性格の悪そうなBLOG

いちいち長いですが中身は特にないです。

iPhoneを手に入れた母は現代っ子の仲間入りを果たせるのか!?

変わらずバタバタした日々。

物理的にスッキリすれば気分もスッキリするのでは!という短絡的な発想で、そんなに伸びてないけど美容室を予約した。

美容業界の会報誌みたいなものが置いてあり、尾崎世界観がヘアスタイルの話をしていたのがとても面白かった。

尾崎世界観が坊主頭の頃、自分はどんな髪型だったんだろうと考えながら最近の出来事などをバーっと喋り倒しながらカットして貰った。

普段はそこまで喋る方ではないので担当さんがビックリしてなきゃいいけど、タクシーで運転手に話したい時が稀にある様に、そういうタイミングだったんだろうな。

そのあと、ブラブラと何駅分か散歩しながら気付いたらカラオケに吸い込まれていた。

とりあえず1時間、ではあるけど何を歌いたいとか無かったので履歴から歌える曲を探していたら水樹奈々に次ぐ水樹奈々でスゲー人が僕の前にこの個室に、曲数的に2〜3時間くらい滞在していたのだなと衝撃を受ける。

ようやく見つけた知ってる曲はback numberのハッピーエンドで、1回歌って、他に思い浮かばずでもう1回ハッピーエンド歌ってを繰り返していたら7回立て続けにハッピーエンドを歌うことになった。

このハッピーエンドという曲にはまるで思い入れがないので上手くなりたいという意欲もなく、テイク1と7でクオリティーが全く変わらないという出来栄えで笑ってしまった。

どこがどうハッピーエンドなんだろうと思いつつ、両思いだけがハッピーエンドではないという感覚も解る(ものの言葉に出来ないので理解度は低そう)ので妙にサバサバした気分になる。

残りの時間は何故か泣いてしまうアジカンソラニンを延々歌って退店した。600円も払ったのに2曲しか歌ってないのはちょっと勿体無い気もしたし全然楽しくなかった。

 

母親がガラケーからiPhoneに機種変更するというので実家に呼び出された。

今日日、機種変更如きで店が得る利益など大したこともなく、クレーム等のリスクの方が圧倒的であるからしてかなり丁寧に対応してくれるだろうに機械に疎い=騙されるという構図でもって(まあそんなニュースもありましたけども)怯える高齢者の為に大人しく護衛を勤めた。

知識が豊富な奥さんが主に対応してくれた為、僕はほぼ言葉を発さずに「空気さん」とあだ名がついてもおかしくないくらいの存在感であった。

その癖、帰り道にお腹が減ったのでマクドナルドのドライブスルーでビッグマックのセットを購入して貰い、モリモリと食べた。

親の車でドライブスルーに行くのも、親の金でビッグマックを食べるのも15年ぶりくらいな気がして感傷的な気分になった。そもそもビッグマック自体も15年ぶりくらいに食べた気がする。別に好きじゃないのに何で選んだんだろう。謎。

でもまあ、この歳になっても親の金で貪るカロリーは最高。そして己の不甲斐なさ。

 

奥さんが実家のネット環境及びiPhoneの老人設定(フォントサイズやアプリ導入など)をバリバリこなしてくれるので、僕も何かせねばと思い文字の入力方法やLINEの送り方を母に教えた。

とりあえずフリック入力ではなく、ガラケーと同じように連打で入力する方法で教えているのに文字が打てないという現象に衝撃を受ける。実際のボタンがないと戸惑う様子は動物奇想天外の実験コーナーの様であったが、頑なにらくらくホン的な、「THE 老人の為のスマホ」は持ちたくないという気持ちも理解出来なくはないので根気強く指導。

老人と自分で認めて選択するときっと一気に老人街道を突き進むんでしまうだろうに、まー気持ちを若く保とうという姿勢は尊敬出来るし子として嬉しくもある。

最終的に戸惑いながらも友人とのLINEのやり取りが出来るまでに成長したので、LINE虐めの標的にならなきゃいいなと物騒なことを考えながら見守る。

自分の母のLINE虐めを危惧する2017年、時代はこっちがボケーっとしてようが淡々と、刻々と進んでいくのであるという実感。

 

日曜日は休日出勤。

またかよという気持ちではあるものの、遊びに行く予定など特に入っていなかったので仕方なく出勤した。

支援したTHE NOVEMBERSクラウドファンディングから小林王子名義のメールが届いて手汗ダラダラに緊張しながら返事を書いた。

内容的にどう考えても王子が僕の書いた文章を読まないと成立しないリターン(支援に対する謝礼のことをリターンというらしい)なので、確実に彼の目に触れる訳で、そんなとんでもないことが許されるのか、恥ずかしくて消えてしまいたい、光栄過ぎて涙が出る、など誰もオフィスにいないのを良いことにバンバン机を叩きながら身悶えつつ返信した。

支援額に対して見返りがもう既に過剰。落ち着いてくれTHE NOVEMBERS、ありがとうTHE NOVEMBERS。落ち着くのは他の誰でもない、僕だよねTHE NOVEMBERS

地獄だろうが何だろうが、取り敢えず目先に楽しみがあればそこまで辿り着くだけの根性を僕は手放したくない。良い日々を過ごすって言うのは、多分そうやって足掻くのをやめないって事なんじゃないかとふと思った。

 

またー。