性格の悪そうなBLOG

いちいち長いですが中身は特にないです。

4月によく聴いたCD。

4月が終わる。
4月が終わるという事は、ゴールデンウィークに突入という事で、謳歌する前から6月には祝祭日が無いという方にばかり目が行って最後の晩餐めいたテンションになってしまう。
明けない夜はないし、ここは出遅れたポジティブを総動員して24時間終わらない平日はない、6月にも土日というものがあると自らを励ますものの、元々そんなに仕事が嫌いでないのでいつも自分が何と戦っているのか解らなくなる。
現実と戦うとか言うけど、額面通り受け取るならそれ即ち己との戦いだろうに、何故大抵の人(自分を含む)は社会を相手に取るんだろうか。楽したいもんね!

まあホント毎日の己に対して尽く突き刺さるブーメラン発言でもってこの痛みで五月病をやり過ごせたら、などと甘い考えを抱きつつ4月によく聴いたCDの感想をズバッと。

APOGEE/Fantastic
何と無く思い出して二年ぶりくらいに聴いたら買った当初よりどハマりしたAPOGEE。ゴーストソングを聴いた時はまだ学生だったか新社会人で、友達にお金貸してた金額が3000円で、このアルバム買ってくる事で返済させた思い出がある。やっぱりCDは好きな人に貰うか自分で買わないとちゃんと聴かない。この作品に対する見解を何年も見誤ってた。
どのタイトルもそうなんだけど、凍った湖みたいな冷んやりしたポップで、なんとなく暗いというか。シンセがボーカル以上にそういう冷たい感触を生み出してる気がするし、曲調から想定出来ないくらいうねってるベースも影を落としてる気もする。ドラムも割と自由にやってる感があって、聴いてると声に統率されてる気がして楽しい。コーラスも重ねても重ねても透けて見えちゃうくらいの透明感が良い。曲単位はそのうち自己満足の極み今更レビューでも書こうと思うのでこのへんで。何にしても夜間飛行凄すぎ。

Amia Calva/海のない街
ようやく買って半月くらいはほぼこれしか聴いてなかった気がする。切なげに鳴くギターが何処に沈んでたか植え付けられてるかも解らない懐かしさをくすぐる。
全体的に夏の夕方や熱帯夜っぽくて、そういう季節特有のノスタルジックな世界観。
今まで色々こじらせたタイプの感想を何度か書き殴ってしまったので詳しくは割愛。是非CD手に入れてライブをご覧頂きたい。とっても良い。

the spring summer/Picures
パンクの様でしっかりオルタナ。
CDとライブが驚く程別物で、初めてライブを観た時にlostageばりの重厚感とオルタナ具合で大好きになってCDかったら爽やか炸裂パンクでこっちも大好きになった。
ハイトーンでスパッ!スパッ!と歯切れよくストレートに歌われる詩集の様な歌詞が面白い。
全パートが歯切れ良いので几帳面で真面目だけど熱い人たち!という印象。
前の作品の動画だけど、lostageに通ずるモノを好きな人なら一瞬で感じ取れると思う。こういう凄く良いライブをしてくれる。
音源だとこの爽やかさが更に上乗せ。ていうかこれ五味お兄ちゃんのレーベルから出てるのか!何か凄く嬉しい。

smallpools/smallpools e.p.
泥酔状態で知らぬ間に試聴して買ったCDなんだけど、期待の遥か上行く良さだった。自分に期待してなかっただけに嬉しい。
エレクトロをベースに兎に角美メロで踊れる感じの。合唱パートもありつつ気持ち良い動の音楽。USのコーラスと隙間埋めて埋めての快感に満ちた作品。
春から夏にかけて、この爽快感は重宝しそうで、あの日の自分に「良かったよ」って言ってあげたい。

そう言えば新書って偉そうというか、賢そうだなって思って読みたい周期があったりするんだけど、2、3冊読むとそうでもねえな、っていうか割とゲスというか選んでるタイトルが悪いのかも知れないけどあんまり内容が無い。
単純に僕の選考眼がないからだと思うんだけど、一方で己の主張を絶対届けたいんだ!と思って新書という形式を選ぶ大人の情熱が可愛いなーと思ってキュンとする。
つまらない程、得るものが無い程キュンとする。
本で得たものってどこで使うんだろう?2014年はブログに還ってくる、みたいな事を僕の好きな人(誰だっけ?パンティー田村さんかな?ヨッピーさん?違うだろうか...)が言ってたんだけど。
ホントに僕はそうで、僕はそうでって言ってもあのTwitterの使いっぷりみると説得力に欠けるんだけどそういうつもりで。
意外とブログ続いてんなーと思ったりしてて、これが良い事なのか自身にあまり無いなーと思っていたハズの自己承認欲求の暴走なのか解らないけど。
高校の国語の先生に「お前の小論文は村上龍の小説みたいだな」と言われて村上龍読んだこと無かったけど、何か読んでるものが出ちゃうんだなーと、毎日の電車通学が暇で勉強したくなくて読んでた小説が影響してんのかなーとか思ったりしたな、と思い出した。
あとそれをキッカケに村上龍を読んだんだけど、最寄りのブックオフの100円コーナーにあった唯一の作品が「昭和歌謡大全集」でいきなり滅茶苦茶で、先生にこんな人間だと思われてたら嫌過ぎると凹んで、先生と上手く雑談出来なくなった。高校生って多感だなー。
何だこの話。
スタバにフラペチーノでも飲みに行くか!と思ってるんだけど、スタバって妙に緊張するから踏ん切りつかなくてこんな長文を書いてる。ドトールの気だるさに慣れてしまってダメだな。スタバの水を弾く肌が眩しい!みたいな先入観をどうにかしたい。

またー。