性格の悪そうなBLOG

いちいち長いですが中身は特にないです。

ぬいぐるみとのシンクロ率は100%を超えると人間に戻れなくなる。

仕事が早く終わり、どうにも可愛いものを補給したい気分の時にキディランドに立ち寄って1時間ほどブラブラして帰るという奇行を月に1回程度実施している。

キディランドに並ぶキャラクターは言うたらメジャーな可愛さで、「テレビで見かけるやつ」「長年愛されてるやつ」「大型新人」みたいな存在で埋め尽くされており安定感が半端ない。長きに渡り愛されているorいくだろうという安心感が可愛さに拍車を掛けている。どいつもこいつも可愛いし多彩なグッズ展開で眺めていて楽しい。

丸みを帯びたフォルムから鉄壁のプロフェッショナルを感じる。スガシカオのProgressが聴こえてきそうだ。

一方、それらを眺めながら自分の好みは決してメジャー志向では無いのだなとも感じている。この分別は僕の印象に基づくのでこの表現に違和感を覚える方もいるかも知れないけど、キディランドがメジャーであるとすると、僕の中ではヴィレッジヴァンガードがインディーズの最大手であり、ビレバン(何故か略称で書くとヴィをビに置き換えた方がしっくりくるが、公式はきちんとヴィレヴァンと書いている)に並ぶキャラクターの方が何となく好きなのだ。

勢いとパンチ力で隙も多い感じで強行突破を成すキャラクターがとても好きなのだ。

LINEのスタンプでいうと公式になくてクリエイターで売られてる的なキャラクターたち。

最近では音楽と同じでメジャーとインディーのボーダーが曖昧になっている気もしており、キディランドにもヴィレヴァンで爆裂ヒットしたキャラクターが登場する様になっている。

Twitterヴィレヴァン経由で鴻池剛さんの猫のポン太がキディランドに並んでいるのを見た時は「岡崎体育かよ」と衝撃を受けた。ポン太は可愛い。岡崎体育は可愛くは無いがどの曲も面白いからスゲーと感心しながら聴いているし、パイナップルが好きでバイキングで食べ過ぎて腹を壊した岡崎くん(同じ苗字!)に似ていて親近感が湧く。

岡崎体育の話はさておき、そんな訳でヴィレヴァンに並ぶキャラクターがとても好きなのだけれど肝心のヴィレッジヴァンガードがキディランドより行動圏の中で遠い為、平日の疲れた心身ではそこまで辿り着けない。客層もヴィレヴァンの方がパーソナルスペースが広い人たちが狭い店内に集まるので圧を感じる。(※個人の感想です)生きていく強さが足りない。僕がヴィレヴァンにおけるBLEACHの登場人物ならチャドで、霊圧消え過ぎて心配通り過ぎて2chのスレでネタにされるレベルだと思う。

もう少し体力及び精神力を養う為に筋トレでもした方が良いのかも知れない。「筋肉だけは自分を裏切らない」みたいな風潮が非モテ界隈には根強くあるからそういう発想になってしまう。見た目はともかく実用に関しては筋肉だって裏切ることあるとも思うんだけど、それは言わないお約束である。

そう言えばTwitterで流行る筋トレは「お手軽にスゲー効く」が主題だと思うんだけど、それにしても短いスパンで新たなお手軽筋トレが世の中に出てくるので「どんなにお手軽でも皆続いてないから別の手段が流行るんだな」としみじみ感じる。腹筋を鍛えるパターンが多い気がしている。お前らどんだけ腹出てるんだよ。

僕は未だに一時期流行った腰を回すやつを週3くらいでやっている。ただの習慣になっており、そこは最早意図すらない。これはこれで問題がある。

元の話に戻れなくなってしまったのでこの辺で終わらせる。軌道修正が年々下手くそになっている気がする。

 

