性格の悪そうなBLOG

いちいち長いですが中身は特にないです。

マンション買えたよ日記(番外編)

少し前にマンションを買うまでの記録をボチボチ書いていたんだけど、それから色々あったので追記。

前の記事が気になるという奇特な方は遡って下さい。すいません。

 

<引っ越し業者>

引っ越し業者比較サイトで操作ミスして8社くらいに一括見積もりを送信してしまう。

ネットで細かく値段が出るのはどの引っ越し業者も単身のみ、2人以上の世帯は訪問見積が基本らしかった。確かに実際来て貰うと想像以上に持っていくものの量が多い事に気付く。複数人で暮らすというのは所有物が曖昧になって物量を正確に把握出来なくなるのかも知れない。

とは言え、訪問見積に8社来てもらう訳にもいかず、単純に口コミや電話の印象で2社に絞って残りは断ったので、まあ余程精神力に自信があり、比較しまくりたい人以外は自分で2〜3社に絞った方が良いのではないかと思う。

結局値段はそんなに安くないけどそこそこ良さそうな業者に頼んだ。

3LDKの引っ越しでエアコン取り外し・再取り付け付きで7万くらい。(引っ越し先でエアコンのホースの長さが足りないと追加料金が必要)

月末近くに引っ越し、そこそこ早い時間を押さえたのでまあ高過ぎという事も無い気はしている。(引っ越しは月末と午前中は相場が高い)

ちなみに一人暮らしの引っ越しは4万ちょいだった記憶。

この業者が当たりか外れかは最早当日まで解らない。神に祈るばかり。知恵袋などに悪評を書き込む鬼と化したくはない。自分の心、そして手を汚したくはないので何卒お願いしたい。

荷造り自体は慣れているので体力と根気以外は余裕。問題はゴミ。

 

<引っ越しゴミ>

市町村によってシステムが異なるし料金もまちまちなので早めに調べるのが良い。

半月前くらいまでしか予約受け付けてくれない土地もある。

あとは粗大ゴミや不燃ゴミなど、月に1回しかないゴミの日を絶対に忘れず、徐々に処分するのが良いと思う。

平日身動きが取れ、車を所有している人は自分で処分場に持ち込んでも良いが、リサイクル家電は市町村では引き取って貰えないので業者や電気屋さんを利用する他ない。

引っ越しゴミ自体を回収してくれる業者も多いが、奥さん調べによるとかなり高額な費用を請求されるケースも多いらしいので、手間暇を惜しまず、調べる方が良い。

ウチは2畳を埋め尽くす家具を粗大ゴミで捨てた上に市町村の引っ越しゴミ回収を利用し、更にリサイクル家電はテレビと洗濯機を家電量販店に引き取って貰うという選択をした。

これでも1万5千円くらい費用がかかる。高い。

上手くやればもっと押さえられた可能性はあるものの、下手をするととんでもない値段を掴まされる為、まあ善戦したのではと思うことにする。

 

<内装オプション>

インテリアコーディネーターと打ち合わせ。

インテリアコーディネーターと打ち合わせ。

「インテリアコーディネーターと打ち合わせ」という響きの非日常オシャレ度に思わず2回書いた。月9かよー。自分の人生では次回は未定だし無い可能性も高いので、会社の人に「今日インテリアコーディネーターと打ち合わせなんスよ!」と言って煙たがられた。ふふふ僻まれている。

実の所は、ただタイルを決めたり壁紙の色を決めたりするだけ。横文字が大袈裟に感じるうちは縁遠いのだろうなと思う。

色々順調に決まるも、タイルはどうしてもカタログだと質感なんかが解らず、サンプルも1枚とかしか貰えないしイメージが掴めないので結局ショールームまで見に行った。目地の質感だったり広い面積になった場合のイメージなど、素人は実際確認した方が良いと思う。タイルは高いので尚更。

コーディネーターは食の好みが近そうな女性で、同じスイーツ店を嫌っているポイントまで一致。あっという間に片付いた印象。

流行の最先端は塩系インテリアという無骨な感じ?海風に晒され朽ちた家具では無いらしい事だけは確かではあるがよく解らない。

あとはダスティーパステルという暗めのパステルカラーが流行っているらしい。らしい、というのはダスティーパステルの壁紙などが国内メーカーにまだ浸透しておらず、普通の人にはまだ縁遠い世界という事で、我々もそこまで金積んで取り入れたい訳でもなく見送った。ただとても可愛かった。カビたマカロンみたいな色調をイメージして欲しい。そんな感じだ。

 

<書類を書きまくる>

登記、光熱費、管理関係、アンケートまでとにかく書きまくる。読んで納得したはずなのに何に納得したかが4つ前の書類とかになってくると思い出せない。内容が抜けている。

ダメなタイプのテスト勉強の様。

その都度疑問に感じた所は質問をすれば問題ないので徹底する。こんなに積極的な姿勢で授業を受けた事って無かったな、と現実逃避。

過去最高の実印ラッシュ。普段は存在すら忘れられているというのに。

一生分の判子を押した気がする。

賃貸の契約は宅建の免許を掲げるおばさんの最早何語なのかも判別がつかない気怠い読経みたいなものをスピードラーニングしているだけで済むというのに。僕も宅建取って詠唱したい。バハムート召喚したい、などとぼんやりする暇はなかった。召喚士への道は果てしなく遠い。

 

<鍵の引き渡し>

台風が各地で猛威を奮う日に鍵の引き渡しとなった。

前日、「天気が荒れていたらこちらでお支払いするのでタクシーでマンションに来て下さい」と言われ、「そんな事までしなくちゃならないなんてホント大変な仕事だな」というのと「そこまで荒れてたら普通に延期で良くね?」という気持ちがあった。

当日は、ニュースを目にする度にとんでもない荒天で、各地で大変な被害を及ぼしていたものの、自分の生活リズムでは一切雨にも降られず自分が外国に住んでいるのではという気分になり、何事もなく引き渡し完了。何故か味付け海苔をお土産に貰う。

自分たちで鍵を掛けた時、ちょっとだけ自分たちの家が手に入った気持ちになったけど、まだよく解らない。

タクシーで乗り付けるくらいの天気の方がドラマチックだったなと不謹慎な事を考えながら帰る。

 

今の所はこれくらい。

あとは引っ越しの感想だったり、賃貸物件の退去の立会いについて何かあれば書こうかな、特に何事も無ければ良いなと思っている。

 

またー。