性格の悪そうなBLOG

いちいち長いですが中身は特にないです。

2014.10.11・12 MINAMI WHEEL2014に行ってきました。(※13日は中止)

会場数が増殖して21会場くらいあるイベント、ミナミホイールに久々に行ってきました。普段同じ空気を吸わないジャンルの音楽ファンのテンションなど肌で感じる事が出来てとても好きなんだけど、今年はちょっと会場数多過ぎて、もうタイムテーブルを事前にチェックするのも放棄して当日を迎え、初日は誰の名前を言われても「え?出てんの!?」というリアクションを返してしまった。3日通し券買ってる人の中で最弱かも知れない。

〜10/11〜
大森靖子&theピンクトカレフ(@BIG CAT)
BIG CATの大きなステージ。
転換から大サービスのサウンドチェック。反町、e.o.w.、似てないバンプ天体観測、堪忍袋。
「あまい」のゆったりとした歌い出しで場を完全に制圧して、バンドが入ってきた瞬間に最後尾を見限った。PA前が一番音良いかな?と思っていたけど、BIG CATは迫力と音のバランスは真ん中が一番良かった。というかもうちょっと近くに行きたかった。
魔法のダウニーに微睡む様な甘さに浸った所でhayatochiri、背中のジッパー、Over The Partyの勢い。大森さんのドス声と高音と撫で声を自由に行き来する歌と小森くんのスタジアム級の真っ直ぐなギターが高い天井にグングン伸びて強烈なインパクトがあった。「進化する豚」の合唱はやっぱりサーキットイベントなので小さめだったけど、それでもしっかり会場に響いていた。
ミッドナイト清純異性交遊から一気にポップに振り切って軽やかに可愛く踊り歌う大森さん。絶対彼女の高野さんギターがとんでもなくツボでこれ延々聴き続けたいな、とよく分からない感想を抱いた。バンドで再現可能の衝撃を大阪でも、のきゅるきゅるは完全にプログレ。高野さんと小森くんのギターが異次元の絡み方、インパクトがあって笑うしかないし、大森さんの言葉に感情乗りまくった歌は本当に大変なものだな、と改めて思った。
最後は歌謡曲。只々、圧巻。

会場の外でぼんやりしていたら「もうこれ以上何も入らないわ。帰ろう」とか「凄過ぎてどうして良いかわからない」みたいな事を言っている人がチラホラいて、とても嬉しかった。一緒に楽しい地獄へ行こう?

クールダウンも兼ねて焼肉を食べに行った。おいしかった。

科楽特奏隊(@FANJ twice)
見な放題というイベントで。
サウンドチェックはメカゴジラの歌。
二日連続の後半戦は強烈な音のデカさとちょっと硬め、という前のめり特撮ソングにはもってこいの音質。
円谷ウルトラマンメドレー(レオ、タロウ、80)のTVサイズ連打。
全部物凄いピッチで投げ込まれてきて、彼らを知らない人が目茶苦茶多かった為か「何だこれ!?」みたいになってる人が沢山いて面白かった。
ゴジラのテーマ、返せ太陽を、怪獣大戦争マーチ。
ゴジラのテーマは本能的に滾るものがある。北斗ヒョウリと遼秀樹のギターの重厚感とハヤタ森のドラムの圧迫感。
返せ太陽をはエミソンヌ隊員の歌が伸びやかでサイケ。完全に歌謡曲のソレを押さえていてとても素敵だった。
まさかまさかの特撮アウェーで怪奇大作戦の恐怖の町。どんよりとした部分とガツガツした所が合わせて迫ってくるのが楽しかった。
仮面ライダーV3ではショッカーを倒すライダーショー。そこからマッハバロンを呼ぶ、という畳み掛け。
最後はマッハバロンがお客様の善意で飛ぶという偉業。
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※撮影OKのライブでした。

全然詳しくない自分が言うのも何だけど、このライブで風穴開いた人たちは、曲ファンでもいいけどちょっとでも特撮観て欲しい。彼らのライブの原点だし、普通に目茶苦茶面白いから。


〜10/12〜
涼しくなってくると布団が好き過ぎてヤバイ。一生微睡んでいたい気分になるなるなる。
結局バタバタ心斎橋。

ORGE YOU ASSHOLE(@BIG CAT)
久々に観た。
平均は左右逆の期待をやってくれてあわわわわこのまま天国まで浮き上がってもう死ぬ、もう死ぬ、と心の中で連呼。
モワッと立ち込める陽サイケと浮遊感がグルグル脳内麻薬的に利いてきて気付いたら最終的に発狂しそうなくらいテンション上がってた。
ワンマン行きたいワンマン行きたいワンマン行きたいワンマン行きたい。
その後がHAPPYで流れもメンツも最高だったのだけれど、移動。HAPPYがあの化け物の後でどんなライブをしたのか凄い気になる。

