性格の悪そうなBLOG

いちいち長いですが中身は特にないです。

各々遠征で全国飛び回りがちな夫婦なので「音楽性の違いで別れないでね」とよく言われます。

あはは全然面白くないです大丈夫ですか?

さて、しばらくライブの予定が少ないのでライブ雑感以外もつらつら書いてみようと思う。
通勤の行きは読書、帰りはBLOGと漠然とした自分ルールが出来つつある。こんな中身なのに、だよ。
習慣と言うのは実に恐ろしい。こんな中身なのに、だよ?
これでも書いては消し、書いては消しを繰り返し生き残ったものだけがネット上に浮上する。こんな中身なのに、だよ!
恥でも何でも構わない。飽きるまではこの調子で書いて行こうと思う。
 
先日、とあるライブ会場でとある夫婦と再会した。
最後に会った時はお互いカップルだった。会わない1年半か2年くらいの間にうちも彼らも、両カップル共に結婚しており何ともまぁめでたい気分だった。
彼らのなれ初め的な話は案外興味が無く探りは入れていないものの、同じアーティストを観に来て2人盛り上がって帰る姿を見るのはとても和やかな気持ちになる。
彼らに限らず、そんなカップル・夫婦でハコに来る人達を見るといつも思い出す事がある。
10年近く前、ELLEGARDENのプチ追っかけしてる時に知り合ったお兄さんに「ファン同士で付き合っても精神的に脆い部分似てるからロクな事無いよ」と言われてそっかーと感心したんだけどそのお兄さんファン仲間と付き合って結婚したからマジで「おい」って思った事。
話が違う。スタート地点から自虐ネタだったんだろうか。民主党の迷走よりも前に「ブーメラン発言」を深く印象付ける出来事だった。
時は経って僕も同じ経緯で結婚してしまったので、そのお兄さんはおろか、世の中にはびこる「音もだち(笑)→ファションサブカルカップル→結婚」と言う夢見がちな筋書きを否定出来なくなってしまった。
この自分の空っぽさを棚に上げた八つ当たりも使えなくなり、まるで魔法が使えなくなったキキの気分だぜ。
しかし過去に同じ穴のムジナなお兄さんに忠告された点においては大いに同感。そもそも音楽にドップリハマって現場(アイドルとかではライブの事を現場と言うのだと最近習った)に通う人間と言うのは、何かしらを埋めたかったり肯定したかったり有耶無耶にしたかったりと言う願望が強い気がする。
精神的に強靭な人と言うのは早々見かけない。確かにその音楽性が刺さっている部分も同じなのでポケモンで言えば属性が同じとも取れる訳で、つまり弱点も一緒。
ポケモンカードってそもそも対戦ゲームのポケモンとどう違うんだろうか。レベルが毎回低い状態から始まるから実力はカードゲームの方が出るのだろうけど、育成と言う点で言えばゲームが優れている気もする。
僕の基本知識は初代で止まっているのだけれど、今のポケモンは属性だけでもかなり種類があると聞いた。徐々に人間社会に近づいている。自分の琴線に触れるポケモンがいるかも知れない。
現状、アニメでの振る舞いにビッチ感のあるエモンガを推したい。
僕の好きなバンドマン達は基本的にゲームが好きなのだけれど、ゲームを普段しないので盛り上がりに共感できない。
ただ、移動など時間を持て余した勉強熱心なバンドマンに生半可な知識でゲームとJOJO三国志と特撮の話を振ると痛い目をみる、と過去先輩ファンから警告されてきたし、実際僕も下の世代に伝えていきたい。
火傷するぜ。
完全に話が逸れた。
 
「同じバンド観に来て仲が良いね」とか言われるけれど、実際どうなんだろう。人と比べにくいので解らない。
悪くは無いと思う。思うっていうか、思いたいよね普通。
利点と言えば理解がある所。と言うか、むしろ「お互い様だよな」という甘えの様な諦めの様なものがある。
誕生日に遠征だったり、記念日にライブが入ってディナーがランチになったりと色々あるけれど、そういうのを「アンタの気持ち解るよ...」と聞いても無いのに20代に上京したけど地元に帰ってきた話を始める場末のスナックのママ的な感覚の上に成り立っている気がする。
あとはお互いそれなりにがっつりハマっているアーティストがそれぞれいるので、その潜りっぷりが気持ち悪く反面教師的な効果がある。
自分もこう見えるんだろうな...とゾッとする。宝塚のオタクの人たちを描いた漫画に近しい。(詳しくはこちら→『ZUCCA×ZUCA』 はるな檸檬単行本も是非読んでね)
人は人を映す鏡とは上手い事言ったものですね。
 
ただ、ライブ会場に行くと思うのはそんな両方ライブハウスに通っている人よりも、片方で来ている人にこそ仲の良さを感じる。
たまの休みの日でも旦那さん(奥さん)がライブハウスに出かけてしまっていない。
それを許容している器の大きさに感動する。通ってきている方の人にも「こんなクズみたいな通い方しても旦那さん(奥さん)に理解して貰えてるなんて、この人は本当は凄い魅力的な人なのかも知れない」などと思う。
大晦日の女の子のカウントダウンライブに旦那を送り出す奥さんの気持ちたるや菩薩としか思えない。
もしかして本当に菩薩で、仏像と籍を入れているんじゃないかとか画面から出て来ない恥ずかしがり屋の嫁だったらどうしようと微かな不安を抱く。
心の底から余計なお世話ではあるのだけれど。
これは彼氏彼女でも同じことが言えるし、最終的に同じ様な生活圏同士で結婚した身としてかなり大人びて見えて羨望のまなざしを向けてしまう。
隣の芝は青いと言う諺もあるし、実際はどうなのか解らないけれど、少なくとも僕にはこう見えている。
 
今日、通りすがりにラーメン屋から出てきた夫婦が物凄い勢いで口喧嘩しているのを目の当たりにしてそんなことを考えるに至った。
夫婦もカップルも仲良いのが一番だな、と。
 
またー。
 
本日のコミック
ZUCCA×ZUCA/はるな檸檬
宝塚オタク(通称:塚オタ)のあるあるを軸に妄想がバーニングしている作品。
何でも構わないけれどオタク道を行く人には頷ける内容。
意外と巻数が続いており衝撃を受けながらも読んでいる。
 
本日のBGM
しるし/Mr.CHILDREN
ダーリンダーリン色んな角度で君を観てきたらしいし聴いて結婚でもすれば?
結婚式の打ち合わせでこのBGMを使った他人の式の感動映像に前と左右を囲まれ背後は壁という絶体絶命スタイルに陥った事がある思い出深い曲。
ノイローゼになりそうだったので良い曲ではあるものの当日は使わなかった。僕は僕の心を守ったのだ。