性格の悪そうなBLOG

いちいち長いですが中身は特にないです。

思いついた事を思いついた順に書く。

 野田ショコラ。

まっすぐにいこう」に登場した犬の名前である。
キャラ的には全く思い入れも無く、単発で数話登場しただけなのに好きになれないキャラランキングで3本の指に入ってくるレベルなのだけれど、名前。
名前が凄い好き。名前が完璧だ。
野田ショコラ。
野田、ショコラ。
凄くない?なんか、凄くない?
名前として完璧な響きだと思う。
当り障りない野田と言う苗字の後にショコラが付く事によって、ちょっと埃っぽい苦味と言うか、渋みのある苗字に昇華している。
逆に甘ったるく走りっぱなしでウンザリしてしまうショコラと言う名前に野田と言う苗字が付く事により、ショコラと言う甘い名前に背負わされたある種の宿命の様なものが切なげに垣間見える。
そんな気がする。
この感覚を100%理解できる人が存在する確率はレスターが優勝すると思ってブックメーカーに賭けていた人くらい少ないと思われる。
野田ショコラと言う名前は、僕の心の琴線をパワーコードで工業高校の軽音部が夕日射しこむ視聴覚室で弦が切れる程に力任せに弾き倒しているレベルで完璧なのだ。
自分の名字が野田だったらどんなに良かっただろう。それくらいの魅力が野田ショコラと言う名前にはある。
野田だけでもショコラだけでもダメ。
野田ショコラ、それだけが最高であり、それだけで最高なのだ。
だから何だと言われても特に何にも無いので、唐突に終わり。

 

寝相なので自覚が無いのは当り前なんだけど、寝たままラッパーが如く、虚空に手を突き出してYo!ってやっていたらしい。
自分の中にもヒップホップの魂が眠っていたのだなと微笑ましく思うついでに、僕のラップ遍歴を振り返ってみたい。特に意味も意義もないので読み飛ばして良い。おやすみ。
僕とラップの出逢いは、小沢健二スチャダラパーだったらカッコイイんだけど、違う。
中学生の頃に友人がスキー旅行にDragon Ashを持って来ていてそれを聴いて衝撃を受けたっていうのも良いかなと思うんだけど、違う。
「何か言うてはりますわ」くらいの感想しかなかった。
ちなみに僕はウルフルズを持って行ったんだけど、その友達からは「元気を押し付けてくるのがダサイ」とベッキー(今は元気ないけど。元気出せよベッキー。)評みたいな感想を貰った。

https://youtu.be/Z28KuShADpw
じゃあどこからなのか、ラップが聴きたいというよりはロックの延長線から入っていった気がする。
RIZEのWhy I'm meを聴いて「喧嘩強そうな人が殴れば早そうなのにわざわざマイク通して何か言うてはる!!」と言う衝撃からスタートした記憶がある。
Dragon Ashよりもビジュアルの打撃力が強そうだったのと、主張が解りやすいという、当時の僕の知能指数を反映しまくった結果と思われる。

https://youtu.be/tftb1AfAiA4
後は何と言ってもエミネムリップスライムKREVAが大きい気がする。
まずエミネムは、3rdだか4thの時に「HANSONの次男が男だと判ってもヤリたかった(デビュー時性別不明と言うくらい美しかった)」と述べており、HANSONを通してアメリカのアイドル路線に触れていた自分と案外近い世界にいると錯覚(別にその発言には同意していない。クラスの不良も同じテレビ番組観てるんだ!くらいのもの)し、一気に身近に感じられた。

https://youtu.be/NHozn0YXAeE
完全に勘違いスタートなのだけれど、エミネムのトラックは全く文化を辿っていない自分にも非常に聴きやすくて(エアロスミスをサンプリングしたりしていたし)そこからズブズブハマった思い出がある。軽やかにジャブのモーションで強パンチ、みたいな曲が多くて好き。

https://youtu.be/D4hAVemuQXY
次にリップスライムは、これが一番重要かも知れないんだけど、本当に飽きるという事が無い、出すシングルが絶対に違うものを提示してくるアーティストで凄いと思って聴いていた。
ラップに詳しくないとどうしてもどれもこれも似て聴こえてしまうんだけど、彼らはそれと本当に無縁だった様に思う。

https://youtu.be/Q-aQT9lsX7I
KREVAは大学生の頃にRIJFにアルバムリリースもまだの段階でソロライブお披露目をしてて、それを観て度胆を抜かれた。
キックの頃から非常にシンプルで印象的なトラックが多い印象だったのが、ソロになって更に研ぎ澄まされていて感動したのを今でも覚えている。2014年か2015年にツアーで京都のFANJに来てて何か知らんがビックリした。

https://youtu.be/7-HEkkTSI6k
本当にラップが大好きな人たちからしたら笑われてしまう様な名前の並びなのだけれど、まぁこれで満足出来ちゃったので仕方がない。
最近はヒップホップにまた興味が湧き始めていて、少しずつ調べて、とりあえずレンタルショップに置いてあるくらいの人から聴いていけたらなと思ったり。
もしかしたら寝相は夢でフリースタイルに興じていたのかも知れない。
ここから始まって、僕がフロアを沸かす日も来るかもなぁ、なんて思いもしてないけど思った事にしてこの辺でダラダラした身にならない話(平常運転)はおしまい。

 

またー。