性格の悪そうなBLOG

いちいち長いですが中身は特にないです。

プロ餃子ペナントレース初観戦日記。

人生初のプロ野球観戦に甲子園まで行った。

野球部だったにも関わらず、プロ野球中継でアニメを筆頭とするテレビ番組が延期・遅延するのが許せず(攻守交代の際など自分は常に全力疾走を求められるのに金貰っている上にテレビ番組阻害している癖に走らないプロ野球選手が許せなかったという意味)、プロ野球が好きではなかった。

それでも縁あって観に行く事になったので拒否するのも変な話だなと、野球を全く知らない同行者もいるとの事で解説役くらいになれたらラッキーという気で行った。

大抵の人が中止を予想していた中、急激に天候が回復したので無事に開催されたゲームの対戦カードは阪神対ヤクルト。

ホーム側の一塁席でダラダラとビールを飲みながら眺めて、というつもりがプロ野球選手のガタイの良さだったり球のスピードだったりファンの応援だったりにテンションが上がってしまい、特に7回のジェット風船を飛ばしてからというもの、阪神の攻撃中は声出しっぱなしで終わってみれば喉はガラガラであった。

阪神は最後の最後まで粘ったものの負けてしまったのだけれど、それでも生で観る分には楽しかった。(単純にテレビを観なくなったせいで好感度が持ち直して来ていたのかも知れない)

負けた試合で楽しかったのだから、勝った日にはどんだけテンションがアガるんだろうと新たな興味が湧いた。

ただ、惜しい負け方をしたお陰か想像上のTHE阪神ファンな強烈な野次が飛び交う空気感を味わえたのも収穫と言えば収穫であった。

その後、おかしな興奮により時間の感覚を失った一同は焼肉を食べて感想を述べているうちに終電を逃し、カラオケで朝を待つ展開となってしまった。控えめにいってもバカ。瀕死の状態で始まった土曜日は散々な出来であった。

そんな中で観た有頂天家族2の最終話は、親近感と縁遠さを同時に成してしまう京都の雑多さに少し嫉妬してしまったのと、1を観ていないのせいか最後まで主人公に感情移入出来なかった。

それでも12話を毎週楽しみに観れたのは単純に面白かったから。地獄の話などとても好きだったので、改めて六道珍皇寺に行って地獄の勉強をし堕ちる日のために心構えをすると共に下鴨神社などブラブラと聖地巡礼をしたいなと思った。

  

そう言えば、餃子の王将で聴くAqua Timezの「決意の朝に」のBGMがマジでノスタルジックJPOPである、という話なんだけど。

スーパーやファミレスや餃子の王将で流れるJPOPのよく分からない電子音アレンジのBGMは好きな曲よりも割と思い入れのない曲の方が琴線に触れる気がするのは僕だけなのだろうか。

僕にとってのキラーチューンが何故かAqua Timezの「決意の朝に」であり、そのカードの効力が最大限に発揮されるフィールドが何故か何故か餃子の王将なのである。

ファンだった訳でも世代だった訳でもなく、バイトの都合で主題歌となっていた映画ブレイブストーリーのDVD販促映像を一時期延々と観ていた期間があっただけの曲なのだけれど、この原曲から良くも悪くも主張を削ぎ落としまくったBGM版が何故だか毎度ガツンと後頭部をぶん殴ってくる。切ない気持ちになる。

餃子の王将に行くと結構な頻度で聴こえてくるので、数多あるであろう曲の中ではかなり相性は良いのかも知れない。

切なくなるものの、肝心の切なさの中身がまるで空っぽなのでどんな顔をして聴けば良いのかまるで解らず困惑してしまう。

思い出したくない強烈な出来事を記憶の奥底に沈めて封印している可能性もあるにはあるけれど、嫌な事は大体3歳から今に至るまで残念ながら願えども忘れられなかった性格と精神構造に難のある人間である。その様なドラマチックな展開は期待できそうにない。

今後もこのBGMに鉢合わせる度に、苦笑いしながら出自不明な切なさにぎこちなく挨拶をする事になるのだろう。

ちなみに僕にとっての餃子の王将は「京都王将」なので「大阪王将」がホームグラウンドな皆様におかれましては勝手が異なるかも知れない。

僕が餃子の王将と認める大阪王将は石切の駅前にある大阪王将だけである。大学時代、卒業制作に関して協力して下さったとある施設の近くにその店舗があり、ロリコンでDir en grayが好きだった井口くんと一時期通った思い出があるだけという理由及び承認判定のガバガバさよ。

それはそうと、メニューに炒飯と書いてあるのに復唱で焼飯とコールする店員さんがいるんだけど、あれ公式メニュー表記と店員さんとのプライドがぶつかり合う音が聴こえてきそうで好きなんですよね。ふふふ。中華一番!

 

またー。