性格の悪そうなBLOG

いちいち長いですが中身は特にないです。

無限メールボックス(テクノremix)

Aマッソとお仕事されてる放送作家の方のメール未読が40000件という話をYouTubeで観て、メールボックスの未読はこの衝撃的に精度を求められる世の中における数少ない笑って許してもらえがちな適当スポットなのだなと感じ、自分の未読メール4000件の遥か上(もしくは下)がいると思えた安心感も相まって自己肯定感が微増するに至った。まあ必要なメールをチェックしないのは問題ではあるが、不要なものを放置しても迷惑がかからないというのが良い。
現実のメールボックスだと日常的に不要なものを処分しないと届けてくれる方に迷惑が掛かるのでどうせ必要なものなどないと判りながら開けなきゃならんので、その些細な煩わしさがよりネット上のメールボックスを無理に掃除しなくて良いという気持ちにさせるのかも知れない。
挙句、ネット上のメールボックスは操作一つで空っぽに出来てしまうのが最高に良いのだけれど、万が一消して困るメールがあったら、とある訳ないのに考えてしまい出来ないでいる自分は、ミサイルの発射ボタンを前に「いざとなったらやってやるからな」と言いながらも「いや、でも押したら最後だからな…」と押せない最高責任者の葛藤みたいなものを疑似体験しているのだと思うと、あらゆる立場、シーンで同ジャンルの事が起きているのではとも思うので、まあ皆それぞれ大変なんだなぁと微かな仲間意識を抱いたりする。
とは言え世の中にはきちんとチェックしている人たちも沢山いると思われる訳で、どうやったらチェックする様になるのかなとボンヤリ考えたりすると割と時間も潰れて通勤時間が快適である。
例えば電車の乗った車両の乗客で未読の総数が一番多い人が三駅前で下車のペナルティー対象になるような世界だったらきちんとチェックする様になるのか。考えた結果、否である。
僕はその条件でも「Aマッソの放送作家さんの様な人と乗り合わせていること」を願って放置するだろうし、会社に遅刻することはあっても運動不足も解消されて健康診断も億劫じゃなくなるだろうし、己の怠惰さを人と比べて歩かされるか否かのギャンブル性の虜になってもっとギリギリを攻める様になり生活に変なハリみたいなものを得てしまいそうなのでむしろよろしくお願いしますという感じになってしまうんである。
そんな調子で特に必要性もない為に解決策も浮かばん訳だけども、とりあえず今後も時々はチェックしていこうとの結論に至った。
そういう事をしていると本来通勤中に読み進めたかった本が微塵も進まない訳で、その本が効率を評価に結び付けるにはどうするやという内容なので真逆のことをやっており、まあ仕事の為の本をサクサク読める性格でもないのでカウンターっぽい構図でもしゃーないなと思うと共に生活の為に仕事してる勢だから仕事の為に生活できないんで…と大雑把に二分した捉え方で言い訳をかましてへへと笑う次第である。
それにしてもTHE WでAマッソが優勝出来なかったのが悔しいな。

来年以降を楽しみにしたい。


そう言えば、映画「ピンポン」のBGMがテクノめなのは石野卓球さんの名前から「石野卓球…卓球…ピンポン!」となったからではないかという説をしょうもなさ過ぎて高校生の頃から内に秘めた続けていたのだけど、先日友人に会った時にポロっと口にした。
卓球の競技で生じる音とテンポはテクノがピッタリなのでそんな訳ないんだけども、面白くないしなんか恥ずかしい程単純な発想なのでずっと言えなかった事をこんなに簡単に、特に意識せず口にしている自分にとても驚くと共に、口にしたとて何が変わる訳でもないんだよなという当然の所に行き着いた。
悶々としていた訳ではないものの秘めていた思いの様なものがひとつ成仏した気がして少し肩が軽くなった気がした。
こんな事で?という感じだ。


それはそうとソニーが薔薇の花の部分を掴めるロボットを開発したというニュースを観て、その繊細な力加減に仰天し「薔薇の花みたいな繊細なものを掴めるってことは、そのうち人間の心も掴めるようになるんじゃないですかね?」みたいな事を言ったらビックリするほどウケなくてやってしまったと思った。
余りに下手な展開のせいでこのニュースの凄さが伝わらなかった可能性が高く、ソニーの足を引っ張ってしまったと反省しているが、これがどんなにすごい事か。
僕は未だに卵を割る力加減をミスって殻が入ったりするというのに。
マスク生活においてこの季節一番難儀なのが、メガネにスプレーするタイプの曇り止めを力入れて拭き取ってしまい、膜が張れず曇り止めが機能しないということである。
このロボットの力加減ならその程度の繊細さは超越してくるのだと思うと、ロボットに負けたというか、もう早いとこその辺もまとめてお願いしたいという気持ちになっている。待望である。幾らでお迎え出来ますの?と心の中のお嬢様が申しておる。
まあ現実的に生活へ影響を及ぼすほどの普及を見せる頃には曇らないメガネの方が先に出来ているだろうし、もしくは自分が力加減覚えろよという話である。よーしがんばるぞー。


またー。