阿部真央の「貴方の恋人になりたいのです」を冴えない成人男性が歌うと警察が動いて警告を発するかどうかの瀬戸際な必死さが出ることを発見し、クオリティを上げる事に熱中しているうちに2月があっという間に終わって、3月になっていた。
阿部真央 貴方の恋人になりたいのです【PV】 - YouTube
一言で言い現すと「ショック」であり、僕が中学生の頃怖かった近所のギャルの言葉を借りるなら「メガショック」である。メガなんて言葉が流行る程度の土地、色々とまあ推して知るべしではあるけれど、それはそれとしてギャルはいちいちスケールがでかくて感心する。地球創ったのもゥチらギャルだしぃ〜！と言われても納得してしまいそう。そんな気がする。
そんな事はどうでも良いとして2月によく聴いた音楽の雑感を書きたい。このブログの知る限り唯一の熱心な読者が会社の先輩で、何かその響きだけで自分のHPにコメントくれてたHNの持ち主が妹でした的な可哀想な目で見られそうではあるものの、その先輩を持ってして「アマゾンのレビューでポエム書いてるやつに似てる」と言われてもめげない自分の図太さだけはギャルに匹敵するんじゃないかと信じたい。
日向文/ダラク
正確で時計みたいな印象の演奏。硝子細工のひんやりとした美しさがある気がする。際どい球は全部ストレートで投げ込んでくるスパっとした魅力がある。白についた染みをそのまま歌ってくるのでハッとさせられる。凛としてる。
トリプルファイヤー／スキルアップ
何なんだろう、この緩いフリした究極的に先っぽが尖ったトグロ巻いてる化け物。どこからか皮肉をバシバシ感じるし、脱力したら死ぬんじゃないかという気持ちにさせられる。でも楽しい。楽しくてたまらない。何故このコンパクトで無限の引き出しありそうな四次元ポケットみたいなバンドのボーカルがコレなのだろうか、と思ったりもするんだけど、要するに救いなんだと思う。何言ってんだろ。
トリプルファイヤー "スキルアップ"（Official Music Video） - YouTube
クウチュウ戦/予言 いっそUFO
いつも事件の匂いで満ちた宇宙という密室。過去の火曜サスペンスを木曜の昼間、謎の背徳感を強いられつつ観る気分。歌謡感と容赦なくドラマチックな泣きのギターがたまらなくかっこいい。「予言、予言、ドイツ語だと解らないけど」ってフレーズが理屈抜きに心底かっこいいとか異常事態。
クウチュウ戦(Koochewsen)/PV『予言(Prophecy)』 (21st century JPN Prog Rock Band【Koochewsen】 - YouTube
オワリカラ/サイハテソングス
無駄に長い文章を以前書いたので省略。オワリカラ「サイハテソングス」雑感。 - 性格の悪そうなBLOG
今でもこれくらいのボリュームで新規に記事書けるくらい無駄に聴いてる。
オワリカラ（owarikara） "サイハテソング" (Official Music Video) - YouTube
サーティーン/いやらしいep
出だしと最後でまるで別のバンドってくらいの振れ幅。早くてもゆったりしていても丁度良い塩梅のユルさがある。せんとくんみたいな印象。何故かカラオケトラックまで収録されていて逆に新鮮なのだけれど、カラオケ聴いてるとちゃんと太い芯がガッと通ったロックであると教えて貰えた気分になり大変お得。他のバンドもカラオケ収録してくれないかなぁ。
サーティーン 『三つ目 (long.ver)』 - YouTube
3月が終わると新社会人のキラキラっぷりで目がしぱしぱするので今年こそグラサン買いたい。
またー。