さて、6月に祝祭日が無いという理由で2日の有給休暇の取得を職場が推奨してくれたので遠慮なく申請し、その1日である金曜と土日をぶち込んで東京ディズニーリゾートへ行ってきた。

シーとランドを1日ずつという行程である。

毎年、幕張メッセに向かう電車の通過駅の1つであった舞浜駅に降り立つことになるとは思ってもみなかったし、食べ物も飲み物も物販もチケット代すらもフェスより安くて衝撃を受けた。当たり前だけどモッシュもダイブもなかった。

結論から言うと楽しかった。

90分くらいならアトラクションの列に並ぶのもあまり苦にならない。個人的にはシーではトイストーリーが、ランドではくまのプーさんのアトラクションが好きだ。超楽しかった。

勝手なイメージでディズニーの世界で最強なのは女子高生だと思っていたのだけれど、実際は子連れの女性同士のグループが生態系の頂点に君臨していた。

女子高生たちが子供の面倒をみながら楽しめる彼女たちの強さの前にバッタバッタとなぎ倒されていく様は驚きであった。

あとはディズニーはどんな場所でも自撮りが出来るとんでもなく作り込まれたテーマパークであることを女性陣から教わった気がする。

「こんな所で自撮りすんの!?」と驚くものの、確かに超フォトジェニック。マジで天才だと思ったし、この人たちが見てるディズニーは僕の見てるディズニーよりキラキラしてそうでいいなーと思い、軽い敗北感を味わいながら細かく見て楽しむ術を学んだ。

また行きたい。

感想はさておき、初日のディズニーシーでクマとネコのぬいぐるみ(各3900円)を購入した。

クマは朝一で購入してそのまま抱えて園内を散策したし、翌日のランドにも連れていった。

そこそこの大きさなので持って帰るのが大変な気もしたのだけれど、どうにも欲しくなってしまったので買ってしまった。

めっちゃ可愛い。めっっっちゃ可愛い。真顔でこれを書いているんだけど、めっっっっっちゃ可愛いと思っている。

アトラクションやパレードの待ち時間は、ぬいぐるみを操る為に入念に可動域や手足の動きなどを触って確かめ、色々なポージングの練習を徹底的に行った。

結果、2日目にはやりたい動きが自然と出来る様になってきた。まだまだではあるが初級クリアというか。

何を言っているのか解らない人もいるかも知れないが、要するにサッカーであれば「ボールのどこをどれくらいの力で蹴ればどこへ飛んでいくのか」を身につける基礎練習がこれに該当する。

ぬいぐるみを上手く動かすには、それと同じようにどこをどのくらいの力で押せばどう動くのかを練習するしかない。練習あるのみだ。努力なくして技術は身に付かないのである。

男性特有の硬い動きが出てしまうと、初々しくて良いのだけれどぬいぐるみ本来の可愛さを活かすという点では0点である。

恥ずかしさ半分の無骨な動きは男性を可愛く見せるがそれだけである。ぬいぐるみは好感度アップの為の魔道具じゃねえぞ。ちなみに僕は烈火の炎よりも植木の法則派です。

それぞれのぬいぐるみの性格、設定にあった動かし方があるし、その中でまず基本になるのが柔らかく滑らかな動きである。それを押さえて初めて各ぬいぐるみらしい動きを加えていく必要があると僕は考えている。

その点においては2日でクマの方は基礎がそこそこ身についたと思うので、今後もより良い動きを追求していきたい。

ただ潮風と暑さによる汗や埃っぽさにまみれた為、購入2日目で滴る程にファブリーズを浴びせられ、帰ったらぬいぐるみの大敵お風呂(型崩れの危険がある)という地獄の行程を恐らく強いてしまうことを申し訳なく思っている。

何にしても可愛いぬいぐるみなので今後も大事にしたい。

ちなみにクマの名前は公式にはダッフィー、ネコの名前はジェラトーニというらしいので、クマには「マック」、ネコには「さしみ」という名前をつけた。

 

またー。