性格の悪そうなBLOG

いちいち長いですが中身は特にないです。

2014.10.04 CONNECT歌舞伎町、10.05 otori、emily likes tennis(@難波ベアーズ)を観てきました。

朝、歌舞伎町に転がる酔っ払い、昨日はお楽しみでしたねの残骸を横目に一方的に負かされた気がしないでもなく、恥じらいのないパンツは色気がない、出し切った故の空っぽさをわざわざ世間に見せつけながら気怠げにしやがって新宿で生活すると大抵の毒には耐性がつきそうな気さえしますね。おはよう。

 
2014.10.04 CONNECT 歌舞伎町
 
10分前に始まって持ち時間使い果たさずNYへと旅立って行った。
新宿のザワザワした街に響く「新宿」「over the party」「PINK」がガツンと来た。最近観て来た大森さんの中で一番闘争心に満ちたライブで、自分の頭の上で街の雑踏と大森さんの歌がせめぎ合ってる様な感覚になった。
二本ワンマンを経て、半日くらいでステージに立つパワフルさと少し疲れてザラっとした声の迫力。
全てに意味はあった。
スイッチの音が聞こえる。
 
0.8秒と衝撃
最後に観たのは高松DIMEだった気がする。それが一気に100人そこらのハコで、しかも塔山さんの要望通り空調を切ってのライブ。地獄。
物凄い機材を運び込んでオンタイムで進行するmotionの敏腕っぷり。
大きな会場で鳴るスケールの音が物凄い迫力で突っ込んでくるかなり贅沢な経験をした。ビリビリ憤り踊って気持ちよくなるライブは相変わらずで楽しかった。
 
石原さんの存在感もデカいしギターの音もデカいしで最高だった。
スケールがデカすぎる上、何処と無く自然の掟ばりの威厳を感じる存在感で毎回飲まれる。高野さんもサポートで入っているだけあってギターの表現が3人時よりもドラマチックで心をグイッと引っ張り上げてくれる。E.O.Wの格好良さに口ずっと開いていた。
 
パチンコ、ゲームセンター、コンビニ、居酒屋、ビルに囲まれたステージに鳴るタメとキメの美学。Riff Manやサイボーグのオバケ、ハートブレイクやcold beatなどなど。お酒飲みたい!
 
クウチュウ戦
SF歌謡プログレ炸裂。
飄々としてるのに始まると物凄く滾るものがあるな、と毎回思う。
何と無く小物感のあるMCの後に服が青く光るってネットリしてるけど鋭いギターを弾くリヨ様意味解らんけどカッコイイ。
 
トリプルファイヤー
タイトで凝縮されたカッコイイ!が繰り返し繰り返し積み上げられてそこによく解らないけどめちゃくちゃ深い気もしないでもない吉田さんの歌が乗る事で何とも言えない脱力感が生まれて良かった。CDとはちがうちがう、微妙な声の抑揚で歌われる同じ言葉がそれぞれ裏の感情の起伏とか性格とかそういうの妄想出来て楽しいなーと思った。
ただ規制かかってたっぽいのにスタッフパス付けた酔っ払いハロウィン仮装女子が突っ込んできてネットで大体コイツだって解ってるし、お前はあの場にいて嫌な思いをした人のチケット代に傷を付けたんだぞって言ってやりたいけど普通に面倒なのでここに書くくらいにしておく。CONNECT歌舞伎町のイベントの理念をCINRAネットのインタビューで読んで感動していただけに、結局携わってる身内のせいでいくらでもそれがただの理想でしかないと思い知らされて幻滅する。ていうかその身内のなーなーで許されたからそこに入ってこれて終演まで居続けられたんですよね?つまりそれって素面のスタッフも同じ部類じゃないですか?まあ所詮イベントに変な期待をしてる方も悪いんだけども。次やったら殴る!
 
新宿motionでオワリカラが観たくて4年。
ようやく観れた。motionの印象は硬質で音がデカい、転換がめちゃくちゃ早くて凄いなって印象。
懐かしい曲で固めてくるのかな?と思っていたけど、そこまででも無く、ただフェス仕様で無くてオワリカラらしいオワリカラだった。
swing、マッチメーカー、ロールシャッハなど聴き慣れた曲も攻撃力2割増しくらいで届いていたし、久しぶりに聴いた夜戦ちゃんはかなり鋭くダークでかっこよかった。
考え直したけど1から頑張る、みたいな新曲はガツガツガツとした勢い、戦争の気配?云々の新曲はタイトで端切れ良いダンスっぷりとサイハテに到達したその先、また面白そうな事をしているなーと思ってお金ないのに実験惑星のチケット買ってしまった。
カメダくん鍵盤抱えてダイブ。シールドが思ったより伸びなかったり、前方全員が上手く運べなくてモニターの上に落ちてしまったりと大変な事になっていたけれど、トラブルにスパッと対応したり職人っぷりは相変わらずだった。ピンクトカレフのスペースを突く攻めの飛び出し方を観た翌日にオワリカラの上乗せミステリアス型の演奏だったり細かくて早いフレーズを多用する普段の姿を観れる贅沢さ。どっちも伸び伸びしているのがすごく印象的だった。
ガイガンの爆走っぷり、アンコールはドアたち。4年越しの念願が叶った最後が全ての入り口だったドアたちというのはラッキーだった。来て良かった。
 
 
夜行バスでよく寝たけど家に帰ってからもよく寝た。
そして難波ベアーズに行った。
ベアーズはドリンク持ち込み自由なのでコンビニで好きな飲み物を調達出来て嬉しい。
 
2014.10.05 難波ベアーズ
 
emily likes tennis
喜劇のベースに悲劇、人情の底に劣等。
ようやく観れたけど、謎の演出盛り沢山で面白かった。
途中、でっかいダンボール製の鳥のくちばしに顔を挟まれてる人がいて何故か羨ましかった。知性と汗。
 
otori
構築と解体を繰り返す繰り返す繰り返す事によって快感をくれるotoriを久しぶりに観れて良かった。
無機質でストイックで、コード何ですかそれ?みたいなギターで、社会の授業で習った工業地帯を何故か思い出してしまう、徐々に熱を帯びていく冷静な憤りが声になって乗っかって、テンション上がりまくってしまった。
Tシャツ買ったのでカーディガンでも買って着てどっか行きたい。猛る哲学は難しいんだけど僕程度でも考えてみたくなるキャッチーさがあるなーと。
 
劣情の話ばかり聞かされてまた風邪ひいてしまった。
弱り目に祟り目とはこの事かと思う一方楽しかったのに疲れてんじゃねえよと我ながら喝だ。
他にも色々観たのだけれど、良かった分だけ。(悪い事も書いてしまってそれも我ながら喝だけど)
 
またー。