に起床している。為に、為に、為に。

やってみると案外起きれるものの、夜が早いので1日が長いという感じはしない。

常時の定時が5時半の為、1時間前倒されて4時半に定時となる。毎日圧倒的に定時退社。(常時でも定時退社する事に全力だったけど。それにしても時という字が多い文章だな)

大半の会社員の人よりも早く退社出来るので電車は空いているし、買い物も楽。

 

4時半となると、まだまだ日が落ちていないので暑いけれど、どうせ帰るだけなので汗をかいても気にしない。朝も1時間早いだけで涼しいし、電車も空いているので快適ですらある。毎朝、小学生の頃の夏休みのしおりに「宿題は涼しい午前中にしましょう」と書いてあったことを思い出す。

5年生の時、たまたまそのしおりを準備する先生を手伝った時に「いつやっても同じじゃないですか?」と聞いたら「小学生はそうかもね、先生も思ってたよ」と注意するでもなく返してくれた。

先生の言っていた事が今になって解る気がする。先生って凄いな。先生、生きてる?(お元気ですか?って言え)

先生に教えて貰ったことの中で一番よく覚えているのが「ダチョウに蹴られると死ぬ」で申し訳ないけどお陰様でちゃんと自力で生活出来る大人になれました。

ちゃんと社会人になれた事、それも自分で言うのも何だけど割と優秀である事、自分に関わってくれた大人たちの影響が大きいと最近やけに思う。

親はまぁ、いい人たちだなぁと元から思ってたけど、小学4年から6年までの担任の先生だったり、中学生から高校生にかけてお世話になった塾の先生だったり、前職の社長だったりへの感謝が何となく、薄ぼんやりとだけれど枯れずに湧き続いている。

 

コロナの影響で、想像力の乏しさを実感したからこんな事を思うのかも知れない。

自分の興味や知識が及ばない世界に対して、人が余りに優しさに欠け、それに気付けない生き物であるかというのを思い知った。

人に対する影響なんて無いけれど、せめて自分だけでも気をつけていかねばと思った時に、こう思える性格というか人格はどこから来たんだろうとなったのがキッカケかも知れない。

RIZEの「Why I'm Me」が脳内で再生された。まさかの感謝ソングの選曲。そもそも感謝系ソングが得意で無いのでレパートリーが少ないんだと思う。

世の中の冷たさと厚かましさは度し難い程に愚かで「あ、もうこの国滅ぶわ」と思ってしまうこともあるけれど、自分が誰かにとってそうである可能性は捨ててはいけないし忘れてはいけない。真の優しさから軸がズレている捉え方であるという自覚はあるけれど、「真の優しさ」なんてものは残念ながら解らないので理解でなくまず配慮を続けるしかないんだよなぁと思うなどしている。

何の話なんだろ。

でも、そういうのもあって最初に挙げた本の宣伝を見かけた時、反射的に予約したので、まあそういう話なんだと思う。

 

自粛生活で休みの日をトレーニングウェアとTシャツでばかり過ごす様になってしまい、流石に宜しくない、出掛けることは例年に比べて少なかろうが、外出に耐えられる服を手に入れようと給料日に百貨店を彷徨いてポロシャツを買った。

何店舗も回って目星をつけて購入したのは随分久々なので達成感があって満足した。

店員さんのお陰で悩んでいた2色から1色を選ぶことが出来た。

ネット通販は安いし気楽どけれど、サイズ感も色味も賭けな部分もあり、その勝負勘というか審美眼を養ってこなかった自分は苦手でも店へ行くべきなのだなぁと自分への説教を込めて言い聞かせた。

まぁすぐ嫌だ、苦手だ、なるべく避けたいとか言い出すけども。

 

天元突破グレンラガン」を一気に観て、そのテンションの高さと集団の描き方の浅さ(主人公クラスの視点しか掘り下げがない)のリアルさに驚いた。準レギュラーの人生を全く深掘りしないので、現実と同じく「実はあまり知らないけど一緒に集団を形成してるし信頼してる」という感じになっていて、2クールも使ってそれを貫いたのは凄いなと思った。

終わり方がまたハッピーエンドなのかどうなんだと、妙に生々しいので正直言うと戸惑った。

その後、「ふしぎの海のナディア」を観始めたものの、あまりのトラウマ展開の連続及びナディアの性格のキツさに打ちのめされて中々進まないでいる。

とりあえず30話近くまで来て、未だにナディアを微塵も好きになれない。

だったら途中でやめればいいんだけど、気になって観てしまう。面白いって凄い色んなものを超えてくるんだな、と実感している。

ここからどうなっていくんだろう…そして僕はナディアを理解出来るんだろうか。

 

またー。