性格の悪そうなBLOG

いちいち長いですが中身は特にないです。

2014.06.25 QLIP、絶景クジラなど観てきました(@十三ファンダンゴ)

会社帰りに給料貰って軽い足取りで十三へ。
夜の街に消えたものの、行き先はライブハウスな自分を可愛いと思って何が悪いか。


絶景クジラ
ベースがuのリズムのうえまやさんということで一度観たいなーと思ってたので観れて良かった。
勝気な歌声に疾走感あってキャイキャイしたどんちゃん騒ぎ。
シンセの音で随分曲の顔付きが違うなーという印象。
少し線が細いので爆音のファンダンゴだと華奢に聴こえる部分もある一方、鋭くて太い音が前に出てきてて勢いがグングン出ていて面白かった。
音源だとどうなんだろうと思って買ってみたら、良いバランスで見放題2014でもう一度観たいなぁ、と思った。
メンバーの誰かが出演出来ると思ってなくてUVERworldのチケットを取っていたという情報を目にした覚えがあるのだけど、UVERworldと言えば「エンドスケープ」という曲が「地球へ...」というSFモノのアニメ主題歌になっておりそれが良かったのでCDを買ったら一番で寄せられていた世界観が二番で持続せずに微妙に崩壊してるFILED OF VIEWの「DAN DAN心魅かれてく」に匹敵する感触だった記憶がある。共に清々しく曲も良いのでオススメしたい。
肝心の絶景クジラも面白いので是非に。


河内REDS
独特の垢抜け無さと前半からバシバシアピールしてきて後半の勢いでそれを実らせる序盤の苦笑が後半爆笑に変わる泥臭いバンド。
年に1、2回くらいのペースで観てるんだけど、どんどんギターの鋭い攻めっぷりに磨きが掛かって何故か踏襲されてる氷室京介ナンバーや「いけたらいく」という魔法の言葉を大いに皮肉ったりする歌に負けない迫力があるなーと笑いながら観てた。

QLIP
<セットリスト>
ヘイ!→強いられている→スーパーネコパンチ!→なにもしない→都革命→ライトアップ
ここ数本のベースの進歩が目覚ましく、これがサポートか...と悔しくなる融合具合。指弾き派で「ピック弾きは無理ですね...」と言ってたのが遠い昔に思える。
西村さんの鍵盤はやっぱり要所要所クラシカルでとても良い。シンセ独学の弾き方も大好きなんだけど、ストレートにピアノ!という弾き方もカッコイイ、というか楽器人前で弾けるのホントかっこいいよなーと中学生みたいな事を思いながら観てた。
最近投げれば応えて貰えると身に染みてるのか、小椋くんの動きとか表情とか声の強弱が洗練されてきてて、おぼこい親戚の子がギャルになってたくらいの変化だよな、とニヤニヤしてた。
強いられているの展開のダイナミックさと、なにもしないのイントロのダークさがゾクゾクする。
きっとそのうちレコーディングするんだろうけど、どの曲がどのアレンジで入るのかワクワクする。
フジファブリック的な捻くれとスパルタローカルズ的なバネを持ってアジカン的な立体感を鳴らせる様になりつつある。もうキュウソに似てると言わせてはいけない段階に来てるので良いライブを重ねて欲しいな、とただのファンの癖に偉そうに思うんだけど。
企画を経てフライヤー配りという若干の緊張から解放された高揚感が大きくて己の小心者っぷりにお酒が進みますなぁ。

見放題2014のタイムテーブルのファン層被りっぷりはキャパ引き上げに対する主催者側の苦悩が透けて見える、というのは完全に邪推。
ちょっとずつ被って街中をバタバタ移動するくらいなら考え抜いて選択をし、悔いのないタイムテーブルをしっかり考える方が好きなので、勿論被るのは困るのだけれど楽しんでみろよの挑戦状だと勝手に受け取って容赦無く楽しみたい。
見放題当日の他のハコも何気に面白そうだからそこまでチェックしたい所。

またー。