オワリカラ観てきました。
2014.12.29@CLUB VIJON
上手い!面白い!the神戸なサラッとスマートにグダグダやらかす感じの音、拗らせないで上手く発信する魅力が相変わらずで何度観てもカッコイイなぁと思っていました。
コンプレックスの有無は知り得ないので別として、憧れを糧に鳴らされるカラッとしたメロディーが地下のライブハウスで聴けるって嬉しい事だなと改めてかんじる感じるあたりが年末そしてアラサー。
<セットリスト>
ちょっともう普通にあり得ないレベルの良さだった。2014年のオワリカラは深みがあるというか、ゆったりどっしり深めていく感覚があってその大人な歩みはめちゃくちゃ受け手として魅力的だったのだけれど、最後の最後で「絶対この後にライブやりたくない(やってないけど)」と思わせる圧倒的無敵感なライブを観せてくれました。
音が鋭くジャキジャキしててクラブだけあって鍵盤と重低音の鳴りも素晴らしくドラムは何時でも何処でも何度でも安定のデカさ。
サイハテソングスリリース以降、非常にタフになった演奏がロールシャッハから炸裂していて、太いのに暴力的なギターとドス効いたベース、あとこれ以上タフになる訳ねえだろと思ってたカワノくんのドラムも何故か一緒に階段登ってしまった様でこの人大丈夫かなと良い意味で不安になる破壊力。
ビィヒヤに関してはそのタフさで史上最強に躍動感ある感じに仕上がっていてカメダくんの鍵盤の高い音が映えるわ映えるわで感動的ですらあった。
ここまで勢いに圧倒されるオワリカラに当たるのは随分久々な気がして(コンセプトとして本人たちがやらなかったというのも大きかったけど)めちゃくちゃ楽しかった。裏の裏の裏の裏はカメダくんの鍵盤が気持ち良かった。
文学から直球に突き抜けるサイハテソングに関してもツダさんのベースこんなだっけ?と驚く程の迫力でドアたちは絶妙にテンポ上げてて(早過ぎる事が割とある。それはそれでサーカス的な楽しさが間違いなくある)骨が太くなったんだな、というか大人になった、お兄さん的な魅せ方で完璧かっこ良かった。
ガイガンはギターの凶暴さが凄まじくてコンディション調整(解る人には解る)がモタついてるのも消し飛ばしてしまうくらいのガイガンっぷりで、ガイガン自身は映画だとそんな派手でもなく出落ち感すら僕は抱いてたのでこっちの方が強いし活躍しそうだなと意味不明な感想を思うに至るレベルの振り切れっぷり。
最後はnew music from big pink、淡々と始まってすぐノイジーなベース、タカハシくんのソロでいうトーキングブルース的な歌い方が有機的に曲と絡むのが新鮮。サイハテソングスの向こう側な歌詞の表現方法を踏まえててでも新鮮なのは何でだろうまだよく解らないけどジワジワと明けてくる感じに終わるので、はー来年も沢山観れたらいいなと総括。
絶景クジラ
2度目。観る度に印象がグングン良くなる。皆元気!
前回もこの印象だったんだけど、曲が多彩でビリビリしたのも突き上げる様なダンスチューンもあればヒリヒリする切ないミドルチューンもあって、食い気と色気がバチっと切り替えられる器用さが面白いなと今回も思いました。
きっとどんどん人気出ていくのだろし来年もまたきっと観れる機会あるだろうなーと楽しみに。
何か色々年末連投しようと思ってこれ以上に意味不明な記事を3つ用意していたんですが禁断の読み返しをしてしまって恥ずかしくなって消してしましましましましましま。
あの世送りになった総文字数5万字も今頃帰省の新幹線に乗ってビールでも飲んでモンハンでもしてるんじゃないでしょうか知らんけど。
まースッキリしたお正月が良いですものね。
いつもここまで読んでしまう優しい皆様、何人いるか解らないけど本当に本当に良いお年を。(とか言いつつ何か投稿したらどうしよう)
またー。