性格の悪そうなBLOG

いちいち長いですが中身は特にないです。

三連休に三連続で三振。

三連休の記録。

 

華金と呼ぶにはあまりに遅い時間にようやく仕事が終わり、何故か7.5キロのダンベルを持った状態の酔っ払いと通話して彼の生存を確認するだけの金曜日となってしまった。謎だし癪過ぎて三連休は最近やりたかった事を1つでもやろうと心に決めて眠りについたら友人と2人で揃ってアーティストに殴られるという悪夢をみた。

 

土曜日、朝の10時からカットとヘッドスパ

折角辿り着いた土曜日に何が悲しくて朝の10時に間に合う様に起きて外出しなくてはならないのか、予約したのは自分なのに微塵も納得がいかず、過去の自分に会えたら滅茶苦茶文句を言いたいと思いながらもお店に迷惑掛ける訳にもいかないので無理やり起きてせっせと向かった。

シャンプー及びヘッドスパのスペースへの通路が狭く、そこに向けて足を投げ出す格好となるレイアウトのお店なので毎回自分の足に誰か引っかかったらどうしようという不安に駆られて足を完全に伸ばせないでいるという話を遂にヘッドスパ担当のスタッフさんに打ち明けたところ「思い切り伸ばして大丈夫ですよ!そんなに長くないです!大丈夫ですよ!」と朗らかで明るい口調で足の短さについて指摘を受けた。

ありがとうございます、今後思い切り伸ばしたいと思います。

帰りに冒頭の最近やりたかったことの筆頭であるバッティングセンターへ行くというのを実行しようと立ち寄るも打席が少ない店舗だった為か混み合っており諦めた。

かなりガチめな出で立ちの野球人っぽい大人か、楽しそうな子供及び家族連れしかおらず、ちょっと場違い感があって入り辛かった。

何もしないで帰るのもなと思い、移籍するつもりだったスポーツジムとの契約をしてから帰った。

家事をこなすなどして、夜にそのジムへ行ってみたところ時間帯の問題もあるのか本格的に身体を鍛えている人ばかりが一心不乱にマシンで筋肉をいじめ抜いており、半端者が混ざってすいませんと気圧されながら汗を流した。

夜はさっさと寝た。

 

日曜日、今度こそと思って最寄りのバッティングセンターをいくつか検索したら徒歩30分近い場所に昨日チャレンジした店よりも大きいバッティングセンターがあり、そこへ行く事とした。

現在の家に引っ越して2年が経つものの、日常の通勤や買い物や徒歩で済むので自転車を買うに至らず、車については所持したいとも思っていないせいで徒歩30分は「歩いて行く距離」という認識になってしまっている。麻痺してしまっている気がするんだけれど、まあ運動になるので健康には良さそうな価値観の歪みと評価したい。

ウォーミングアップも兼ねての徒歩30分の最中、長いこと聴いていなかったアーティストのミニアルバムをしっかり聴いたり出来て有意義ではあった。でもやっぱり徒歩30分は当然ながら30分掛かっており時間が勿体無い気がする。

自転車を遂に買うべきなのかも知れないと思いながらバットを振った。

野球を辞めてからの人生の方が長い割に球速120キロでも空振りはしなくて一安心だった。ガラスのドア越しにどこぞの子供が滅茶苦茶見てくるので緊張感が凄い。

しかしながら振り遅れやら思った所に上手くバットが出ていないせいでライト線のファールやボテボテのゴロばかりを量産してしまい、「実戦なら死んでいる…」という戦争映画か何かのワンシーンの様な感想を抱いた。

120キロと言ったら「おおきく振りかぶって」の主人公三橋投手の球速がその辺りだった気がしており、三橋くんのボールに振り遅れていると思うと異常に悔しくなり、バッティングセンターに通おうと思ったし練習の為にバットをamazonで購入するに至った。(帰りにスポーツ用品店に行ったら超本格仕様の高いバットしか置いてなくて「いや、金属の棒に4万は出せないわ」となってしまった。ニワカだから。真剣に取り組んでいる皆様には申し訳ない。)

