性格の悪そうなBLOG

いちいち長いですが中身は特にないです。

バンドBについて。

この前社会人になったと思ったらもう7年目ですって。
家と会社とライブハウスと本屋とタワレコを右往左往してた間に7年もの月日が流れてるとか信じ難いし、何ならサバ読まれてるんじゃないかという気しかしない。
だけど真相は闇の中、これが秘密保護法の恐ろしい所だわ、この悪法はホントに...ん?何だこんな時間に?宅急便か...?
何て展開はごめんなので社会の闇に紛れた自分を救いに行く冒険は今度にしよう。大人は引き際ていうか瀬戸際。
瀬戸際弱小。南無ー。

すいません、現実直視出来なくて取り乱しました。
過ぎた月日の大半が思い出せないので良かった事だけ引き伸ばして捏造しようと思ったらやっぱり音楽の事とか考える訳で、じゃあ自分の青春を投影出来る音楽って何だろうなって思った。
多分、絶対、ベースボールベアーなんですよね。
ベースボールベアーと言えば小出くん髪型変わらないよねダンス湯浅将平が可愛い関根さんは結婚してより素敵になって目を見ろ、石になってしまえ!で堀之内さんね、いるね。
大体の人はそんな認識なのかな、と思うんですが。
ベースボールベアーに青春を投影出来るのってちょっと精神的に老いて枯れかけてる人かちょっと鬱屈しててリアルな青春と縁のない人なんじゃないかと己をソースにして思う。ちょっと心配になる。
大丈夫だよ!それなりの就職してそれなりのお給料貰ってそれなりの生活出来るよ!皆、安心してベボベに青さ託そうぜ!

しかしどんなに鼓舞しても拭いきれない一抹の不安。
失点直後手を叩いて大声を出す長谷部選手はこんな気持ちでいるんだろうか。いないよね。知ってる。
心整わないベボベ安定の非リア感はどこから来るのだろう。
僕は歌詞に出てくる女の子と主人公の距離感の遠さだと思う。今回はそれに沿った紹介をしたい。
ベボベの曲の大きく分けて二つのパターンがあり、それにより先に書いた距離感が生まれているのではと邪推している。

パターン1:「僕」の想いが先行しがちで女の子が霞んでるもの
僕の有り余る程に溢れ出してしまう前のめりだけど気後れして声も掛けられなさそうなニュアンス。
「抱きしめたい」「愛してる」「ショートヘア」などを聴いてもらうと顕著。

パターン2:女の子がラノベよろしく強烈ながら掴み所のないキャラクター
ちょっとそのへんにはいないくらいのぶっ飛んだキャラクターの彼女に焦がれる青少年、というニュアンス。
「BREEEEZE GIRL」「WINK SNIPER」などが体感にオススメ。


小出くんの文学青年かつ映画好きが抜群に作用しているのに加えて、どちらも異性とのコミュニケーションが不得手な人程抱きがちな振り切れ方、そして本や映像に知識を頼るタイプ故の理想を投影しがちな部分を非常に上手く表したバンドがベースボールベアーなのだと僕は思う。
現実味が薄く、過剰なまでにドラマチックだけれど成就しない儚さとあくまでその大渦は自分が生んだものではない、という。
要するにラブコメ漫画をこっそり読んで「こんな恋愛してえな」と年齢=彼女いない歴の自分が呟いている。それがベースボールベアーなのだと僕は思う。
だからいつまでも甘酸っぱいし、爽やかであろうと思う。俗に言うかは不明だけれど、正にレモンスカッシュ感覚である。

非常に尻すぼみかつ的を射辛い紹介になったかも知れないけれど、ベボベと共に育ってしまった僕としてはパターン1、完全に思い入れが溢れてしまっており上手く説明出来ない。
ベボベの魅力を多角的にもっと書き倒したいけれど、ここまでで十分アレなので今回は打ち切りにしたい。

ちなみに僕は定期的にいつの小出くんが一番気持ち悪くて可愛いかを定期的に見返している。
僕のオススメはBREEEZE GIRLかGIRL FRIENDの小出くん。非常に可愛い。そして気持ち悪い。素晴らしいじゃないか。
理想の男性を五人選べと言われたら確実に一人は彼のために席がある。
彼は僕のアイドルなのだ。
そんな自分たち世代の終わらない青春である彼らを同じように好きになってくれる若い世代がいるということは本当に誇らしい、そんな風に常々思うのです。
彼らの黄金期はいつだって今!逃すな!

本日のBGM
言うまでもなく。