性格の悪そうなBLOG

いちいち長いですが中身は特にないです。

3月によく聴いたCDと大森さんアウトデラックスとQLIP配信雑感。

好きな食べ物を前にすると声のボリュームが上がる、という癖を発見した。
大事な場面では常にクリームチーズにワサビ醤油かけたものをのせたご飯を置いておきたい。
好きな食べ物は沢山あるが、何故今これが思い付いたのかと言うと今食べたいから。
貧乏臭い食べ物だな、と思った人は上流階級の育ちか自分で買い物に行ったりしないエセ庶民派を自負すべきだ。クリームチーズは高いんだぞ!ザマーミロ!!
何がザマーミロなのかは解らないけれど、何にしても好きな食べ物を視界に捉えながら大きな声で世の中にザマーミロと言ってやりたい。
きっと腫れ物に触れるが如く優しくしてくれるだろう。
皆さんも試してみると良い。結構大きな声出せそうな気がするから。

さて、早いものでもう冬が終わる。
「ダウンジャケットが病的に貧相」「ファーが劇的に似合わない」「ニット帽が可哀想な程活きない」などなど、毎年他人事だからと言って僕の防寒具との親和性の低さにバカ正直な感想をくれる人が後を絶たないのだけれど、その冬が3月と共に今年も終わりを告げる。
今冬のMVPは「そのエグみはどこからくるの?」だった。遂に質問で来た。
そんな話はさておき、3月に聴いたCDの感想をサッと。

I think otherwise/イノセンス
真っ青でオシャレ。微炭酸青春ハイソロック。なんて言うのは簡単なのだけれど、魅せ方が上手いというか、自撮りマスターした女の子みたいな感じの上手さがあって、自分の長所よくわかってんな!!と感心する。
とても爽快で、とても甘酸っぱい自己評価と異性像が揺れてる。
個人的にはパラシュートという曲がとてもとても、好き。

uのリズム/circus
この前数年ぶりに東京でライブを観たら本当に本当に格好良くてCDを買った。
CDはライブより大人な感じで、より多彩に感じるのだけれど、ライブの爆発力も同じくらい魅力的なので、映画館でよく解らない映画観てるあの子が実はラクロス部のキャプテンで、どっちのあの子もスゲー可愛いみたいなお得感があると思う。音の話をしろ。
躍動するオルタナで攻めのサイケ、という具合に良い意味で1マス気持ち良くズレてる。グングンと突き進むギターとベースの勢いとドラムのしっかりした遊びっぷりがとてもオススメ。とりあえずライブ観て欲しい。浪速のDEERHOOFです。

DEERHOOF/Friend Opportunity
uのリズムを観てから何故かこのアルバムを延々聴いてた。このバンドで一番好きなタイトル。オモチャ箱をひっくり返した理由も忘れた、という自由さのギターだったり突拍子もない歌詞。新生活に胸膨らませて入居したアパートの隣人が毎日こんな歌ばっか歌ってたら精神的に不安になりそうだけど、楽しいから凄い。

The Fin/Glowing Red On The Shore
関西らしい陽シューゲを内包したピースフルなバンド。とてもほっこりしつつ、朝靄っぽい冷んやりした表情もある。良い意味で洋楽っぽいんだけど、それより何より神戸っぽい。スケールがデカイのかミニマムなのか掴めない霧の様な間合いで、何とも心穏やかになるハッピーな音を聴かせてくれる。
ライブ観たい!!!

あとは大森靖子さんのアウトデラックス出演回のオンエアとQLIPの杉本さん卒業ユーストについても軽く感想を書きたい。
大森さんの方は、道重さんが好きすぎるというよりは闇っぷりにスポットが当たっており、多彩な見せ方で解りやすくするというエフェクター通さずアンプに直結で鳴ってる感があり、また直結してる音でマツコデラックスが完璧な理解者として機能してしまったが故に初めて大森さんに触れた視聴者には全く話が見えないまま進むという、かなりハードルが高い内容だった様に思う。
でも普通にアウトで面白かった。
同僚に「あのよく解らない人を夫婦で追い回してるとかむしろお前らがアウトだろ」と言われた。

QLIPの杉本さん卒業ユースト配信についても、先の大森さんと同じく新規には何が何だかな配信だった気がする。
とりあえず社会人なのに平日にユーストを敢行する心意気は買いたいけれど、結果遅刻して二曲しか出来ない上、音がドラムとギター1本しか拾えておらず、結果として中々斬新なアプローチだった。
演奏された曲は「おやすみは言いたくない」「ライトアップ」で、何と無く弾き語りに近く歌詞も聞き取りやすくて面白かった。
というのはあくまでよく彼らを観ている人間の談であり、そんなに普段足を運べない人からするとどうなんだろう。
今回はファンと一緒に卒業を共有という目的があったからこそ成り立った配信だったと思う。
杉本さん筆頭に皆がほのぼのしてて楽しそうな笑顔だった事が何より嬉しく、収穫だった。
皆良い子ばかりなので、皆が毎日こんな表情で生活出来てたら良いな、などと思う。祖父か。

何にしても、どれもこれも、誰もかも、次の一手に期待膨らむものばかり。
マジ開花予報待たれる。

またー。