冷静に考えてライバルが2次元というのは中々に何を言っているのか解らない、精神が錯乱しているのではないかと思わなくもないけれど、目標があってこそ凡人は努力出来るので三橋くんとおお振り読者には悪いが一方的にライバル視させて頂く事とする。頑張るぞー。

夜は映画「帝一の國」を観る。面白かった。

千葉雄大さんが綺麗過ぎ、この美しさを失わない為ならば彼が患う病の類を代わりに引き受けたいなどと意味不明な願望を抱きながら観た。

 

月曜日。

前日のバッティングセンターの名残りか筋肉痛が凄い。右利きなので右打席に入るんだけれど、子供の頃に教わった左手は捻り気味で構えて添えるイメージで右腕の力で球に振り下ろすというのをやり続けたせいか右腕が主に痛い。

前日のフォームを徐に鏡の前で再現してみると腰が落ちておらず、踏み込み方もただ足を出しているだけという感じで見るのとやるのじゃ大違いだなーと思った。

やってるうちは意識して幾ら注ぎ込んだのか数えてなかったけれど、財布から消えたお金で換算すると150球以上も打ったらしく、普段と違う運動を急にこんだけやったら筋肉痛にもなるわなと思いながらアニメを観るなどして身体を休めた。

昼からは甲子園球場阪神タイガース読売ジャイアンツ戦を観戦に行く。今月3回目の甲子園で今月3回目の巨人戦である。去年は自分のスケジュールの都合上、ベイスターズ戦ばかり観ていた時期もあったので6チームしかいないリーグだとそんなものかなと思う。

しかしながら巨人戦は野次が普段よりキツいので疲れる。熱心な阪神ファンは「そういうもの」という風習、文化として巨人を罵る様に出来ている気がする。それの善し悪しを語るには僕は歴が浅過ぎるけれど、全然得意じゃないから聞いてて辛くなる。でも阪神タイガースが好きだし、生で観たいから通いたい。

試合は0が両チーム合わせて24個並んでの引き分けという結果だった。

投手陣の頑張りで何とか引き分けた阪神と、決め手を欠いて引き分けてしまった巨人という印象を受けた。投手戦というよりはどっちも点が取れなかった、というニュアンス。

阪神は不可解な判定に泣かされた部分もあったものの、概ね勝負所で弱さを露呈して得点を奪えなかったと思う。バントに行くべき下位打線にヒッティングを指示したり、逆に1〜2番打者がバントの連続失敗を犯したりと監督も選手も攻撃面でチグハグだった。

そんな試合内容とは関係ないのだけれど、主要な選手には個人別に応援歌があり、打席に立つと歌って応援する。

これのBPMがどの曲も若干上がっている気がする。バンドがライブを重ねるにしたがって音源や初披露時よりテンポが上がっていくというものが野球の応援歌でも起こっているなんてと笑ってしまった。

僕の推しの選手は今シーズン基本的にサードを守る大山選手で、彼の応援歌が他の選手よりも言葉数が多く、息継ぎポイントが少ない曲で、元々そうなのにBPMが上がることによって息継ぎポイントがほぼ消滅してしまい歌い切るにはかなりの肺活量を要する鬼曲と化している。

部分的に飛ばして歌えば良いとは解っているが、いかんせん推しの選手である。苦しくとも気合いで全文歌ってはゼーゼー言っている。肺活量が鍛えられそう。

ポジション争いもある超実力主義の勝負事の世界で、推し選手に応援歌を作って貰えてそれを歌えるというのは凄いことだと思うので肺活量を鍛えるトレーニングだと思いながらテンポの速い応援に喰らい付いていきたいと思う。

 

負けたり引き分けたりした試合の後、ユニフォーム姿で阪神電車で梅田に出て乗り換えようと歩いていると大体見知らぬおっさんに「阪神勝てよ!」「どうにかしてくれや」などと批難される(そんなに悪い気はしない)ので、正直知らんがなという感じではあるのだけれど「はーい次頑張りまーす」「応援ありがとうございまーす」など返して帰る。現地で観戦したファンはこの様な敗戦処理を担うことでよりチームを身近なものに感じる様になるのかも知れない。

 

三連休が終わると当たり前だけど平日。

推しの選手も頑張ってたから自分もそれなりに頑張らないと。

 

またー。