性格の悪そうなBLOG

いちいち長いですが中身は特にないです。

第一印象のしぶとさ検定。

仕事上、初対面の方と二人で長時間移動を共にしなければいけない事があり、会話に困って「パンケーキ屋に一人で並んだら女性客しかいなくて重圧から解放されたくてスパークリング日本酒をオーダーしたところ更に強烈な視線を集めてアウェイ感が増した」という話をしたせいか、その方に会う度に「最近、カフェに一人で並びました?」と聞かれる羽目に陥っている。無理に喋る必要もないのだから黙っていれば良かったと後悔しているものの、まー親しみを感じてはくれているので一概に失敗とも言えず、何とも微妙な心持ちである。

 

そんな感じで、強く印象に残る話を聞かされるとその後にその人に会った時に「◯◯の話の人だ」となってしまう、という話を今から1000文字くらい費やして書きたいのだけれど、要はそういう話が以下に記されているので、ポイントは押さえたしテストはバッチリ的に要領が良くて忙しい現代人の方はここまでで充分です。お疲れ様でした。感謝!

 

さて、先日「実家でアダルト動画を見てる時にカモフラージュとして志村動物園をテレビで流しっぱなしにしていたら親が入ってきてスマホの画面は閉じれたけどパンツをあげるのが間に合わず、動物の赤ちゃんコーナーを下半身丸出しで鑑賞しているのを見られて慌てた」という話を飲み会で聞いた。

完全に悲劇であるものの、一番ショックなのはどう考えても親である。ナニ気持ちよくなってんだよ、ていうかナニでナニが気持ちよくなってんだよという話であり、冷静になればアダルト動画でも見てたんだろうとなりそうなものの、そもそもたまに実家に帰ってきたかと思えばナニしてんだよという気持ちになるし、目にうつる全てのことはメッセージとして純粋に動物赤ちゃんコーナーで興奮していたと捉えても結構親という立場上複雑な気持ちになってしまう。

勿論性癖は人それぞれあるものだし、それを否定するのは論外であるけれど、それにしたって聞いているこっちの胃が重くなる思いである。(後に感情移入する先がおかしいと指摘を受けたけれど、笑い話に出来てる当人に感情移入する方が難しいだろう)

まあ当方セクハラ発言は死ぬ程苦手な癖に明るい下ネタはストライクゾーンが広いというそこそこ素直な性格をしているのでゲラゲラ笑わせて頂いたのだけれど、これがその人とほぼ初めてちゃんと話す機会であった為に、その後彼がどんだけ為になることを言ってくれても「参考になるなー、動物赤ちゃんコーナーさん」という気持ちになってしまう。

普通にアドバイス内容が的確で助かっているにも関わらず、下半身丸出しで動物赤ちゃんコーナーを観ていた人という印象が付き纏う。それを蔑んでいる訳でも面白がっている訳でもなく、単純にそういう話をしてくれた人だという気持ちで、自然とそう覚えてしまったが為に更新が上手く出来ない。印象の上塗りが効かない。全然無理。

これと全く同じ現象が「元カレ5人のうち2人が哲也という名前だった」という話をしてくれた人でも起こっている。何を話していてもふとした瞬間に「哲也キラーは頭の回転が早いな」という気持ちになってしまう。

などなど、これらのエピソードにより初対面で飛び道具をつかうことへの良し悪しを身をもって感じている。 

ただ基本的なカードだけでは印象が薄いのもまた事実で、飛び道具の中でも後に気まずくならないものを厳選していく必要性も併せて感じている。程よい所に上手く置きにいく技術をどうにか身につけたいものである。

 

因みにこの部門で最近一番笑ったのが某有名男優が出演しているAVしか観ないという知人女性の話だった。ただ彼女とは初対面ではなかったのだけれど、それでも意外性と妙に強烈な説得力(やりかねないという凄みが本人に備わっていた)があり、迫り来る笑いから逃れられなかった。

後に他の人物が生み出したガセであることが発覚したのだけれど、ガセなのにその印象がどうにも抜けないでいる。強烈過ぎるんである。名誉毀損で訴えられればいいのに。

これは流石に失礼であり申し訳ないものの、このガセを聞いて以来その方とお会いしていない為、まだ猶予はある。

ちゃんとリセットしてお目にかかりたい。その機会があるかは定かではないが、やる気だけはあるので上手い事印象を塗り替えておきたい。

 

またー。