そこに鳴る(@FANJ)
<セットリスト>
6月の戦争→抗うやつ→夏の落し物→pirorhythm stabilizer〜混沌の神々の嘆き(仮)〜→さらば浮世写し絵の如く→pirolin
多分あってる、ハズ。
気合入りまくり、しかもそれが完璧にシンクロしてて鋭さとダイナミズムに直結していて最高だった。
ピロリズムの何が起こってるんだ感。ギター実はアンプの裏にもう一人いるんじゃね?くらいの難易度でしっかり歌う鈴木くん凄い。無料配布CDでも沢山味わいたい。
さらば〜のガツンとした展開もpirolinの圧死必至のスリリングな演奏も楽しかった。この二日前にも観てたけど、両方観れて良かったとしか言いようが無い。

中学一年生の頃だったと思う。アルバム「sweet & bitter」が発売されて、当時グイグイ来てたMD版のアルバムも出て、そっちを買って店員さんに「え?こっちでいいんですか!?」と聞き返された思い出がある。今思えばCDの方が良かったと思うけど、当時は誰も持ってないCURIOが欲しかった、くらい好きだった。
そんな昔の自分を喜ばせたくて観に行ったら、サウンドチェックで「君に触れるだけで」を歌っていて心の準備が出来てねえよ状態で慌てふためいた。
1曲目はBUZZ、3曲目はときめき。ときめきはCURIOで特に好きな3曲に入ってくるくらい好きだったので嬉しかった。(後はブランコと祈り。両方やらなかったけど)
CURIOのポップとファンキーさが同居している感覚が凄く好きで、でも当時からお茶の間レベルの好きだとそれが伝わらなくて「何故なんだ...」とガッカリしていたのを思い出しながら、その頃の自分に2014年も意外とCURIOやってるよ、と言ってあげたかった。もうそれだけでいいじゃん、と。
後は粉雪、BIG TODAY、ひまわりくらいしか解らなかったけど、粉雪の切ない感じもBIG TODAYのワイドショーハチャメチャ感もひまわりのグングン伸びてくポップさも劣化してなくて凄く楽しかった。ワンマンに行けばもっと昔の曲も聴けたりするんだろうか、と思ったけどその辺りの予定が埋まっていそうで辛い。
空いてたら行く。ここ最近のライブで一番汗かいた。

ラブ人間(@FANJ twice)
見な放題。
えみそんが抜けてから二度目。失ったものもあるけど、良い意味で荒っぽくなっている気がして今の方が感情が高揚しまくる。兎に角楽しくて合唱してた。
砂男とかアンカーソングとか、これはもう青春じゃないかとか。
四つ打ちの曲なんかはこちらのイメージに全く無い所だったので新鮮で楽しかった。

他にもいくつか観たけどハイライト的なのだけ。
年々増える出演者数と反比例して観るアクト数が減ってる。加齢。

家に帰って大森靖子&theピンクトカレフ出演のMJを観た。
モーニング娘。→道重さんインタビュー→大森さんメッセージ朗読→大森さんによる「歩いてく」→きゅるきゅる→舞台裏
と、NHKの放送料払ってて本当に良かったと思うくらい素晴らしかった。この構成を考えた人とOK出した人と編集した人にそれぞれコンビニで一番高いアイス買ってエロいことしてあげたい。
大森さんの歩いてくの愛に満ちた歌い方、そこから歌ったという事実をハイライトにしない気合に満ちたきゅるきゅるに突入。サビはこれまで聴いて来た中で一番厚みも迫力もあって最高だったし、サイズの問題もあってか過激な歌詞がカットされててそれも「うわー!TVだ!TVに出てる!!」という記念にしか思えなくて面白かった。高野さんの動きいつもの倍くらいになっていて爆笑した。ライダーの存在感と合わせて画面左側が目茶苦茶気になった。カメダくんもしっかり映っていて何より。

〜10/13〜
台風で中止。
今年FM802は厄年か何かなのかな?夏も何か中止になってた。802もお客さんもアーティストもかわいそうだな、と思ってネット眺めていた。
外は凄い風で、台風らしい台風をこの時期に体感する気怠さが誠に残念。
フテ寝て過ごす。夢の中、アトランティクスのトリ、クウチュウ戦。


またー。